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2022年11月30日 イイね!

今週土曜日はメディア4耐! みんな筑波サーキットに遊びにきてね♪

今週土曜日はメディア4耐! みんな筑波サーキットに遊びにきてね♪こんにちは。
みんカラスタッフのTAKASHIです。


突然ですが、みなさん、今週の土曜日は何をしていますか!?


当然、筑波サーキットに行きますよね!?

そう!

今週末は筑波サーキットにてメディア4耐こと「第33回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が行われます!

ちなみにメディア4耐とは…

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クルマの走る楽しさを伝えるべく、普段は取材する側のメディア自らチームを組み、4時間の耐久レースに挑みます。ドライバーも、各媒体に関わるジャーナリストや編集者がレーシングスーツを身にまとい、レース仕様に改造されたマツダ ロードスターを操ります。初代ロードスターが発売された1989年から毎年1回のペースで開催され、今大会で33回目を迎える国内屈指の伝統レースです。
++++++++++++++++++++++++++++


ここ数年は新型コロナウイルスの影響で無観客レースが続いておりましたが、今年は久しぶりの有観客でのレース。決勝は12時からですが、サーキット同乗体験優勝チーム予想クイズなども開かれるので、ロードスター好きやレース好きは是非足を運んでみてはいかがでしょうか?


>>当日のコンテンツの詳細はこちら


今年の見どころはもちろん、私TAKASHIの勇姿!





と言うのは冗談で…(なら行かないとか言わないで…)

みんじどでコラムを書いてくださっている3人のオーサー、D1ドライバーの下田紗弥加選手、自動車ジャーナリストの山田弘樹さん、自動車ライターの伊藤梓さんが一同に集まります!
しかもそれぞれ別々のチーム(伊藤さんはピットレポーター)。








さらに、みんカラのピットにお越し頂き、みんカラの「何してる」などに投稿頂いた方には素敵なプレゼント(ツマラナイモノとも言う)もあげちゃいます!

数に限りがあるのでみんな朝から行こう\(^o^)/
餌で釣る(真顔)


下田さんの笑顔を拝むのも良し!
山田アニキのドラテクを盗むのも良し!
必死でレポートする伊藤さんを追いかけるも良し!
TAKASHIに差し入れをするのも良し!爆


ちなみに当日のスケジュールはこんな感じ。





行けないよーという方は、YouTubeでLIVE配信もされるのでこちらを是非チェックしてみてください!
伊藤さんが一番拝めるのはコレかもしれない…。




天気も良いみたいなので、12月3日は是非筑波サーキットにお越しください〜!
carview!/みんカラチームの応援もよろしくお願いします!


>>メディア4耐の詳細はこちら!

マツダのホームページには当日の情報なども載っています!

>>チケット情報はこちら!

写真:マツダ
Posted at 2022/11/30 17:01:06 | コメント(0) | トラックバック(1) | 走行会・イベント情報 | 日記
2022年11月07日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ!Vol.4 ~新型シビックタイプRを鈴鹿サーキットで乗ってきた!~

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ!Vol.4 ~新型シビックタイプRを鈴鹿サーキットで乗ってきた!~みなさんごきげんよう!

モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

クルマ好きの、クルマ好きによる、クルマ好きのためのコラム「そうだ、ニュルへ行こうよ!」。

第5回目となった今回は、みんカラスタッフTAKASHI君と一緒に、新型シビック タイプRを鈴鹿サーキットで試乗してきました!

そして、あのクルマの偉大さを再認識することになりました。

++++++++++++++++++



山田弘樹(以下:山田):シビック タイプRすごかったね!

TAKASHI:しかも鈴鹿で!

山田:そうだよ。みんな簡単に「鈴鹿、スズカ」なんて言うけどさ、あの国際コースを走れるだけでも、すごいことなんだ。

TAKASHI:グランツーリスモで予習したんですが、実際のコースは迫力が違いました。セバスチャン・ベッテルが「世界一鈴鹿が好き」と言うのも納得です。

山田:SUPER GTが走るサーキットの中でも旋回Gが一番高くて、最もタイヤの負担が掛かるコースだと言われているんだよ。初めて走った時はもう、ただただ怖いだけだった(笑)。





TAKASHI:でもシビック タイプRだと怖くなかった。ほんと楽しくて、「このまま、ずーっと走っていたい!」と思いました。

山田:それはTAKASHI君がある程度サーキット走行をしているせいもあるだろうね。あとバイクに乗っているから、高い車速に慣れているせいもあるよ。

でも冷静に考えると、あの速度域をアマチュアドライバーで走れるんだから、シビック タイプRは相当ヤバいよ。

TAKASHI:確かにそうですよね。本当にすごいことだと思います。

山田:それができるのは、まず車体や足周りの剛性が高いから。だからストロークのあるサスペンションにすることができて、動きが穏やかになる。

TAKASHI:運転していてピーキーなところが全くありませんでした。リアもどっしりしていて、安心してターンインできました。

山田:縁石をまたいでも、車体がフラットだもんね。すごくしなやかにバネ下が上下動して、ちょっと感動した。





TAKASHI:エンジンもパワフルでした。

山田:出力的には10PS/20Nmしか上がっていないんだけど、冷却機能が向上したからパワーを発揮し続けられるんだよね。





TAKASHI:フロントバンパーの開口部なんて、先代モデルに比べてそんなに大きくなったとは思わないんですけどね。

山田:開口部は大きければいいってモンじゃないんだよね。空気抵抗が少なくて、空気の流れる速度が速くなる形状にすることが大切なんだ。

あとはボンネット側できちんと空気を抜いているのが効いているみたいだよ。新型は風洞で空力性能をさらに煮詰めたんだね。





TAKASHI:今回の先導車は先代のリミテッド・エディションだったから、特に違いがわかりましたよね。先導してくれたGTドライバーのおふたり(伊沢拓也選手と武藤英紀選手)も、かなり大変だったみたいですし(笑)。

山田:そうなんだよ。いくつか記事でそのことを書いたときに「それは先導してくれたドライバーがペース合わせてくれたんだよ!」みたいな書き込みがあったんだけど(笑)、伝えたかったのはそういうことじゃないんだよね。

TAKASHI:もちろん基本的な運転能力は必要だけれど、クルマの差が劇的に違いましたよね。





山田:そう、がんばらなくてもコーナーやストレートで追いついちゃうんだ。

むしろ自分のようなアマチュアドライバーが乗っても、余裕をもってハイスピードドライビングできるポテンシャルに注目して欲しいんだよね。

伊沢拓也選手が4月に鈴鹿をアタックしたタイムは2分23秒120でしょ?

当日は気温が高かったこともあるけど、タイム的に今回の試乗会は2分30秒フラットくらい。つまりまだまだ新型シビック タイプRには、全然余力があるということなんだよ。

TAKASHI:うわー、それすごいですね。





山田:そんな新型シビック タイプRだったわけだけど、"みんじど"的にはどうかな?

TAKASHI:ボクはものすごく欲しい! と思いました。ただ……。

山田:ただ?

TAKASHI:やっぱり高いなぁって。正確に言うと「買えるなら欲しい!」です。

山田:なるほど。でもそれは、日本が超デフレだからだよね。北米やヨーロッパの感覚でいうと所得も1.5割増しだから、あの性能が500万円くらいで買えるのって大バーゲンなんだと思う。

TAKASHI:たしかにアレが300万円台後半だった絶対買ってますね!笑
乗り心地もさらに良くなっている感じがしたし、5ドアだから普段も使えますし。

山田:実は鈴鹿の後に、九州の試乗会で一般公道も走ったんだ。

TAKASHI:ノーマルタイヤ(ミシュラン パイロットスポーツ4S)を履いた試乗ができたんですか? どうでした!?
※注:鈴鹿サーキットの試乗では補修パーツとして用意されるサーキット向けタイヤ「ミシュラン パイロットスポーツ カップ2 コネクト」が装着されていた。





山田:そこの判断が難しくてさ。確かに乗り心地は先代よりさらに良くなっていたんだけど、ファミリーカーと呼ぶには少し固いな……と感じた。当たり前だよね、あれだけの走りをするんだから。

ただ比較試乗した「シビックe:HEV」が6000kmくらい走っていて、このアシかなりこなれてしなやかだったから、タイプRもそうなる可能性はある。

でもやっぱり、265/30ZR19の幅と、パイロットスポーツ4Sの剛性だと、横揺れしたときの乗り心地はちょっとだけ厳しいなぁ。

TAKASHI:若い人なら大丈夫そうですね!笑

山田:あっ、またそういうこという(笑)。

でも若い人にとってはちょっと高いでしょ? 逆に「セダン的な使い方ができるなら買えるカモ!」って考えている人は奥さんを説得する必要がありそう。





TAKASHI:そう考えると、タイプRが5ドアハッチである必要ってあるのかなぁ。だったら、もっと小さいタイプRが欲しいです。

山田:本来シビックは、そういう「庶民のスーパーカー」だったよね。

でもシビック自体が大きくなってしまったから、矛盾が生じる。というか、次のフェイズに行ってしまったんだ。

TAKASHI:大きくなったシビックをベースに造れば当然エンジン排気量もパワーも大きくなるし、ホイールベースが長くなるから「そしたらニュルもアタックしちゃえ!」となるわけですね?





山田:そうだね。代を経るごとにすごくなっていく。

ちなみに先代は、歴代で最も売れたタイプRだったんだ。累計販売台数は4万7200台で、世界的に「安くてすごいレーシングスポーツが出た!」って評価された。

ただ肝心な日本市場だと5年間で8100台だから、やっぱり高価なレーシングスポーツなんだよね。日本国内で一番売れたのはボクも大好きな初代インテグラR(DC2)。これが3万台くらい売れたようだね。





TAKASHI:スポーツカーとして「価値があること」と、「アマチュアでも走りが楽しめること」って、微妙に違いますよね。

山田:だからTAKASHI君も言ってたけど、今の日本のためにホンダにやって欲しいのは「フィット タイプR」を造ることなんだと思う。

先日ようやくフィットRSが出たけれど、やっぱりタイプRが欲しいよ。というかCR-Zに6MTのガソリン車があればよかったんだよな。





TAKASHI:そうですね!

山田:ホンダには「タイプRはかくあるべし!」という条件が幾つかあるんだ。

フィットだとそれを満たすことはできないのかもしれないけれど、それでも小型車はフィットしかないんだから、なんとしてもやって欲しい。

別にハイパワーなエンジンを積まなくてもいいんだよね。きっちりエンジンをレブリミットまで回せて、足周りがしっかりしていて、ブレーキがきちんと効く「スポーツギア」にしてくれれば。背が高いN-BOXの走りをあれだけ素晴らしくまとめ上げられたんだから、できないワケがないんだよ。





TAKASHI:それ、すごくいいですね。 でもそう考えると、改めてスイフト スポーツって偉大だなぁ!

山田:そう、“スイスポ”こそかつてホンダがしていたことを実践しているよ。軽自動車を作り続けているということもあるけれど、日本市場をきちんと見てくれている。

あれだけの走りを188万5400円~というプライスで出しているのって、奇跡(笑)。





ホンダにそこまでしろとは言わないけれど、300~350万円で「フィット タイプR」を出してくれたら「みんじど認定」だよ(笑)。

TAKASHI:速さやすごさじゃなくて、アマチュアドライバーが楽しくモータースポーツできるクルマとして「タイプR」を出してくれたら最高ですね!

山田:開発陣のみなさんには、きちんとその思いを伝えておいたよ!

TAKASHI:ホンダさん、お願いします!!

写真:市健治、本田技研工業、スズキ


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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
2022年11月01日 イイね!

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.4~F1日本GPに行ってきた!~

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.4~F1日本GPに行ってきた!~みなさん、こんにちは!
自動車ライターの伊藤梓です。

先日、今年一番、いえ、ここ数年一番楽しみにしていたイベントに行ってきました!

そう、F1日本GPです!!!


日本GPは、2019年以来、コロナ禍で開催が見送られていましたが、今年は3年ぶりに鈴鹿サーキットで開催されました🎊





久しぶりということもあって、なんとチケットは完売!
私も発売日にチケット争奪戦に参加しましたが、サイトに全くアクセスできないほどの盛況ぶりでした。

3日間での観客動員数はなんと約20万人!
今回は、めちゃくちゃ盛り上がった日本GPを、いちファンの目線からレポートします✨





私は、F1のためにスケジュールをガッツリ押さえて、木曜日から参戦してきました。
木曜日は、基本的にマシンは走らないため、普通の人は行きません(笑)

ただ、私のようなF1オタクにとっては、ピット設営やマシンの調整、タイヤ交換の練習など、普段は見られない裏側を感じられる最高の時間なので、スケジュールさえ合えば毎回行きたいと思っています。

日本GPでは、基本的にはチケットによって観戦できる場所が限定されています。

しかし、木曜日は、グランドスタンドから西エリアまで、どこでも入ることができるんです!

私は、S字付近のアウトレット席を取っていたのですが、木曜日はグランドスタンドでピットの様子をのんびりと見ていました。





かっこいいマシンがずらりと並んでいたり、迫力あるピット練習が見られたり、メカニックさんがみんなで体操していたり……。これだけを見るだけでも幸せです🧡

そして、木曜日のメインイベントは、なんといっても「トラックウォーク」です!

ドライバーによっては、サーキットの状態を確認するために、サーキットを一周歩いたり走ったりします。

そんなドライバーたちに観客席から声をかけたり、手を振ったりして交流するのが木曜日の密かな楽しみなのです。

木曜日は、数時間しかサーキットにいませんでしたが、アルファタウリの角田裕毅選手や、今季で引退を宣言したアストンマーチンのセバスチャン・ベッテル選手、ランキングトップのレッドブルのマックス・フェルスタッペン選手などを見ることができました!





そして、ようやくマシンが走り出す金曜日!

金曜日は、フリー走行が2回行われます。

木曜日と違い、グランドスタンドは専用のチケットを持っている人しか入れないので、他の入れるエリアへと移動。グランドスタンドに続いて人気の高い1、2コーナー付近のスタンドへ行くことにしました。

今回の日本GPは、あいにくの天気で金曜日も小雨が降り続けていました。
フリー走行があるとはいえ、平日なので、いつもの日本GPならそこまで人はいないのですが、今回はたくさんのファンが詰めかけていたことに驚きました。

また、観客席では、基本的に傘が禁止なので、少しでも雨が降りそうな予報があれば、しっかりとした雨具を持って行くと安心です!

おすすめは、ビニールのカッパよりも、防水機能の高いレインウェアです。
そして、上だけではなく下に履くレインウェアと、防水の靴も用意しましょう。

荷物が濡れないようにする大きめのゴミ袋やビニール袋もあると完璧ですね!





フリー走行を見ながら「本当にF1を見ているんだ……!」と、幸せな気持ちに浸りました。
現地観戦するとなにより感動するのは、F1マシンが目の前を走るその迫力!

正直、レースの展開がどうなった、誰が勝った、負けた……そういうことよりも、生で駆け抜けるF1マシンのかっこいい姿や凄まじい音、これまで見たことのないようなとんでもないスピードを感じるだけで、「来てよかった!」と思えます。

私も現地観戦は今回で5回目でしたが、毎回同じような感動を味わうことができます。
ぜひ、F1ファンのみなさんには自分の五感全てで感じる生のF1を味わってもらいたいです🥺





ここからはちょっとマニアックな視点の楽しみ方を。

テレビや配信とは違い、自分の目で定点からマシンを観察していると、ドライバーそれぞれのライン取りや走りの違いがよく分かるんです!

特に鈴鹿の1、2コーナーは、ハイスピードからのブレーキング、ターンイン、コーナーの脱出まで全て見ることができるのでおすすめです。

金曜日は、ウェット路面だったので、マシンの動きやドライバーのテクニックの差がより分かりやすく感じました。

私が驚いたのは、メルセデスのジョージ・ラッセル選手の走り。





今年のメルセデスのマシン性能は、上位のレッドブルとフェラーリに追いついていないのですが、ラッセルは、雨の中でも絶妙なステアリングとペダルコントロールで、常に最適なトラクションをかけているのが目に見えて分かりました。

他のドライバーが滑りそうになるところでも、マシンがしっかりと前に前に走っていきます。結局、このフリー走行では、ラッセルがトップタイムでした!
それを見て「やっぱり!」と答え合わせができてちょっと嬉しくなりました😊





自分自身でもサーキットを走った経験があると、ドライバーの走りの違いが分かりやすいので、F1などレース観戦をする時にひと味違う見方をしたい方は、自分でスポーツ走行にチャレンジしてみるのも手かもしれません!





そして、いよいよ予選が行われる土曜日!
この日は悪天候の合間を縫って晴れてくれたのでホッとしました。

木・金は、写真を撮ったりグッズを買ったり、レース以外のことも散々楽しんだので、土曜からはみっちりレースに専念!

私が日本GPで取る指定席は、アウトレット席が多め。
1万3000円という破格の料金なのに、場所によっては数万円する席とほとんど変わらない場所で見られるというお得なチケットです。





最安の西エリアも様々なコーナーで見られて楽しいのですが、サーキット入り口からかなり歩くことと、指定席ではないので一度席を外すともう座れない可能性もあります。初めて行く方なら、決まった席があった方が落ち着いて観戦できると思うので、検討してみてくださいね。


予選がスタートすると、マシンの速さに改めて驚きました。

ドライでのF1の全開走行はやっぱり最高!
前日の雨のフリー走行に比べるとアベレージスピードがぐんと上がって大迫力です!

私自身、推しのドライバーはたくさんいますが、日本人ドライバーの角田裕毅選手は、この鈴鹿が初めての日本GPなので、今回は角田選手を全力応援しました🔥
とてつもない速度で走り抜けるマシンの中に角田選手を見つけると、それだけで目頭が熱くなります。





F1という世界のトップレースに身を置いて、上を目指して必死で頑張っているんだな、と。こんな凄まじい実力を持ったドライバーたちと肩を並べて戦ってるんだな、と。
それだけで心の底から応援したくなるし、間違いなく彼は日本の誇りだと感じました。

予選の結果は、この日本GPでチャンピオンが決まるかもしれないフェルスタッペン選手がポールポジションを獲得!
角田選手は、ブレーキトラブルを抱えつつも13位という好順位につけました。ポイントも狙える位置なので決勝が楽しみで仕方ありません。


予選後には前夜祭が行われました。

前夜祭は、イベントステージとグランドスタンドに分かれており、どちらにどんなチームが来るかあらかじめアナウンスされます。

お目当てのチームやドライバーがいる方は、公式のプログラムだったり、場内放送で情報をしっかり掴んでおきましょう(急に変わったりするので)。

私が行ったグランドスタンドは、入るのも長蛇の列!
前夜祭に参加したいのであれば、イベントの行われる場所にアクセスの良いところで観戦するのもいいかもしれませんね。





グランドスタンドには、アストンマーティンやフェラーリ、アルファタウリのドライバーが来てくれました。

今季限りで引退するベッテル選手が、日本や鈴鹿への思いをたくさん話してくださって、最後に日本語で挨拶してくれた時には、つい涙がこぼれてしまいました……。

改めて、日本のF1への愛がドライバーにも伝わっていて、ドライバーも日本に来るのをすごく楽しみにしてくれているのだとしみじみ感じました。





角田選手も「こんなに大きい歓声を受けたのは初めて」と言っていて、その晴れやかでやる気に満ちた表情を見て、「やっぱり応援は力になるんだ!」と感じました。
推しがいる方は、ぜひ目に見える形でその気持ちをドライバーやチームに伝え続けて欲しいです🔥





そして、運命の決勝日……なのに朝から雨、雨、雨!!!
路面は完全フルウェットで、レインレース確定です☔️

しかし、雨でもサーキットは大盛り上がり!
フォーメーションラップが始まり、いよいよスタートが切られると、ものすごい高さのウォータースクリーンが立ち上がりました。





私はS字付近で観戦していたのですが、ホームストレートの水柱が自席からでも見えたほどです。
1、2コーナーでフェルスタッペン選手とルクレール選手が激しいバトルを繰り広げるのをスクリーンで見て、うおおおお!!!とまわりからも歓声が上がりました。





ほどなくして、マシンの轟音が近づいてくるとリードを保ったフェルスタッペン選手を先頭にすごい勢いで全マシンが駆け抜けていきます。

しかし、水煙でほとんど何も見えません!
目を細めて辛うじて順位を確認すると、「角田選手の順位も上がっている!」と興奮!

「フェルスタッペン選手以降は、目の前が真っ白で何も見えないはずなのに、F1ドライバーやばすぎる!」と思った時には、もうマシンの音は遠くへと行っていました。

マシンが過ぎ去った後、立ち上った細かい水の粒がパチパチパチと顔や体を打ちつけてきます。それを全身で浴びながら、ブルブルと武者震いするような感動と興奮が込み上げてきました。

やっぱり生で観戦するって、これだよ、これ!!!





その後、雨が止まず、なんとレースは2時間以上中断に……。
私も完全防水装備だったのに、待っている間は寒くてしょうがなかったです。

雨が止む気配がないので、正直「このまま再開せずに終わるだろうな」と思っていましたし、まわりの人たちも雨と寒さに耐えかねて帰り始める人もチラホラ。

私自身は、木曜から楽しんでいることもあって、決勝の一周目を見られただけでもF1への満足度はかなり満たされていました。
それでも、久しぶりの日本GPということもあって、どんな形になっても最後まで見届けようと心に決めてじっと待ちました。

レース終了時間のカウントダウンが進むなか、少しずつ雨が上がり、メディカルカーがコースを走行し始めました。

「もしかして……」と期待していると、なんとレース再開のアナウンスが!
会場がワァーッと湧きます。レースの残り時間は約48分。このコンディションでも再開されることを神に感謝するしかありません!

セーフティーカーランが数周続いて、いよいよ再スタート!
水飛沫が立ち上るなかマシンが轟音をあげて走っていきます。





マシンが通れば、少しずつコース上の水がはけるのですが、最初の数周はまだたっぷり水が残っているため、フェルスタッペン選手以降の後続車両はまたウォータースクリーンの中に飛び込んで行かなければいけません。

その中に予選から順位を上げて走っている角田選手を見つけて、また胸に迫るものがありました。





すさまじい勢いで水柱が上がるオープニングラップで他のマシンをすり抜けて順位を上げ、再スタートしてからもその位置を堅持しようと懸命にマシンを駆っている。それを見ると泣きそうになりながら応援するしかありません。

レースは終始フェルスタッペン選手のリードで進んでいきました。

その圧倒的速さを見ながらも、会場にいるほぼ全ての観客が「周回数が少ないのでフルポイントのレースにはならない=チャンピオンはないだろう」と考えていたので、フェルスタッペン選手のチャンピオンがどうなるかというより、それぞれ推しのドライバーを一生懸命応援していたと思います。

角田選手は順位を争っている他のチームよりタイヤ交換が多かったため、一時順位が下がったのですが、そこからの追い上げは目を見張るものがありました!





鋭いオーバーテイクの連続で、ポイントには届きませんでしたが、13位まで自力で順位を戻したのは素晴らしいの一言👏

そして、2番手も激しい争いが繰り広げられていました。フェラーリのルクレール選手がずるずるとタイムを下げているところに、レッドブルのペレス選手が猛追していきます!
私の見ていた位置からでも毎周毎周差が縮まっていくのが分かりました。

ファイナルラップでルクレール選手のお尻にぴったりとつけていくペレス。その追い上げに耐えかねたのか、ルクレール選手は最後のシケインを抜けるところでコース外へ飛び出してしまいました。

このように自分のミスでコース外へ出てしまった場合には、相手に順位を譲るかペナルティを受けなければいけません。ファイナルラップの最終コーナー付近だったこともあって、ルクレール選手もそこまで考える余裕はなかったのでしょう、そのままコースへ戻り2位、ペレス選手は3位でチェッカーフラッグを受けました。





私から見ても「これはルクレール選手がペナルティを受けて、ペレス選手が2位に繰り上がるだろう」ということが分かりました。

もしフルポイントのレースでレッドブル1-2であれば無条件にフェルスタッペン選手のチャンピオンが決まりますが、今回は周回数が短く、ポイントも少ないため、レッドブルが1-2でもフェルスタッペン選手がファステストラップを獲得して+1ポイントを取らなければチャンピオンはない……と場内の誰もが思っていました。

レースフィニッシュした時点でまわりの人たちは一部を残して帰り始めました。でも、最後までレースを楽しみ切りたい私は表彰式も見ていくことに。

現地では同時通訳がなかったので、何となく英語を聞き取りながら見ていました。

事が起こったのは、そのインタビュー中。

ジョニー・ハーバートがドライバーに一通りインタビューして、3位だったペレス選手にインタビューしている時に、急にハーバートが興奮し始め「君はルクレール選手のペナルティで2位になったよ!」というようなことを言い始めました。

「ああ、やっぱりペナルティだったんだ」と思っていたら、急に表彰式がバタバタし始め、フェルスタッペン選手が呼ばれて「ルクレールのペナルティでペレスが2位に上がったから、マックス、君はチャンピオンだ!」と興奮気味に話すハーバート。

それに対してマックスが驚いた表情で「Incredible…」と答えている……「チャンピオン???なんかマックスがチャンピオンとか言ってません?」と友人に聞いたまさにその瞬間、フェルスタッペン選手の後ろの液晶がキラキラと輝いて「WORLD CHAMPION」の文字が大きく映し出されました。





一瞬、「え?!」とは思いましたが、これを表示するということは、FIA側のしっかりした裁定があったのだろうと理解して「やったーーーー!!!」と素直に喜びました!(後々、競技規則を確認をしてみると、再スタートが切られた場合は何周であってもフルポイントが与えられるというルールになっていたようです)

ホンダPUを搭載したレッドブルを駆るフェルスタッペン選手が、鈴鹿でチャンピオンを決めるなんて!

雨で中断、一時は再開も危ぶまれたレースが、こんな劇的な結末を迎えるとは予想外も外で、これまで辛かった寒さも吹き飛びました!

まわりにパラパラと残っている人たちと一緒にチャンピオンを喜んだり、フェルスタッペン選手のチャンピオンを祈願して素敵なボードを作っていた方と一緒に写真をパチリ!





鈴鹿で好きなドライバーがチャンピオンを決める瞬間なんて、おそらく一生に一度見られるか見られないかなので喜びもひとしお……。

雨が降っている時は心が折れかけましたが、最後まで諦めないで待って良かったです✨





木曜日から日曜日までとにかく濃ゆい4日間でした!

雨も多くて寒い中でのレース観戦だったはずなのですが、振り返るといい思い出しか残っておらず「また早く日本GPにいきたい!」としか思えないのが不思議です(笑)

本当に現地観戦でしか得られない感動があるので、「いきたいな」と思っている方は、思い切ってその一歩を踏み出して欲しいです!

2023年の日本GPは、9月21日〜24日。ぜひ現地でお会いしましょう!(もう行く気満々)






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伊藤梓(いとう・あずさ)
クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。
現在は、自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。ラジオパーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関連の動画などにも出演している。

YouTubeチャンネル『伊藤梓の気ままな日常』ではF1を(ほぼ)毎戦、予選・決勝をYouTubeで実況生配信中!
チャンネル登録よろしくお願いします!
Posted at 2022/11/01 11:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 伊藤梓のモタスポ調査隊 | 日記

プロフィール

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