最近は近所の買い物程度にしか走れていなかったのですが、この日はたまたま昼間にフリーの時間ができたので、一人ドライブに行くことにしました。
県内でこの時期空いてそうな場所を調べてみると、西濃の山奥、揖斐高原へ向かう県道沿いに知る人ぞ知る秘湯があるとのこと。
揖斐高原にはスキー場があったのですが、現在は閉業しています。この時期に閉業したスキー場近辺へ行く人はいないだろうと予想し、揖斐高原にある秘湯を目的地としました。
R303を西へ走ります。
立春を過ぎた2月中旬、この日は曇り空でしたが、気温は15℃位まで上昇してくれて寒さは全く感じませんでした。ドライブした日の過去数日間、降雪はほとんどなかったようで、道路はしっかり除雪されていて通行量も少なく走りやすかったです。
余談ですが、揖斐高原のある揖斐川町山岳地域は、夏は猛暑で冬は豪雪と、岐阜県の中でも年間の気候差が激しい地域として知られています。
R303から県道に入り、山道を登って行くと目的地の秘湯に到着しました。
洗い場と露天風呂だけの小さな温泉で、泉質的には下呂温泉と同じアルカリ性単純温泉です。
山肌の雪を眺めながら安らぎの時間を過ごすことができました。人が少ない静かな雰囲気は、大規模温泉には無い魅力だと思います。
秘湯の前の駐車場は数台分しかなく、少し先に行った所に大きな駐車場があるようですが、雪が積もっていて閉鎖されていました。スキー場がオープンしていた頃は多くの人で賑わっていたのではないかと想像します。
秘湯を後にし、昼食をとるために道の駅へ向かおうとした時、地図上で気になるところがありました。「〇〇〇親水広場」と書かれています。
秘湯からそう遠くないようなので県道に沿って進もうとしたところ、いきなり雪崩の跡のような積雪が立ちふさがりました・・・。
この先の道は写真右上方向へ登り坂で続いています。私のアネシスでは間違いなくスタックすると判断し、来た道を引き返しました。
後でネットの道情報をよく見ると、写真の積雪があった所は通行止めとなっていたようでした。現地付近に通行止めを知らせる看板は無かったと思います。ローカルルール?
R303まで戻り、迂回する形で地図上の気になった「〇〇〇親水広場」を目指します。
遠回りして辿り着いた先がここです。
写真では分かりづらいですが、屋根下にひっそりとオフィスチェアーが置かれていて、奥に見えるお地蔵様と相まってなんとも不思議な空間です。
ここは単なる休憩所ではなく、天然水の湧き出る名水スポットであることを後で知りました。
寄り道が済んだのでやっと昼食へ。岐阜県最西端にある道の駅です。
ここのレストランは地元のジビエ(鹿肉)を使った料理が売りです。
何回か寄ったことのある道の駅ですが、以前から食べてみたかったジビエステーキ丼を今回初めて食べてみました。わさびによく合います。
昼食を終えて車に戻ると隣にインプレッサGGが駐車されていました。スバルあるあるですね。
ここから東に10km程のところにも温泉施設と隣接した道の駅があるのですが、こっちの道の駅の方が規模は小さめながらも人が少なく個人的におススメです。
久々に一人ドライブを満喫し、秘湯とジビエ、ちょっぴり贅沢することができました。名水スポットという新たな発見もありました。
フリーの時間をくれた家族に感謝です。
以下、道中で撮影した写真です。
Posted at 2021/02/23 12:26:04 | |
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