車を評価する時に、細かい部分を見て「内装の質感が低い」「エンジン音が安っぽい」などと批判されることがよくあります。シエンタに関しても、そういったレビューが散見されますし、そういった指摘も決して間違ってはいないと思います。内装パネルがプラスチッキーなのが許せない人は、シエンタを購入すると不満の方が大きいかもしれません。トヨタのコンパクトクラスの車って総じて内装の質感が高いとは言い難いと思っていますが、「じゃあ、シエンタに乗っていて内装の質感の低さが気になるか?」と聞かれたら、個人的には全く気になりません。それは我慢しているとか、諦めているという意味ではなく、内装の質感が高いか低いかということが意識に上らないほどに「居心地の良さ」を感じられるインテリアになっているからだと思っています。正直この車に出会うまでは、「居心地の良さ=高級感」だと思っていました。もう一台のEクラスは、内装にプラスチッキーな部分がほとんどないくらいに高級感に溢れたインテリアになっています。それと比べたらシエンタの内装は質感が恐ろしく低いという評価になってしまいます。では、Eクラスと比べて居心地の良さが半分以下に下がってしまうのか…というと、全くそんなことはなく、むしろシエンタの方が居心地の良さを感じられるくらいです。トヨタは内装の見せ方が上手いという評判がありましたが、シエンタに乗ってみて初めてその意味が分かりました。細部を見て批判することしかできない人は、視野が狭いんだなぁと実感しました。合皮や木目パネルがたくさん使ってあるのが良い内装で、ファブリックやプラスチックはダメな内装というのは、ただの固定概念に過ぎないことに気付かされました。
最近のMercedesの新型モデルを見ていると、メーカーが宣言した通り、はっきりと戦略を変えてきたことを痛感します。10年前くらいは、エントリークラスのラインナップを充実させて、ユーザー層を増やしていく方針だったと思いますが、ここへ来て収益性の低いエントリークラスはどんどん縮小していって、収益性の高い上級クラスに絞っていくという方針を打ち出しています。新型Cクラスが登場した際も一気に価格帯を上げたことで批判的な声も少なくなかったですが、新型GLCも800万円級みたいで、ターゲットをはっきりと富裕層に絞っているように見えます。AクラスやBクラスのラインナップを縮小していくというのは分かりきったことでしたが、かつてはMercedesの入門モデルだったCクラスすらも気軽には買えない価格帯にしてしまうことまでは予想していませんでした。そして、今後は電気自動車メーカーへシフトしていくためにEQシリーズもラインナップを増やしている真っ最中ですが、Eクラスに相当するEQEですらガソリン車のSクラスと並ぶかそれ以上の値付けになっています。もちろんEV車としての完成度は抜群に高いことでしょうが、いくらプレミアムブランドとして認知されているからとはいえ、ここまで大胆に身の振り方を変えたら、付いて行けなくなるユーザーも少なくないのではないか…と思います。都会の方の事情はよく分かりませんが、自分の住んでいる地方都市では、新型Sクラスや新型Cクラスを街中で見かけることはほとんどなく、未だに旧世代のモデルの方が圧倒的に多く走っています。EQシリーズなんてほぼ見かけたことありません。他のユーザーがどう思っているかは分かりませんが、新世代モデルになってから、「えっ・・・・これからのMercedesって、こんな感じになっちゃうの・・・?」って戸惑ってしまったり、受け入れ難く感じている人も少なくないのではないかな…と勝手に思っています。高機能、高性能化を果たせば、大幅に値上げしても自ずとユーザーは付いてくるはず…と甘い見通しでやっているとしたら、Mercedesの販売台数は今後落ちていくのではないかと思います。仮に1台あたりの収益性が2倍になったとしても、販売台数が半減したら意味がありませんし、Aクラスを気に入って乗っていた人からしたら、ユーザーを簡単に切り捨てるメーカーに映ってしまい、今後もMercedesを欲しいとは思わなくなるでしょう。
シエンタのハイブリッドも相当に燃費は良いですが、Eクラスも負けていないどころか、むしろ優れた燃費性能を発揮することがあります。いつものように片道30分ほどの通勤路を走っていた時の燃費ですが、過去最高を記録しました。コンパクトカーでもハイブリッドでもないのに…まさに驚異的な燃費だと思います。しかも、これで燃料代の安い軽油なので、単純な燃料コストで言えばシエンタのハイブリッドよりも優秀だったりします。
シエンタが納車されて初めて高速道路を走ってみました・・・と言っても助手席に乗っていたので、運転したわけではありません(^ ^;)|
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