最近のMercedesの新型モデルを見ていると、メーカーが宣言した通り、はっきりと戦略を変えてきたことを痛感します。10年前くらいは、エントリークラスのラインナップを充実させて、ユーザー層を増やしていく方針だったと思いますが、ここへ来て収益性の低いエントリークラスはどんどん縮小していって、収益性の高い上級クラスに絞っていくという方針を打ち出しています。新型Cクラスが登場した際も一気に価格帯を上げたことで批判的な声も少なくなかったですが、新型GLCも800万円級みたいで、ターゲットをはっきりと富裕層に絞っているように見えます。AクラスやBクラスのラインナップを縮小していくというのは分かりきったことでしたが、かつてはMercedesの入門モデルだったCクラスすらも気軽には買えない価格帯にしてしまうことまでは予想していませんでした。そして、今後は電気自動車メーカーへシフトしていくためにEQシリーズもラインナップを増やしている真っ最中ですが、Eクラスに相当するEQEですらガソリン車のSクラスと並ぶかそれ以上の値付けになっています。もちろんEV車としての完成度は抜群に高いことでしょうが、いくらプレミアムブランドとして認知されているからとはいえ、ここまで大胆に身の振り方を変えたら、付いて行けなくなるユーザーも少なくないのではないか…と思います。都会の方の事情はよく分かりませんが、自分の住んでいる地方都市では、新型Sクラスや新型Cクラスを街中で見かけることはほとんどなく、未だに旧世代のモデルの方が圧倒的に多く走っています。EQシリーズなんてほぼ見かけたことありません。他のユーザーがどう思っているかは分かりませんが、新世代モデルになってから、「えっ・・・・これからのMercedesって、こんな感じになっちゃうの・・・?」って戸惑ってしまったり、受け入れ難く感じている人も少なくないのではないかな…と勝手に思っています。高機能、高性能化を果たせば、大幅に値上げしても自ずとユーザーは付いてくるはず…と甘い見通しでやっているとしたら、Mercedesの販売台数は今後落ちていくのではないかと思います。仮に1台あたりの収益性が2倍になったとしても、販売台数が半減したら意味がありませんし、Aクラスを気に入って乗っていた人からしたら、ユーザーを簡単に切り捨てるメーカーに映ってしまい、今後もMercedesを欲しいとは思わなくなるでしょう。|
タイヤ🛞組み付け カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/09/14 18:39:30 |
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