
車ネタはほとんど出てこないので、興味ない方はスルーしてください⚠
昨日、美容院の帰りにサンポートを通ったら、アメ車っぽい車が電柱&植え込みへ突っ込んで、大変なことになってました。
操作ミスしたのか、横断歩道のとこやったけんチャリに気付かんであわててステアリング切ったとかかなぁ。
私もいつかやりそうなので、他人事やないわ〜と青くなりながら通り過ぎました😩
さて、仕事は忙しいですがちょろちょろ読書してます。
ってことで、最近読んだ本をご紹介。
燃えよ剣
北海道行くんやったら、これ読まないかんっしょということで久しぶりに。
司馬遼太郎著、新選組副長・土方歳三が主人公。
かれこれ20年ぶりくらいに読んだけど、こんな話やったかなー(゜゜)
びっくりするほど、まったく覚えてなかった笑
鳥羽伏見で潰走してからの近藤勇が時代錯誤な考え過ぎて、ちょっと笑えます。
小説なんで脚色されてはいると思いますが、このあたりはきっと事実なんでしょう。
けど、実際に時代の節目・渦中におれば私も含めてこんなもんなんかもしれんなぁ。
あとから俯瞰して見れば時代の変化というのはよくわかりますが、実際に中におればなかなか自分の考えを柔軟にするというのは難しいんかも。
五稜郭、行ってみたかったなぁぁ―。
さて次の土曜にはもう北海道に着陸ですからね、ゴールデンカムイも読み直しとかな(゚∀゚)
なんであのマンガは変態しか出てこんのやろw
私の中ではマンガ家本人がだいぶやばい人認定です笑
日本橋牡丹堂菓子話シリーズ
江戸からほど近い片田舎の女の子が、江戸の華やかなお菓子に心奪われて菓子職人を目指すお話。
みん友(シマエナガ)さん紹介の本です。
女性はさっさと結婚出産して当たり前の時代に、自分の夢を叶えたいとがんばることは相当な苦難を伴ったと思います。
小説なのでフィクションですけど、実際にこういう女性もおったんやろうなぁ。
江戸どころか、たぶん卑弥呼の昔から人間関係の悩みは変わらんのやろなーとしみじみ思う小説です。
壁を作る人もおれば、おせっかい焼きもおったり様々な人たちがいい味出してますよ〜。
江戸っ子!って感じがするのはおけら長屋シリーズのほうですが、こちらはこちらで和菓子好きにはたまらない描写が多々あって良いです🤤
難点は一話読むたびに和菓子食べたくなること笑
シルクロード 文明の旅
少し前のブログでも触れましたが、大学の先生が書いた調査旅行記。
歴史が苦手科目やった人間にはなかなか読むのに苦労する本でした。
高校の社会科選択は地理専攻でしたけど、このあたりの地理なんてそうそう習ってないので、地名一つとってもいちいち調べないとマイナーなところはさっぱりです。
まさにニュースの中心地、ロシア〜ウクライナあたりも含まれます。
黒海沿岸のオデッサ、行ってみたかったなぁ。
美しい街のようですが、今回の戦争で破壊されてしまうんでしょうか…。
文明が興って衰退して滅びて、ずーっとあとの人間が発見して、、、いまの文明もはるかな未来の人間が発掘するときが来るんでしょうかねぇ。
そのときに未来の人間は、いまという時代に起こったことをどう捉えるんでしょうか。
考古学ってふしぎな気持ちになるんですよね〜。
歴史と地理に抵抗がなければ、中央アジア好きな方にはおすすめの本です。
中央アジアに行ってみたいよー。
戦争は女の顔をしていない
ベラルーシ出身のノーベル文学賞受賞ジャーナリスト、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの著書。
前にご紹介した『死に魅せられた人々』の著者です。
こちらはマンガ化もされているようです。
日本語訳されているとはいえ、こういった外国人著者のノンフィクション本は少々読みづらい部分がありますので、読書がしんどいと思う方はマンガから入るほうが読みやすいかもしれません。
どういう内容かというと、第二次世界大戦に参戦した女性兵士から聞き取った声を集めた本です。
従軍中は祖国を守る勇敢な女兵士と讃えられても、戦後は口を閉ざすしかなく、結婚もできずに孤独な人生を歩むことになった女性。
男性兵士は同僚の女性兵士には優しかったが、では敵の女性市民に対してはどうだったのか。
祖国を守るためであっても、戦争は人々に深い傷痕を残すということがよくわかる一冊です。
今回のウクライナ侵攻が始まる前に読了していたのですが…何とも言えない気持ちです。
著者やインタビューを受けた存命の元兵士たちはいま何を思っているんでしょうか。
ロシアの自浄作用に期待し、ロシア革命のようなことが起これば…と部外者の私は思ったりするんですが、やはり難しいんですかね。
そもそも日本人とロシア人では根底の考え方からして違うでしょうからねぇ。
ロシアの外に出たことがない生粋のロシア人たちは、今回のウクライナ侵攻をどう思っているんでしょうね。
ニュースの情報もどこまで本当で、どこから嘘なのかまったくわからないですし。