
今月GWの5月2日、旧国鉄「士幌線」の駅跡と遺構を訪ねました。今回は画像が多いので何回かに分けて投稿しようと思います。日帰り往復520kmの強硬ツアーのため滞在時間に余裕がないので駅や鉄道の痕跡や遺構のない場所は省略致しました。
「士幌線」は1925年に開業、「十勝三股」駅までの全線開通が1933年ととても歴史が古く、三国峠を越えて旭川へとつながる構想がありました。しかし利用者の減少から夢半ばにして1987年に廃止となり63年間という長い歴史に終止符が打たれました。また「士幌線」は当初、糠平湖が出来る前までは糠平湖の東側を通るルート(旧線)でしたが、糠平湖が出来ることで旧線が水没することになり新たに西側のルート(新線)出来ました。最初の画像の地図で湖のところで二つに分かれているのはそのためです。
と前置きが長くなりましたが駅跡に向かいます。
起点の「帯広」駅は現役の駅なのでとばして
「木野」駅跡に行きます。
すっかり街に飲み込まれてこの案内板しかありませんでした。
「音更」駅跡です。
駅跡が大きな交通公園になってます。
機関車や列車も展示されています。この機関車、珍しく内部まで見えるようなっています。
こちらは中に入れます。
この規模を維持するのは大変だと思いますがこのまま残っていてほしいです。
「駒場」駅跡です。
案内板以外なにもありません。案内板がないとただの住宅地の空き地のようでした。奥にバス停が見えますが、はたしてあの辺りが駅だった?
「武儀」駅跡です。
こちらも案内板だけで農地に飲み込まれています。
「中士幌」駅跡です。
こちらも案内板だけですが、その案内板すら読みづらくなっています。
広い空き地になっています。空き地にある大きな木は開業時からあったのでしょうか?
次の「新士幌」は調べた限りなにも痕跡がないとの情報なので
「士幌」駅跡に行きます。
木造駅舎がそのまま残され、いい雰囲気です。
ホームにレプリカですが駅名標が。
ホームから見た駅舎。
駅舎内部。連絡(何処にだったか忘れました😓)すれば中に入れるようです。
駅跡辺りを一回り。
このアングルがいいです。線路が切れていなければ列車が来そうです。
次の「北平和」駅跡もなにも痕跡がないため
「上士幌」駅跡に。
「音更」駅跡同様に交通公園になっていました。が・・・案内板があるのみで遺構らしきものはありませんでした。上士幌の住宅街にひっそりあり寂し気な駅跡です。
この後の「萩が丘」、「清水谷」、「黒石平」、「電力所前」駅跡は痕跡がなく、また案内板等もないためとばしました。
「糠平」駅跡からは次回のブログに続きます。
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Posted at
2023/05/29 23:58:56