
実は今年春先の4月15日に廃線跡の旧国鉄万字線を巡ったのですが、ブロブに上げるタイミングを逸して今更ながらのアップです。8か月も前のことなので忘れているかもしれません😅
旧国鉄万字線はJR岩見沢から万字炭山までの7駅からなり、石炭の積み出しのために出来た路線ですが石炭産業の衰退とともに1985年廃止になりました。
今回は現在も現役のJR「岩見沢」駅は省略、分岐駅のJR「志文」駅から探索を行いました。
JR岩見沢から1つ目の駅JR「志文」駅です。今も室蘭本線の現役駅です。
さすが現役の駅だけに手入れが行き届いています。
珍しくホームの奥に線路を横切る歩道橋があります。
歩道橋から駅全体を眺めます。
駅舎からのホームの奥側が広く空いていますが、ここに万字線がありました。
駅舎内。
かつての分岐駅の名残なのでしょうか、立派な跨線橋があります。
ホーム奥の万字線跡。
次の「上志文」駅です。ここから廃線駅。
うれしいことに駅舎が残されています。
駅舎からホームのあった方向を眺めます。
目の前にスキー場の「萩の山市民スキー場」が見えます。かつては列車でスキー場に来た方もたくさんいたのかと思われます。
駅跡のすぐ横に石碑があります。
次の「朝日」駅跡に向かう途中にあった橋梁跡。
「朝日」駅跡です。公園に整備され駅舎がきれいに保存されています。
駅舎内は入れませんでしたがいい雰囲気です。
岩見沢市は廃駅の保存に力を入れてくれているのでうれしいです。
ホームに上がってみます。
まだ春先ということで、機関車は残念ですがブルーシートで覆われていて見ることは出来ませんでした。とてもきれいに管理されているのでまた訪れたくなります。
駅跡の正面には崩壊しかけている民家が・・・。
5代目カローラがあったのでついつい懐かして撮りましたが無残にも潰れた車庫?の下敷きなってました。知人のお父さんが乗っていた車でいい車でした。この派生車の86レビン/トレノは自分も欲しかった車です。
「美流渡」駅跡です。駅らしき痕跡はありませんでした。
駅跡は公園に。
ただ新たに駅名標が設置されていました。
公園の駅名標近くに路盤らしき跡がありましたが、果たして?
公園の前に「美流渡交通センター」がありバス停になっています。令和3年までここの2階に鉄道資料館がありましたが、残念ですが今は閉鎖されていました。岩見沢市では資料館の移設の調整を行っているようです。
資料館横に万字線の車止めが残されていました。
「万字」駅跡に向かう途中に、また橋梁を見つけました。
廃止後は道路の橋として使用されていたんでしょうか。今は森の中にひっそりあります。
次の「万字」駅跡です。ここもうれしいことに駅舎とホーム跡があります。
廃線後は郵便局として使用されているようです。またバス停にもなっています。
駅名標も新たに設置されています。
寂しい駅跡ですが、駅前には数件の民家があります。
ホームは駅舎から階段を下りたところにあります。
ホーム。
春先でしたのでホームが確認出来ましたが、夏だと雑草でわからないかもしれません。
終点駅の「万字炭山」駅です。なにもありません。
石炭産業の最盛期には相当に賑わっていたと思われますが、今は森と化し自然に還っています。この先に万字森林公園があり炭鉱の痕跡が見られるようです。だれも訪れる人がいなくてひっそりしています。
おっ~!森の中にホーム跡が!
どこの炭鉱鉄道跡もそうですが、今はそのほとんどが自然に還ってしまって寂しい限りです。
これで今年の廃線巡りは終了です。近辺はほとんど行ってしまったので来年はどうしようか思案中です・・・。
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Posted at
2023/12/24 08:35:23