
今年の夏のことですが、
こうじ@ODYSSEYさんの
ブログで旧国鉄岩内線「幌似鉄道記念公園」を拝読してから、岩内線の廃線の駅を巡りたい気持ちになり、9月に岩内線跡を巡ってみました。が、あまり下調べもせずに行ったらなにせ30年以上前の廃線なので駅の特定が出来ませんでした。その反省から下調べをして再度10月の終わりに巡りました。
今回訪れたのは函館本線の「小沢」駅から「岩内」駅までです。
せっかくなので喜茂別方面で今年何度も見ている羊蹄山を眺めます。
いつ見ても美しい山です。
尻別川と羊蹄山。釣りをしている方がちらほら。残念ですが今回は釣り道具は積んでません。
ビューポイントとして有名な場所。羊蹄山周辺ではこのような看板でスポットの案内が見られます。
このアングルよく写真で見かける場所です。
喜茂別にあるタカラ牧場に行きます。ここのチーズ美味しいです。この日はソフトクリームを頂きました。
ウシと目が合った。
すぐ牧場の近くから羊蹄山と尻別岳。
こちらも羊蹄山のビューポイント。
本題の「岩内線」の駅巡りです。
まずは起点の函館本線の「小沢」駅からです。
こちらは以前のブログ
廃線前に 俱知安~小樽で投稿した駅です。
跨線橋横に控え目に「旧国鉄岩内線1番ホーム跡地」とあります。前回来た時は急いでいることもあり全く気付きませんでした。
確かに跨線橋のホーム案内に現在1番線はありません。
1番ホームがあった場所。
ホームから見た俱知安方面と岩内方面。
跨線橋から見た岩内方面。以前は函館本線の左側に分岐していました。その名残で線路跡の部分が広く空いています。一部線路と枕木の残骸。
こちらは俱知安側で、線路が途中の切れて消えています。
さてここから問題の駅跡巡りです。
「国富」駅跡です。
前回来た時は全くわかりませんでした。今回はうれしいことにホームの跡がなんとか確認出来ます。
近くで道路工事が行われていて、その工事の方々の駐車スペースになっていて寂しいことに一部崩れています。それでも駅跡が残っていただけもよかったです。
近くを散策していたら橋梁も残されていました。
橋梁あとに線路があったであろう場所が林の中に。
現在は街の中心部にバス停があります。
「幌似」駅です。現在は鉄道記念公園となっていてきれいに保存されています。
駅舎内。
「東京都内」まで12,400円となってます。青函連絡船を使用しての運賃ですかね。
ホームに客車と車掌室車両が残されています。
「銀河鉄道999」の車掌さんが出てきそう。これだけ残されているとその時代を感じられてうれしいです。
「前田」駅です。
道路に飲み込まれて跡形もないようです。
現在はその道路横にバス停があります。
道路脇に線路の路盤らしきものが続いていました。はたして線路跡かはわかりせん。
「西前田」駅です。というかなにもなくこちらの駅も道路になってしまっている
ようです。草むらをかき分けこの辺りにあったと思われます。というか草むらです。
草むらに盛り上がってところが続いている場所があったのでそこが路盤だったのかもしれません。
終点に「岩内」駅です。こちらも道路が貫通してなにもありません。バスターミナルの左側に駅があったようです。
確かに駅あった証が道路案内版にありました。
かつて賑わっていたことを想像させられる駅前通り。その面影が残されている感じがします。
隣の公園に「岩内」駅の案内版がありました。
たったこれだけの駅の数ですが何十年も前の駅を探すのは時間がかかりました。またそこに駅があったのかさえわかりません。今回は下調べと通りかかった人に聞いたりとでなんとかある程度特定できました。その痕跡が少しでも残されているとその時代が感じられるのでなんかうれしく思います。
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Posted at
2022/11/13 01:04:44