とある休日、この日は午前中に息子の所用があるだけだったので、午後は洗車でもして家でゴロゴロしようかなと思っていたのですが、珍しく妻の方からドライブに行きたいと誘ってきました。
私「どこ行きたい?」
妻「懐かしさを感じる所に行きたい。場所はお主に任せる。あと変な道は通らないでね」
話し合いの結果、とりあえずの目的地は下呂の合掌村となったのでした。合掌村は岐阜に来て間もない頃、妻と2人で初めて下呂へドライブした時に立ち寄ったスポットです。ちなみに妻の言う変な道というのは、この時期ほとんど通行止めです。
急遽決まった下呂へのドライブということで、どこでランチを食べるかも決めないまま出発です。ノープランなドライブは久々です。下呂はしばらく晴れの日が続いていたようだったので、天候には恵まれました。
途中寄った道の駅「平成」、お昼時だったためか駐車場はほぼ満車状態でした。
第二駐車場的な砂利の所へ駐車しましたが、中は混んでそうだったので、ここではトイレ休憩だけにして先へ行きます。そのうち「令和村」もできるのでしょうか。
飛騨金山からR41に入れば合掌村まであと少しです。下呂市街に入る前に昼食をとりたかったので、R41の途中で左折してr86に入ります。このハチロクという道路、終点の明宝付近はクネクネのヘアピンカーブが連続する岐阜県屈指のワインディングロードとの噂があります。今回はそっち方面の道は通りません。
ハチロクに入るとすぐにインパクトのある看板が迎えてくれました。R41の整備されたドライ路面に慣れたところを油断させないためと思われます。実際、この看板を過ぎた所は日陰の下り坂カーブになっていて、道路脇が凍結していました。
ありきたりな警戒標識だと街の風景と同化してしまうので、このようなローカル色の強い看板は事故防止に一役買っていると想像します。
道の駅「かれん」でちょっと遅めのランチです。下呂の郷土料理である「ケイちゃん」をいただきました。
ニンニク味噌の濃い味付けは私の好みです。
子連れで外食する時は席が広めのゆったりしたお店を選びます。その点、道の駅のレストランは非常に助かります。ランチ時間帯の終わり際だったので、空いてる中で食事できました。
昼食後、ハチロクを北上し一部開通している濃飛横断道に入ります。
ささゆりトンネル(全長4877m)、ここも長いトンネルですね。
下呂には高速が通っていないので、濃飛横断道が開通すれば関東方面から下呂や郡上へのアクセスが良くなりそうです。
再びR41に入り合掌村に到着です。
雪はほとんど溶けていました。ノープランで出発したものの、実は車に長靴を積んでいたのですが、結局使うことはありませんでした。
息子のお気に入りは水車のようでした。
合掌造りの景観は白川郷には及ばないかもしれませんが、人はまばらで我が家にはこういう場所の方が性に合っています。
以前は夫婦ないしカップルでドライブしに行った場所、何年かの時を経て子供を連れて再び訪れることはよくあることだと思います。合掌村には若いカップルもいたので、見ていて微笑ましくなりました。もう私もオッサンですかな。
下呂の合掌村は、我が家にとって思い出の場所となることは間違いないです。
その後、市営駐車場にアネシスをとめて温泉街を少し散策しました。
コロナ前に来た時より人は少ないように感じましたが、いつの間にか知らないお店が増えていたりして、街は賑わっておりました。黄色い看板のバター菓子のお店が人気のようで、妻は興味津々でした。私は甘いグルメのことは全然分かりません。
息子は街中でチョロチョロと流れる滝に夢中でした。
「かえるの滝」といいます。5歳の息子の背丈よりちょっと高いくらいの、小さな小さな滝です。下呂は温泉の他に滝も有名なので、いつか息子と滝めぐりのドライブにも出かけたいなと思っております。
下呂駅の方まで散歩してみました。ロータリーには旅館の送迎バスが多く、観光地としての活気を感じることができました。ホームに停車しているワイドビューひだを見ていると、このまま電車に乗って帰るのもいいなと思うのでした。
アネシス「そんな、ひどい・・・・・」
(もちろん冗談です)
今回はいきなり下呂への日帰り直行ドライブとなりましたが、半日でも充分楽しめました。
Posted at 2022/02/19 18:34:16 | |
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