以前にもここで愚痴ったことがありますが…
先日、息子一家が二歳になる孫娘をつれて遊びに来てくれました。
当然、祖父母にあたる我々夫婦は、駅まで出迎えに行こうとウキウキです。
ところが、前の道交法変更が我々夫婦の前に立ちふさがります。
『 ○歳未満の子供は適合するチャイルドシートとかベビーシートに座らせねばならない!』
勿論、ベビーシートは孫が生まれた時に買いました。
それも最高の安全基準に適合した物を・・・
結構高価でしたが、何度役に立ったでしょう…
息子夫婦が欲しがっていたベビー用品の買い出しに、一緒に回った時はトータルで小一時間ほどは座ったでしょうか…ずっと泣き通しで…
それ以外は駅の送り迎えが数回のみです。
やはり孫娘は座っている間中泣きっぱなしでした。
さあ、孫が来ると分かってから、猛暑の炎天下で、ベビーシートの取り付けが始まります。
結構な重量のシートを車まで運んで、後席に押し込み、金具で固定せねばなりません。
汗だくになりました。
そして駅のロータリーに迎えに行きますが、そこも当然屋根などなく直射日光の真下です。
二歳になって徐々に力も付いてきた孫は大声で泣きながら体を反らせて座るのを拒みます。
母親が座らせようと努力しますが、母親では抑えつけて座らせるのは困難です。
人見知りで孫に近づくことを許されていない私は手を出せずに見守るだけです。
「暑いから、車の中でシートに座らせよう…」
提案して、全員クーラーの利いた車内に退避しました。
母親に抱かれる孫娘は泣き止みます。
「きっと捕まらないから、このまま帰ろう…」
大きな声では言えませんが、立派に道交法違反です。
家まで1.2kmのドライブで、あっという間に着きました。
その間孫も初めて車の中で泣きませんでした。
これが違反ですか?
私の車がタクシーだったらOKなのに…
息子夫婦が帰るとき、最初からシートになど座らせずに、嫁に抱かせて駅まで送りました。
大きなベビーシートシートが邪魔をする後席に息子夫婦を座らせて…
孫の鳴き声を聞かずに送れたのは初めてでした。
別にタクシー代が惜しいのではありません。
折角家族が帰って来るのだから、駅まで位迎えに行ってやりたい。
そんなジジイの望みを新道交法は邪魔をします。
『 走行距離が○km未満の公共施設への往復の場合は、ベビー・チャイルドシートの装着義務を免除する 』
岸田さん、この一行だけでも良いから加えてくれませんか。
ベビーシートを付けると、後方視界がすごく悪くなります。
孫を乗せないときは外した方が良いでしょう。
この付け外しは、高齢者にとっては大変な作業になることくらい、政治家は想像できないのでしょうか?
想像力の欠如が、マイナンバーカード・保険証問題を始め無駄なことしか出来ない今の政府の力量を表していると思っています。
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Posted at
2023/08/08 06:47:01