とあるところで見たサーモスタットの説明が・・・
60℃で開
59℃で閉
アホか www
な、ワケがない
せっかくバイメタル使うのに急激に開閉してどうすんだ?
仮に全開時70℃だとすれば
温度が近くなるにつれジリジリ開度が増えていく仕組み
同じようなことをオイルクーラー用のサーモスタットでも言っている人がいる
急激に開閉するから流量も急激に変わる・・・
たぶん、オイルサーモスタットが80℃って書いてあると
80℃でイキナリ開くと思っているのだろうね
電気的なスイッチのOFF→ONくらいにしか思ってないと思う
これも、そんなワケはない
こんなん実験する必要もないんだけど
本日オイルブロックいじってたら思い出したので
はい、実験
↓これバイメタル部分です
バイメタルの仕組みで下に写っているピンが伸びてくる
本当は湯煎したほうがいいだけど面倒なので本体温度図りながら
ホットブローで加熱してみた
メーカー曰く80℃で全開と言われているバイメタルです
外気温16℃(バイメタルも同温度)の時にピンの伸びは6mm(ここが最低ラインです)
ホットブロー開始 本体温度が45℃を経過するとヌルヌルピンが出てきました
60℃になる頃にはピンの伸びは13mmほどになります(これがMAX値です)
ただし、60℃くらいだとピンは押し込むと元に戻ろうとします
※このバイメタルは伸び側はバイメタルの仕組みで伸びていきますが、温度が下がった時はスプリングの力で押し込まれて戻ります
80℃経過した後にピンを押し込んでも固くて元に戻りません
よって
60℃過ぎたあたりからピンは伸び始めて段々とオイルをオイルクーラーに送り
そして
80℃経過すると全開でオイルを送るようになる
なので
いきなりオイル流量が変化するということはなく一定の温度範囲で0〜100開度になっているということデスね
たとえば60℃から80℃まで一秒で変化したら
そりゃ急激にOFF->ON状態になるので急激に変化するでしょう ※バイメタルがどれだけ反応速度あるかは別ですw
現実にはちょっとありえないわけで
まぁ気にしてはいけないレベルだと思いますわ
p.s.
走行はしてない状態です
オイルブロックに取りつけてある油温センサーで70℃の時
オイルクーラーの放熱フィンでの温度は70℃でした
オイル熱しづらく冷めにくいんでこんなモンでしょう
さすがに走行風あてないと w
----切り取り線----
とりあえず本日の整備予定は終了したので暖気運転中 w

Posted at 2023/12/09 19:26:45 |
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