欲しい車があるようでない複雑な心境

いろんな新型車の情報に触れたり、ディーラーで新型車を見る度に、いいなぁ～と思うことは多々ありますが、具体的に次乗り換えたい車があるか？と聞かれたら、答えに迷ってしまう自分がいます。

例えば、Sクラスは新型でなく先代モデルでも極上の完成度を誇る車だと思いますし、欲しいといえば欲しいです。でも、日常使いにはやっぱり持て余すボディサイズだし、中古でも決して安くありません。いくら運転しやすいとは言え、物理的なサイズは小さくなりようがないので、狭い駐車場に停めるのにも、ドアパンチの心配がつきまといます。

電気自動車に置き換わる前に、直列6気筒のエンジンを一度所有してみたいという憧れはありますが、低燃費の実用的なディーゼルエンジンに慣れた身から、ハイオクで燃料垂れ流しみたいな車に乗り換えたら、快適さよりガソリンスタンドに頻繁に通うことの方がストレスになるのではないか等いろんな不安が出てきます。

日頃から飛ばして運転するわけでもなく、ゆったりのんびり走りたい性格の自分にとって、大排気量のハイパワーエンジンなんて相応しくないのではないかとも思います。

電気自動車を買うのは、もう少し技術が熟成されてからにしたいので、あとはPHVを繋ぎに買うか…。たぶん自分の好み的にはPHVが一番合うとは思います。あとは、決してラインナップが多いとは言えない中から、気に入ったモデルが見つかるのか…。やや中途半端な立ち位置のエンジンで決してメジャーではないことから、中古が値下がりしやすいというメリットはあるかもしれません。

2回目の車検前に乗り換える予定ですと営業マンには言ってみたものの、あと2年ちょっとの間に欲しい車が見つかるのか、今から少し心配になります。別に無理して乗り換えずに、愛車を乗り続けるという選択肢もありますが、初の輸入車で保証の利かなくなる5年目以降に乗り続けるのも、それはそれで心配になります。