
シエンタが納車されて初めて高速道路を走ってみました・・・と言っても助手席に乗っていたので、運転したわけではありません(^ ^;)
助手席に乗っていた感想としては・・・良い点から挙げるなら、やはり高速道路を走っても安心感・安定感がかなり高いということでしょう。高速道路では直進安定性が重要になってくると思いますが、ここでシエンタの直進安定性が高いか低いかという話をしても、あまり意味がないのかもしれません。なぜなら、絶対的な数値で測れるものではないため、結局は何と比較するのか、という話になってしまうからです。というわけで、めちゃくちゃ感覚的な話にはなりますが、運転がそこまで上手ではない女性が運転していても、助手席で不安感を感じることはないくらいの安定性は十分にあったと思います。正直ここまで安定しているとは予想していなかったですが、まさかの車に全然詳しくしない女性から「この車って運転してて楽しいね」という言葉まで聞かれたことに驚きました。
悪いとこはないのかと言えば・・・もちろんあります。一番気になったのは風切り音の大きさでした。90km/hrを超えた辺りから、やたら風切り音が大きくなった気がします。「あれっ?窓開けてたっけ?」と思わず聞きたくなるくらい、風切り音はけっこうしました。あとは、ロードノイズも路面によってはかなり大きくて、ちょっと耳障りに感じることもありました。街乗りレベルでは静粛性も高くて、とにかく快適性の高い車でしたが、高速域になると苦手な部分が出てきます。そして、静粛性の要であるハイブリッドに関しても、やはり上り坂であったり、力強く加速しようと思うと、エンジン音が相当に入ってきます。ただ、救いなのはエンジン音が唸るばかりで全然加速しないということはなく、踏んだらエンジン音が唸りながらしっかりと加速していた点は良かったと思います。
乗り心地についても感覚的な話にはなりますが、個人的にはかなり快適性が高くて、すごく好きな乗り味でした。さすがに愛車のEクラスには敵わない・・・と言いたいところですが、段差のいなし方という点においては、ある意味でシエンタの方が上手だなぁと思わされました。TNGAのプラットフォームも使い慣れてきて、熟成の域に達しているのかもしれません。サスペンション形式にこだわるマニアの方々からしたら、「そんなはずあるわけない!」と怒られそうですが、数値とか構造だけで乗り味が決まるほど車って単純ではないと思います。マルチリンクだから必ずしも乗り心地が良いとは限りません。乗ってみて、自分の感性に合う乗り味が作り出せていたら、形式なんて何でもいいと思っています。
次に自分でハンドルを握る機会があったら、またドライバー視点での感想を書いてみたいと思います。
Posted at 2022/10/02 23:35:47 | |
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