
続いての残念ポイントは、オートブレーキホールドについてですね。今時の新型車には付いていない方が珍しいくらいの装備になりました。この機能が付いていない車は買わないという主義の人も少なくないと思います。いわゆる停車中にブレーキペダルを踏み続けなくても、車側で勝手に止まっててくれる機能ですね。
アコードにも当然この機能が備わっていますが、あればいいという機能でもなく、使い勝手を決定付けるポイントがいくつかあると思っています。まず、作動方法ですが、一般的にはブレーキホールドボタンがあって、それを押して機能がスタンバイの状態になってから停車すると自動的にホールド機能が働きます。ただ、それをエンジン始動の度に毎回ボタンを押す必要があるモデルと、メモリー機能が付いていて次回からは押さなくてもOKというモデルに分かれます。ここら辺はメーカーによっても違うどころか、同じメーカーでも車種によって異なったりします。ホンダも車種によってメモリー機能があったりなかったりします。10代目アコードは・・・なんとメモリー機能無しでした。そのため、スタートさせる度に1回ボタンを押す必要があります。ここは納車前には分かりませんでしたが、明確に残念ポイントとして挙げられます。
ただ、前にもブログで書いたようにメルセデスの場合は、ボタンの用意すらなく、標準でスタンバイの状態になっており、停車後にブレーキを深く踏み込むことで働く仕組みになっています。これが最も煩わしさがなく、効率的な方式だと思います。一般的な方式だと、停車してホールドさせたくない時にも勝手にホールドされてしまうデメリットがあります。例えば駐車場に停める際にクリープでゆっくり動かせたい時も毎回勝手にホールド状態になる煩わしさがあります。
作動のさせ方以外にも、ホールド状態から発進する時のマナーも非常に大切です。急にブレーキが離されたようにカクっと唐突な発進になってしまう車もあります。メルセデスも若干その傾向はありましたが、トヨタ・レクサス系が割とそういう傾向が強いらしいです。日産やホンダは割とスムーズに発進できると言われています。しかし、同じ10代目アコードでも意見が分かれていて、個体差もあるのかもしれません。自分の愛車はカクっとならずにスムーズに発進できたので、当たり個体でした。
ホンダの中では高級車の部類に入るモデルなので、せめてメモリー機能は付いていて欲しかったのが本音ですが、前車でもアイドリングストップを解除するために毎回ボタンを押していたので、押すボタンが変わっただけで手間が増えたという感覚はないから許容範囲内です。
Posted at 2024/06/24 14:08:22 | |
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