登場した当初はそれなりに話題になったものの、価格上昇幅が大きすぎたせいか、その後の存在感が乏しいCクラスですが、特別仕様車が登場しました。
C200をベースに特別装備を奢った仕様になっていますが、おそらく「これじゃない!」と思った人も少なくないように思います。今ではフロントに大きなベンツマークが鎮座するアバンギャルド顔が当たり前になっていますが、かつてはエクスクルーシブというボンネットマスコットの仕様がありました。アバンギャルド顔の人気が高いということで、エクスクルーシブ顔はSクラスなど一部のモデルにしか採用されなくなりました。それでも、エクスクルーシブ顔の方が好きという人も一定数います。先代Cクラスにも特別仕様車でエクスクルーシブ顔が登場しました。今回も通常モデルとの細別化を図るという意味では、やはりエクスクルーシブ顔にすべきだったんじゃないかと思います。
内装はナッパレザーのシートにベンチレーションまで装備されて、文句ないレベルに仕上げてきているので、エクステリアの差別化をもっと図ればよかったのに・・・と尚更思います。
ただ、867万円というプライスを見ると、果たしてちゃんと全部売れるのだろうか・・・と疑問に感じます。諸費用込みで900万円と考えたら、もっと他の選択肢がたくさんあります。C200は代車で乗ったことがありますが、エンジンはISG搭載とはいえ、お世辞にも900万円に見合うほどのパワートレインとは言い難いです。せめてC220dの方をベースとした方がまだ良かったような気もします。
全体的な完成度という意味では輸入車に分があるかもしれませんが、パワートレインに関しては日本車のコスパって異常に高いですよね。RX450h+とかRX500hとほぼ同価格帯と思ったら、輸入車を買う意味って・・・・( ・∇・)
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2023/07/05 12:49:12