• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

全国各地のサーキット情報を探せるみんカラサーキットはこちら!

みんカラユーザー主催の走行会・サーキットイベントはこちら!

みんカラYoutubeチャンネルはこちら!

みんなの自動車部♪のブログ一覧

2024年05月29日 イイね!

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.20~3,4月はモタスポが激アツだった‼️~

【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.20~3,4月はモタスポが激アツだった‼️~皆さん、こんにちは! 自動車ライターの伊藤梓です。

3月から4月にかけて、激アツのモータースポーツ期間でしたね🔥
私も生でこの期間をたっぷり楽しんできました!

まずは、今年日本で初開催されたフォーミュラE。フォーミュラEとは、「E」と名の付く通り、バッテリーとモーターで走るトップカテゴリの電気自動車のフォーミュラ選手権です。


写真:日産自動車


走行中は排気ガスが出ず、内燃機関のマシンより走行音も小さいことから、世界各国の市街地コースでレースが行われています。

日本からは日産が、海外メーカーからはポルシェジャガーDSなどが参戦しています。
そして、2025年からはヤマハ発動機が参戦を表明しており、さらに盛り上がりを見せそうです✨

日本でのフォーミュラEは初開催で、フォーミュラカーが東京の街並みを走るかと思うと始まる前からワクワクが止まりませんでした!


写真:日産自動車


今回、フォーミュラE第5戦東京E-Prixが開催されたのは、東京都江東区有明のビックサイト周辺。

会場についてみると、いつものビックサイトとはかなり様子が変わっていました。


写真:日産自動車


「ビックサイトの近くにサーキットができてる!」と、まずはその事実に驚きました。

コース付近には信号や標識や看板が設置されたままになっていて、それを見ると「東京の公道を本当にフォーミュラが走るんだ……」という実感が湧いてきました。




そして、驚いたのはサーキットだけではありません。

レース以外にも、ビッグサイト内では様々なエンターテイメントが用意されていて、グルメが楽しめたり、休憩場所も充実していました。






ライブステージでは、若年層や女性に人気のアーティストが来ていたこともあって、「モータースポーツが好きでフォーミュラEを見に来ている」という人だけではなく、「これまでモータースポーツに関心がなかった人」も、会場へ来てフォーミュラEのライブビューイングなどを見ることができるのはいいなと感じました。

それ以外にも、グランツーリスモをきちんとした筐体で遊べるeスポーツ体験コーナーがあったり、子供用の電動カートコースがあったり、タイヤ交換体験のタイムアタックイベントがあったりと、楽しみながらモータースポーツを体験できる展示がたくさん設置されていました。






これをきっかけにモータースポーツに興味を持った子供たちや大人もいるかもしれませんね👀

そして、肝心のレースもこれまで見てきたモータースポーツとはまた雰囲気が異なるものだったので驚きました。


まずは走行音が本当に静か!


当然ですが、エンジン音がないので、甲高くて未来的なモーター音だけが「キーーン」と響いてきます。


写真:日産自動車


例えば、内燃機関を持つフォーミュラであれば、エンジン音で周囲の音が聞こえなくなったりしますが、フォーミュラEでは、場内実況などもはっきり聞き取ることができたので、レース展開がとても分かりやすかったです。

そして、コースが間近にあるので、マシンが目の前を走る迫力にはワクワクしましたし、タイヤのスキール音もよく聞こえるので、新しい視点でマシンのバトルを見ることができた気がします。


写真:日産自動車


また、日本のメーカーである日産がトップ争いの激戦を繰り広げていたことにも大興奮でした!

フォーミュラEは、一時的にスピードアップするアタックモードもあるため、コース上で抜きつ抜かれつのバトルを見ることができます。

その中でも、日産のオリバー・ローランド選手マセラティのマキシミリアン・ギュンター選手のトップ争いは見応えがあり、バッテリーを最後まで振り絞った熱いバトルを見せてくれました!

結果的に、マキシミリアン選手が優勝し、日産は母国E-Prixで勝利することはできませんでしたが、会場はそのバトルに熱狂していました🔥


写真:日産自動車


フォーミュラEは、サーキットとは違い、市街地コースのためアクセスしやすいことや、レース以外にも楽しめるコンテンツが色々と用意されていたりと、モータースポーツファンじゃない人たちにも、好きになってもらうきっかけが詰まった新しいモータースポーツの形だと感じました。

ぜひこれからも日本でも開催してほしいですね!



そして、フォーミュラEの翌週に鈴鹿サーキットで行われたのが、わたくし伊藤がもっとも好きなF1です🏎️🔥




いつもなら10月に開催されている日本GPですが、今年は初の4月開催となりました。

しかもF1開催期間中、なんと鈴鹿サーキットの桜は偶然にも満開🌸
F1と桜のコントラストがとても美しくて素敵でした。

サーキット内に用意されているフォトスポットも桜を絡めたものが多く、たくさんの人がそこで写真を撮っていました(もちろん私も)。




昨年の日本GPは、別の仕事があって現地観戦できなかったこともあって、今年は金曜のフリー走行から楽しむために木曜から前泊して挑みました!

あいにくの雨予報でしたが、結局雨が降ったのは金曜日のフリー走行のみ。それ以外の日程は、曇りの日がありながらも決勝は暑いくらいの晴れになりました。

私はいつも逆バンク手前のアウトレットのD席のチケットを取っています。




この席はモニターも見えますし、マシンが走っているのをかなり近くで見られるにも関わらず、他のエリアよりもちょっとリーズナブルな価格なのです。

しかし、逆バンクは基本的にオーバーテイクがほとんどないコーナーなので、レースが始まったら走り抜けるマシンを見送るだけ……のはずなのですが、今年の逆バンクは一味違いました!👀

なぜか今年は決定的なオーバーテイクを逆バンクでたくさん見ることができました✨

特にすごかったのは、RBチームの日本人ドライバーである角田裕毅選手が逆バンクで2度のオーバーテイクを成功させて、最終的にはポイント圏内の10位に入賞したことです🏆




日本のファンは、様々なチームやドライバーを応援していますが、現地では鈴鹿サーキットにいる誰もが角田選手を応援していて、角田選手がオーバーテイクするとサーキット中から歓声が上がっていたのが印象的でした。

レースの結果としては、現在2年連続チャンピオンを獲得しているレッドブルのマックス・フェルスタッペン選手とセルジオ・ペレス選手が圧倒的な差をつけての1-2フィニッシュでしたが、現地では角田選手の活躍や他のドライバーたちの熱いバトルを身近に見ることができて本当に楽しかったです。

レース以外の時間は、せっかくなのでコースウォークをしたり、選手の姿がラッピングされた観覧車に乗ったりと、レース以外のコンテンツも色々と楽しむことができました。




現地観戦は、サーキットの盛り上がっている空気感を肌で感じることができますし、マシンの力強い走行音を聞いたり、その圧倒的なスピードを自分の目で見ることができるので、やはりF1ファンになったら一度は現地観戦してみてほしいです🏎️🔥

私はと言えば、またこの興奮を体験したいがために、今年もシンガポールGPの現地観戦を決めました(笑)。皆さん、ぜひ現地でお会いしましょう🌟


===================
alt
伊藤梓(いとう・あずさ)
クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。
現在は、自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。ラジオパーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関連の動画などにも出演している。

YouTubeチャンネル『伊藤梓の気ままな日常』ではF1を(ほぼ)毎戦、予選・決勝をYouTubeで実況生配信中!
チャンネル登録よろしくお願いします!
Posted at 2024/05/29 09:01:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 伊藤梓のモタスポ調査隊 | 日記
2024年05月27日 イイね!

【この方、歯医者さん&ミス・ユニバース・ジャパン】KYOJOカップに知り合い(の知り合い)が挑戦するので応援に行ったら、参戦理由がめちゃくちゃカッコよかった

【この方、歯医者さん&ミス・ユニバース・ジャパン】KYOJOカップに知り合い(の知り合い)が挑戦するので応援に行ったら、参戦理由がめちゃくちゃカッコよかったこんにちは。スタッフTAKASHIです。

先日ワタクシ富士スピードウェイで開催される「KYOJO CUP」を初めて観にいってきました。


KYOJO?
きょうじょ?
キョージョ?



KYOJO CUPとは、2017年よりスタートした女性ドライバー=競争女子だけのレース。

ヴィッツ用の1.5Lエンジンを搭載する「VITA-01」というレーシングカーを使い12周で行われる勝負は、ダンロップのコントロールタイヤを使用するなどイコールコンディションの元、純粋に腕だけで争われるのが見どころで、近年徐々に人気が高まっているカテゴリーなんです🏁🔥

alt


なぜ今回、私が足を運んだかと言うと(当日「何シテル」にもちょっと書きましたが)、知り合い(の知り合い)が今年からフル参戦するから!

決して鼻の下を伸ばしにいっているわけではありません!!!(必死)

それがこの方!

「IDMS Racing DRP VITA」を駆る及川紗利亜(サリア)選手です!!

alt


なんと及川選手、普段は歯科医師として働きながら、おまけに2022ミス・ユニバース・ジャパンで準グランプリに輝いたスーパーレディ🦷💃

運転も上手くて、歯も治せて、さらにべっぴんさんという三刀流です。
実は私もこの日が初対面。緊張で震えながら富士まで足を運んだのはナイショ。

ちなみにオオタニさーんの故郷にも近い岩手県のご出身です。
やはり岩手、恐るべし⚾️
(ちなみに私の実父も岩手の出身……)。

alt


及川選手は元々、大学時代にひょんなことから自動車部に入ったことでクルマへの情熱が爆発。歯科医師となったものの、レースへの情熱も冷めず、歯科医師とレーサーという二つの道を極めていくことにしたんだそうです。志がしゅごい。

alt


2024年シーズン初戦のKYOJOカップは、2022年のチャンピオンである翁長選手を筆頭に、ワタクシもcarview!で何度もお世話になっている自動車ジャーナリストの藤島知子さん(フジトモさん)といったお馴染みのメンバーから、及川選手のようなルーキーまで出走は全部で28台。

予選では1.5秒差の中に上位12台がひしめく大混戦!

恥ずかしながら初めて予選を生で見た私の正直な感想は

めちゃくちゃ熱いし、めちゃくちゃレベル高ぇ……。

トップタイムが次々塗り替えられる予選は見応えたっぷり。年々参戦台数が増え着実にファンに浸透しているのも納得です。

alt


及川選手ですが、この日は久しぶりの公式戦ということで、かなり緊張した様子。

予選では残念ながら24位に沈んでしまいましたが、慣れないニュータイヤの使い方が上手くいかなかったとのこと。ラップを見ると、上位だけでなく下位も大混戦なので決勝での順位アップに期待です!

ちなみに及川選手のゼッケン番号はもちろん

#118(良い歯)です🦷

<予選の模様はこちら>



alt

迎えた決勝。及川選手はスタートをバッチリ決め見事にジャンプアップ!
応援している選手が活躍するとそりゃもうテンション爆上がりです。推し活をしている人の気持ちがわかりました(笑)。

レースでは、抜きつ抜かれつのバトルが随所で行われる白熱の展開。
イコールコンディションなので、上位だけでなく下位でもバトルがたくさん行われるのがKYOJO CUPの見どころですね。

迎えたチェッカー。及川選手は21位で無事完走。初レースを終え、ホッとした様子でした。

alt


電子制御も何もついていないピュアなレーシングカーで富士を走り切って、おまけにバトルまでするなんて、走り好きとして本当尊敬です🙌


<決勝の模様はこちら>



決勝の激闘を終えた及川選手にお話を聞いてきましたよっ!
(お疲れのところありがとうございます!)




――:レースお疲れさまでした! 初戦を終えていまの率直な感想は?

及川紗利亜さん(以下、及川):昨日からレース(※併催のFCR-VITAレースにも挑戦)が続いたんですが、体力面とか想像以上にキツかったです。走り込みとかしておいた方がいいと言われ軽くはやっていたのですが、まだまだ全然足りないと痛感させられました。


――:レースはいかがでしたか?

及川:朝早くに予選があり路温も低い状態だったので、タイヤを温めづらいという中でタイムを出すのが難しかったです。自己ベストと比べ新品タイヤなのに全然タイムが伸びなくて、昨日から思い悩む2日間でした。

alt

――:予選では苦しんだ一方、決勝ではスタートのジャンプアップなど見せ場も作れたんじゃないですか?

及川:順位が上がって、このまま後ろを抑え込めればいけるかな、と思ったんですが、タイムが思うように伸びなかったのでオーバーテイクされてしまいました。でもその後は、後ろから抜かれることもなく、クリーンなレースができたのは良かったですね。

alt

――:今回目標にしていたことは何かありましたか?

及川:タイムとしては予選で2分1秒台。これが出せていれば、決勝も上位の人たちとちゃんとレースで戦えるかなと考えていたんですけれど、(会場入りした)4日間というタイトなスケジュールの中で、気持ちを維持したり体力面とか課題がたくさん出てしまいました。上位の人たちはプロフェッショナルなので、自己管理やメンタルコントロールをしっかりされているというのも感じました。


――:上位はレースを本職としているプロの人ばかりで、一方で及川選手は“歯医者さん”との二刀流なので、限られた時間の中で準備するのは大変だったんじゃないでしょうか?

及川:歯科医院で働きながらレースの方も本気でやりたいと思って、今のカタチで参戦させてもらっていて、今回初めてのレースを無事に終えられてホッとしています。

alt

――:今回が公式戦としては初レースですもんね。

及川:大学時代はカートとかのレースには出ていたんですけれど、社会人になってからは初めてのレースですね。久しぶりのレースで、予選を走って、グリッドに並んで、スタンディングスタートから決勝を戦うのがすごく楽しかったです!

alt

――:次戦に向けて取り組んでいきたいことは?

及川:全体的にタイムを上げていかないと中団でのレースができないので、まずは2分フラットぐらいで走ることが目標ですね(※補足:今回の予選のベストタイムは、斎藤愛未選手の1分58秒704。2分フラットは予選TOP10に入るタイム)。

次戦(第2戦&第3戦)は、スーパーフォーミュラとの併催で注目度も高いので、ちゃんとレースができる状態にしていきたいです。


alt

――:ズバリ、今シーズンの目標は?

及川:ランキングで15位より前、半分より上にはいきたいです。そのためには体力もドライビングも両方の走り込みが必要だと思っています。

VITAは、パワーはないけど軽量で、乱暴にアクセルを踏むとリアが滑って真っ直ぐ進まないので丁寧な操作が必要なんですが、気持ちが前のめりになって焦ってしまうと空回りしてしまうので、その辺りもシミュレータなども使って練習していこうと思います!


alt

――:最後に、及川選手がKYOJOカップに挑戦する理由を教えてください。

及川:KYOJOカップをまだまだ知らない方にももっと見ていただきたいですし、特に女性の方たちにもっと注目してもらいたいんです。

私は歯科医師とミスユニバースという肩書きを持って参戦していますが、看護師さんをされながら生後4ヶ月の赤ちゃんを抱っこして挑戦している荻原友美選手とか、色んな経歴の方がいらっしゃるのがKYOJOカップ。

出産したり結婚したりしたらレースって諦めなくちゃいけないのかな……と思っていたんですが、私自身、一人の女性として憧れる先輩がたくさんいて、そういう先輩たちがいるおかげで私も周りの人にサポートしてもらいながら続けたいと思うことができたんです。

なので、レースだけじゃなくても、結婚だったり女性のキャリアで諦めちゃっている人がいるんだったら、このKYOJOカップを観てパワーをもらってほしいと思っています!


※※※

女性として、歯科医師をされながらレーサーとしての道も突き詰めようとする及川選手。

全てを投げ捨てて一つの道を極めるのもそれはそれでロマンはありますが、色々なレースの楽しみ方・接し方があるというのを改めて感じました。

思わずウルッとしてしまったので、ワタクシは次戦(7/19〜21)もしっかりと応援に駆けつけようと思います!横断幕でも準備しようかしら?

ではではノシ

Photo:浦野翔一



及川紗利亜(おいかわ・さりあ)
2022ミス・ユニバースジャパン準グランプリ
歯科医師
Smile Asiaブランドアンバサダー

幼い頃、アメリカで研究を行っていた整形外科医である叔父の姿を見て、国際的に活躍できるような医療人になりたいと思い、歯科医師となる。

その後、2022ミス・ユニバースジャパンに参加し、準グランプリに輝く。

モータースポーツは、大学時代に自動車部に入部し、愛車のマツダNB型ロードスターをカスタマイズしサーキットタイムアタックや、カートレースに参加してきた。2024年から富士スピードウェイで開催される女性だけのガチンコレース「KYOJO CUP」に参戦中。

Profile Photo:Yoko Atsumi
Posted at 2024/05/27 09:01:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行会・イベント情報 | 日記
2024年05月16日 イイね!

やっぱシムレーサーすげぇ…。マツダの「バーチャルからリアルへの道」で若者の順応性の高さに驚いた話

やっぱシムレーサーすげぇ…。マツダの「バーチャルからリアルへの道」で若者の順応性の高さに驚いた話皆さん、こんにちは。
スタッフTAKASHIです。

以前、伊藤梓さんがコラムで紹介してくださったマツダの「バーチャルからリアルへの道」活動↓↓↓
>>【コラム】伊藤梓のモタスポ調査隊 Vol.19~バーチャルからリアルへ! マツダの取り組みが面白い!~


先日の筑波サーキットでのトレーニングに続き、「講習会があるので参加しませんか?」とお声がけ頂いたのでのワタクシ行ってまいりました。

取材会場を聞いてビックリ。なんと広尾です。

駅を降り立ち外苑西道路を歩けば、Gクラスがまるでヤリスクロスかのように大量に走っており、ランボやブガッティのショールームも。ほへぇ。

alt


思わず変な声が出てしまいましたが、なぜサーキットもないセレブな街の広尾で講習会が開催されたかというと、今回の会場が「ブリヂストングローバル研修センター」だったから。

\ じゃーん /
alt


実はブリヂストンさん、この研修センターで「Bridgestone eMotorsport Institute」というドライビング・シミュレーター(シム)を使った一般向けのレッスンプログラムを実施しており、マツダの「バーチャルからリアルへの道」に協賛しているご縁から、今回こちらの施設を使った講習会となったそうなんです。
※Bridgestone eMotorsport Instituteの詳細は文末でご紹介していますmm


「バーチャルからリアルへの道」の詳細は伊藤さんのコラムにお任せしますが、簡単にいうと、バーチャル(シムレーサー)のスゴ腕の人たちに、リアルのモータースポーツに触れてもらおうという企画。

今回の講習会では、本プログラムに選ばれし6名(この日は1名欠席の5名)がレース初参戦(マツ耐)に向け、サーキット走行のルールやノウハウ事前にシミュレータを活用して習得し、当日のレースに落ち着いて、自信を持って挑む準備をするというのが目的です。

まさに事前にレースのシミュレーションができるシムならではですね!

alt


実はワタクシTAKASHIも今年のマツ耐に参戦するべくただいま準備中。
サーキットやレースの攻略法を盗んでやろうというスケベ心を携え鼻息荒く行ってきたのでした。

alt


まずは座学から。講師は前回に続きレーシングドライバーでロードスターを操るスペシャリストでもある加藤彰彬さん

レギュレーションを読み込みながら、当日のポイントやレースの注意点、心構えまで細かく伝えていきます。

alt


TAKASHI的に思わずハッとさせられたのが、加藤さんの「ドライバーだから運転に集中するのだけではなく、ゼッケン貼りやホイールナットの増し締めなど、準備からみんなで一緒にやる」という趣旨のお言葉。

彼らはシムの世界ではトップクラスの実力がある“選ばれし6名”ですが、本プログラムで大事なのは“共挑の精神”。レーサーとしての基本をイチから学んでいきます。ゲームでナットの増し締めなんてないもんね。

そのほか、ホウレンソウ団体行動の意識コミュニケーションの大切さなども説かれており、ワタクシも社会人となり早○年。あの頃の初心を思い出させて頂きました。人としての基本ですね。メモメモ

alt


と、ここで取材陣は一足早く、ブリヂストンが誇るシミュレーターを体験させてもらうことに。

待ってました!と鼻息荒く体感させてもらいましたよ‼️フゴフゴ

プレイしたのは「iRacing」。コースは筑波サーキット(TC2000)で、車両はもちろんマツダ「ロードスター」のレーシングカー

実は先日コソ練でTC2000をリアルに走ってきたので、意気揚々とピットアウトしたのですが、見事に1ヘアで壁に激突。お約束ですね(笑)。

壁に突き刺さったリプレイを晒しておく。
alt
写真:カー・アンド・ドライバー 山本善隆氏

シム、むずいぜ☆


ちなみにこちらのブリヂストンさんの施設、シムの講師陣がめちゃくちゃ豪華なのも特徴で、この日の講師はなんと武藤壮汰選手樺木大河選手!

alt

武藤選手(右)は、iRacingのレーティングで日本最上位。あのF1きっての名門「ウィリアムズ」のeスポーツチームに実際に所属されている日本トッププロの1人です!

すげーバーチャル界のリアルF1ドライバーじゃないですか。

樺木選手(左)は、グランツーリスモなどで結果を残し、2022年からリアルへと転向した、まさにバーチャルからリアルへの道のリアルな体現者。今回の参加者のロールモデルといったところで、お二人とも優しく丁寧にアドバイスを送っていた姿が印象的でした。

alt


ちなみにクラッシュをしたワタクシに武藤選手が、「最初はタイヤが冷えているのでいきなり全開でいっちゃダメですよ(笑)」と一言。

昔のレースゲームで記憶が止まっているワタクシは、最新のシムがそこまでキチンと表現していることに驚きです(そのレベルですみません…滝汗)。

alt
写真:カー・アンド・ドライバー 山本善隆氏


ちなみにちなみに言い訳をすると、ロードスターだと思って愛車と同じポイントでブレーキを踏んだら、なんとドライブしていたのが2.0Lの北米仕様のレースカーで、ワタクシの1.5Lより速度が出ていたのでした🙌


ほぼ視覚情報とハンドルのフィードバックに頼るシム、
やっぱりむずいぜ☆

その後悪戦苦闘しながらも徐々に慣れてはいったものの、なかなかタイムが上がらず。そこで武藤選手にお手本を見せてもらうと、まぁウルトラスムーズ。

alt


ワタクシがハンドルをこじりアンダーステアと格闘しながら無理やりクルマを曲げているのに対し、武藤選手はスーっと気持ちよくターンインしてクルマを転がしていきます。違うクルマなんじゃないか?

聞けば、シム出身者が実車(リアル)に乗ると、得られる情報量が増えるので対応しやすいけど、リアルに慣れた人がシムに乗ると情報量が少なく戸惑って最初は上手くいかないんだそうです。

その後ちょこちょこアドバイスをもらいながら、結果は武藤選手から2秒半落ち。真横でアドバイスをもらって即実践できるのがシム最大のメリットですね。

あっワタクシ、今回の走行で見事に2台廃車にしましたよっと。失敗しながら色々トライできるのもシムならではです。

\ クラッシュ上等 /


そしていよいよ今回の参加者たちへバトンタッチ。

alt


まずは“慣熟走行”から始め……ってあっさりワタクシのタイムを2秒以上も上回っていきます。さすが選ばれし6名(5名)です。

聞けば、今回は「iRacing」というソフトを使っていますが、みんなそれぞれ得意なソフトがあるようで、「iRacingムズイ〜」という声が最初チラホラ聞こえてきたものの、すぐに違いやクセを把握してドライビングをアジャストしていきます。このあたりの順応性の高さはさすがシム出身者といったところでしょうか。

alt


続いて、より実車に近い練習をということで、ギアチェンジをパドルシフトからシフトレバーでの操作へと切り替え、ブレーキも左足ではなく右足で踏むように指示が。


ここで参加者に異変が!!


先ほどまであんなにスムーズに操作していたのに、突然スピンをしたりミスをするように。

しめしめと悪魔なTAKASHIが後ろでニヤつくのも束の間、ここでも恐ろしいスピードで順応していき、次の周にはほぼいつも通りの走りになっていました。

参りました。悪い顔してごめんなさいmm

alt

マツ耐は2時間半という時間の中で、ガソリンをセーブしながらゴールを目指す耐久レース。燃費がカギを握るので意図的にペースを抑えられ、その分初心者にも参加しやすいのが人気のヒミツ。

最後のステップでは、回転数縛り(5500rpmを上限)をした上で、ガソリンを7Lに設定し、15分の中でラップ数とガソリン残量を競う模擬レースが行われました。

さっきまで和気藹々とした雰囲気だったのが、“勝負”ということになった途端急に緊張感が漂います。やっぱりみんな根っからのレーサーですね(笑)。

alt


コースティング(早めにアクセルオフ)をして燃費を稼ぐ走り方は、普段なかなかゲームでやったことがない参加者も多く最初は戸惑っていたものの、徐々にコツを掴んでいき、ここでも順応性の高さが印象的。

今回は筑波サーキットとモビリティリゾートもてぎの2つを使用しトレーニングをされていましたが、講習後参加者は口々に、今日学んだことや燃費走行などを本番までシムで研究・練習すると仰っておりました。

alt

やっぱすぐに反復や練習を繰り返せるのがシムのいいところですね。そりゃ上手いわけだー。

参加者の皆さんの“リアル”な初戦は6/16(日)にモビリティリゾートもてぎ!
そして翌月の7/28(日)は筑波サーキットTC2000!

彼らを応援しつつその活躍を楽しみにワタクシも取材したいと思います!
ワタクシもコソ練するぞおおおお🔥🔥🔥
(帰ってプレイステーションの電源を久しぶりに入れたのはナイショ)

ではでは〜ノシ


写真:マツダ



<Bridgestone eMotorsport Institute>
alt

alt

週末の習い事感覚でできるのがいいですね!

>>Bridgestone eMotorsport Instituteの詳細はこちら
Posted at 2024/05/16 15:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行会・イベント情報 | 日記
2024年05月13日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.21~これぞ“みんじど民”にピッタリ!? コンチネンタルタイヤ MaxContact MC7に乗ってきた!~

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.21~これぞ“みんじど民”にピッタリ!? コンチネンタルタイヤ MaxContact MC7に乗ってきた!~みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回は、コンチネンタルタイヤの国際試乗会で最新作「MaxContact MC7」を体感してきたのでその様子をレポートします。このタイヤ、みんじど読者にピッタリです。

++++++++++
alt

山田弘樹(以下・山田):コンチネンタルタイヤの国際試乗会で、オーストラリアに行ってきました!

編集部TAKASHI(以下・TAKASHI):タイヤの国際試乗会って珍しいですね!?

山田:たまにあるみたいだけど、私は初めて。コンチネンタルとしても、それだけ力を入れているタイヤだということでしょう。

alt


TAKASHI:どんなタイヤだったんですか?

山田:コンチネンタル「MaxContact MC7」といって、アジア・パシフィック向けに作られたスポーツタイヤです。

TAKASHI:マックス・コンタクトですね!

私も先代モデルの「MaxContact MC6」を短時間ですが試したことあります。すごくマイルドで、バランスのいいタイヤだったなぁ……と記憶してますが合ってます??

山田:その通りだね! スポーツタイヤだけど、街乗りからサーキットまでとってもバランスが取れたタイヤだったよ。

alt


TAKASHI:でもマックス・コンタクトが、アジア・パシフィック向けのタイヤだとは知らなかったです。

山田:アジア・パシフィック用のタイヤは2004年に登場した「ComfortContact」から始まっていて、それがMaxContactへと派生したんだ。

シリーズとしては他のタイヤと世代を合わせたのだろうけど「MaxContact MC5」から始まっていて、先代がTAKASHI君も乗った「MaxContact MC6」

そして7年ぶりに、フルモデルチェンジしたんだ。キャラクター的には、こんな感じ!

alt
※コンチネンタルタイヤの資料より拝借mm


TAKASHI:MaxContact MC6でもかなり乗り心地が良い印象だったんですけど、このシリーズって、実はずいぶんスポーティな位置づけなんですね?

山田:そうなんだよ。性能グラフだと、SportContactの次にスポーティ。そしてSportContactよりも、コンフォート性能が高いんだ。

alt
※コンチネンタルタイヤの資料より拝借mm


TAKASHI:スポーティなのにコンフォート…? どういうことですか??

山田:アジア地区のユーザーは、ヨーロッパのユーザーよりも快適性を求める傾向が強いんだって。それはたぶん、速度レンジがヨーロッパよりも低いからだろうね。

TAKASHI:「そこまで飛ばさないから、もう少し乗り心地良くしてくれ」ってことですかね? 確かに「ヨーロッパのユーザーは、日本人ほどタイヤの音を気にしない」って聞いたことがあります。

alt


山田:きっと乗り心地騒音よりも、シッカリ感を取るということなんだと思うよ。環境が整っているせいもあるけど、つまり彼らは飛ばすということだよね(笑)。

ただヨーロッパでも近年は車外騒音規制が厳しくなってきているから、うるさくてもいいというわけではないと思う。

実際フラッグシップの「SportContact7」は、静かだもん。アジア・パシフィックは速度域が低くて済む分、MaxContact MC7はコンフォート寄りに性能を振っているということだね。

TAKASHI:なるほど! じゃあ単にMaxContact MC7の方が、性能が低くくて安いということじゃないんですね??

山田:エンジニアもそこは強調していたよ。

きちんと高価な素材を使っているけれど、アジアでタイヤを作って、輸送費なんかも含めてリーズナブルな価格設定にできているんだって。

alt


ちなみにヨーロッパでMaxContact MC7は販売していないんだ。スポーツタイヤとしてはSportContact7があるし、プレミアム系タイヤとしては「PremiumContact7」「EcoContact6」があるからね。

TAKASHI:そういう意味でいうと、日本は両方買えるからいいですね(笑)。実際の走りはどうだったんですか?

山田:すごくよかった! “みんじど”を読んでくれるようなドライバーは、ずばりターゲットユーザーだと思うよ。

alt


TAKASHI:先代のMaxContact MC6の記憶からすると、いわゆる日本のハイグリップラジアルとは違って、しなやかに路面を捉えるタイプですか??

山田:そうだね。「ネオバ」とか、「ディレッツァZⅢ」の方がグリップレベルは高い。でも、ちゃんとサーキットを走れるタイヤだよ。

試乗会ではラダム・レースウェイという全長1.4kmのミニサーキットを走ったんだけど、かなり真面目に走らせてもブロック跳びしたり、アンダーステアでショルダーがゲソゲソになることもなかった。

alt


TAKASHI:でも、それは山田さんのような運転の上手い人がドライブするからじゃないですか……? ソフトな印象だし、初心者がハンドルこじったらゲソゲソになりそう……。

山田:ウェット路面でわざと急激な操舵からアンダーステアを出すテストがあったんだけど、そのときの滑り方がとっても穏やかだったんだ。それって、接地性が高い証拠だよね。

alt


TAKASHI:ドライ路面での剛性感はどうでした??

山田:ガッチリしているというよりは、タイヤ全体でもちっとグリップする感じ。BMW 330iとフェアレディZで走らせたけど、唐突な挙動はまったく出なかった

滑り出しても、ウェット同様すごく穏やかだったよ。スポーン! と抜ける感じがない

alt


TAKASHI:そこ大事ですよね! 国産タイヤでいうと「ADVAN Sport V107」とか、「POTENZA S007 A」みたいな感じですか??

山田:もっとスポーツ寄り。うーん……ミシュランの「パイロットスポーツ5」に近くて、だけどもう少しモッチリしてるかな。

だから足周りがソフトなクルマだと、ちょっとレスポンスが鈍く感じる。けど、シャキッとしたスポーツカーには合ってる感じ。運転を学ぶのにこの特性は、結構いいと思う。

あと、今までのコンチネンタルに比べると、バネ下が軽い感じがするね。

alt


TAKASHI:パイロットスポーツ5も相当乗り心地が良かった印象ですけど、もう少しモッチリということは、街乗りでかなり良さそうですね!

山田:そうなんだよ。シドニーからハンターバレーというところまでBMW 330iで250kmくらい走ったんだけど、すごくよかった。

日常の荷重領域だと適度なしっかり感があって、なおかつ突き上げを上手に吸収してくれる。

ワインディングではスポーツモードに入れて電動パワステを重たくしたら、操舵フィールとグリップレベルがドンピシャだった。めっちゃ質感高いハンドリングになったよ。

あとは、耐久性がどのくらいあるかだね。そこまでは、使ってみないとわからない。

alt


TAKASHI:前にもタイヤの選び方について教えてもらいましたけど、MaxContact MC7は初心者にもお勧めですか?

>>【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ!Vol.11 ~スポーツタイヤの選び方~

山田:まさに、以前コラムで言った「頑丈なタイヤ」だと思います。こじってもトレッド剥離したり、ブロック飛びしにくい

それにグリップはあるけど極端なハイグリップ志向じゃないから、ノーマルサスペンションでもバランスがいい。速度域が高くなりすぎないし、滑り出しも穏やか

この適度なバランスが、国産だとなかなかないんだよね。

TAKASHI:それでいて、普段使いも良いんですよね? まさに、気軽にサーキットに遊びにいける“みんじどっぽい”タイヤですね!

MC7履いてみたいなぁ! あっでもロードスター用のサイズがない……(涙)




※※※MaxContact MC7の技術補足※※※


MaxContactのコンセプトは「クルマを操る愉しさを“MAX”で体感」できること。コンチネンタル自身も「クルマを正確に操作できなければ、スピードに意味はありません」と述べている。


■SPORT+ TECHNOLOGY

MaxContactに投入されたテクノロジーは、大きく分けて4つ。コンチネンタルタイヤではそれぞれの頭文字を取って「C.T.R.L.」と表している。


■C:コーナリング・マクロブロック

コーナリング時最も大きな負荷が掛かるショルダー部分のブロック面積を最大化して、接地面を拡大。また溝部分に「スタビライザー・バー」を装備して、排水性を高めながらもブロック剛性を確保。同じ荷重条件でMaxContact MC6に比べて接地面積を拡大している。


■T:2イン1ノイズ・ブレーカー3.0

縦溝内に設置した「ノイズブレーカー3.0」が、溝内を伝わる音の周波数を高周波から低周波へと変換。これによってノイズが低減される。またウェット時は溝を流れる水の流速が高まり、排水性を高めることができる。


■R:リフレックス・コンパウンド

最新のシリカ配合技術により、運動エネルギーが小さい通常の走行状態では変形を抑えエネルギー損失を最小限に抑制し、ブレーキング時やコーナリング時など荷重が掛かったときはより多くのエネルギーを効率的に熱へと交換してグリップを引き上げる。
さらに減衰力の強い可塑剤を配合することでコンパウンドの剛性を最適化し、横グリップやハンドリング性能を向上させている。


■L:レーザーカット・3D・サイプ

トレッド面には3種類のサイプを搭載。星形の「スターサイプ」とジグザグの「ライトニング・サイプ」は主溝につながり、トレッド面の水膜を効果的に排出。
内側の「アクア・サイプ」は丸い穴から大型の排水パターンへと内側にトンネルを通すことで、トレッド面の水膜を排水。これによって、接地面積を確保しながらウェット性能も高めている。

写真:コンチネンタルタイヤ・ジャパン

===================
alt

山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
2024年05月08日 イイね!

【コラム】下田紗弥加の可能性 〜下田選手が世界的ドリフトゲーム「CarX」のグローバルアンバサダーに就任!〜

【コラム】下田紗弥加の可能性 〜下田選手が世界的ドリフトゲーム「CarX」のグローバルアンバサダーに就任!〜みなさま、こんにちは。
またまたスタッフTAKASHIです。

GWは楽しまれたでしょうか??

さて、先日本ブログでも告知しましたが、GWの真っ只中である4月29日に、取手緑地公園で開催された「第45回こども天国」にて、我らが下田紗弥加選手が大会テーマ「Challenge to the future」にちなみ「こども天国チャレンジ大使」として出演されました。




お天気にも恵まれ、およそ2万人もの方がイベントに訪れたそうですが、やっぱりそのメイン(!?)は下田選手の圧巻のドリフトパフォーマンス!

下田選手は、東京オートサロンで発表され話題となったコミックペイントの愛車RX-7(FD3S)を持ち込み、会場に展示されていたユンボ(!)来場客のフェアレディZ(!!)の周りを華麗にドリフトし喝采を浴びていらっしゃいました👏






ちなみに、私も今回初めて知りましたが、このRX-7は「ジェット君 紗弥加スペシャル」という名になったそうです🚀💨




下田選手は「今回子どもたちの前でドリフトパフォーマンスができ、ちびっ子たちの眼を輝かせて喜ぶ姿が見られて本当にうれしい!」と仰っていましたよ。


また、この日下田選手は、世界的な人気を誇るオンラインドリフトゲーム「CarX」グローバルアンバサダーに就任したことも併せて発表!!

今後全世界に向け、下田選手のアンバサダー就任が発表されるそうで、これは今シーズン下田選手が仕掛けていく様々な国際展開の一環となるそうです🌏




そして、この日こども天国の会場を沸かせた「ジェット君」ですが、「CarX Drift Racing 2」「CarX Drift Racing Online」に追加されることも発表されました!

【ホンモノです】頭文字D風マンガペイントのRX-7はD1女子選手の愛車だった!



下田紗弥加、ついに世界へ!?
今後の展開がますます楽しみですね!!


私は引き続き公認ストーカーとして下田選手の活動を追いかけていきたいと思います!

ではではノシ

===================


下田紗弥加(しもだ・さやか)
プロドリフトドライバー
2022年〜D1GPシリーズ参戦
群馬県安中市観光大使
群馬県渋川市応援大使
サーキットハワイ アドバイザー
D1 NEXT10YERS広報部長
東京中日スポーツ/トーチュウモタスポアンバサダー

千葉生まれの好奇心旺盛で活発な一般家庭の普通の女子。学生時代はバレーボールに打ち込み、インターハイや全国大会に出場、プロリーグを目指していたが、怪我に悩まされドクターストップでバレーボールの道を諦める。

夢破れ腑抜けになっていた時に観たD1GPに魅了され、ドリフトに全てをかけようと決心。働きながら貯金をし、練習に打ち込む為に仕事を辞め、練習用の車を購入し、マニュアル免許を取得。そして南千葉サーキットを拠点としている、車楽人ドライビングスクールに出会う。

車楽人の佐藤謙代表(現師匠・チーム監督)には、すぐ辞めると思われてはじめは全く相手にされなかった。とにかく運転が上手くなりたくて気付いたら、サーキットに1年間で160日以上通いつめた結果、佐藤代表に「そんなに本気なら俺も本気で教える」と0からドライビングテクニックやセッティング方法を叩き込まれ、モータースポーツを始めて2年目でD1Aライセンス(ドリフト全日本大会出場権利)を獲得し、2018年からD1Lightsシリーズに参戦。

2019年、中国・北京で開催されたインターナショナルドリフトレディース大会で世界チャンピオン。2022年にD1GP初出場を果たし、D1史上女子選手初のベスト8進出(2回)、そして第8戦では女子最高位の7位と好成績を上げた。

ついこの間まで、モータースポーツに縁もゆかりも無かった素人の女子が、今ではドリフト世界最高峰のD1GPに参戦し、その頑張る姿を通して世界の人々の元気や希望を与えるべく「ドリフトエンターテイナー」として活動している。
関連情報URL : https://carx-online.com
Posted at 2024/05/08 10:41:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 下田紗弥加の可能性 | 日記

プロフィール

「AE86を愛し続けて十数年。赤パンの走りとカスタムを語る「走れ赤パン! ハチロク日記」始動! http://cvw.jp/b/3269083/48620001/
何シテル?   10/02 11:27
2021年夏、「ピットイン」改め『みんなの自動車部♪- みんカラスタッフブログ・スピンオフ!』始めました! Facebookグループ(https://ww...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

   1234
567 891011
12 131415 161718
19202122232425
26 2728 293031 
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation