
今日は学びの中で物理学者のリチャードファインマンさんを
彷彿とさせる箇所がありました。
なので、ファインマンさんのお写真。
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おくるま学ぼうシリーズは、
本を読んだ(インプットした)内容を
いろいろ妄想しながら
なんらかの形でアウトプットして
-理解を深めて
-記憶の定着率を上げよう
という学習メモです。
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<自動車の基本とエンジン>
3. エンジン部品排気装置のしくみ
1) エキゾーストマニホールド(exhaust manifold) :インマニの逆。エンジンからの排ガスを1本にまとめて、パイプに送る
2) EGR装置(Exhaust Gas Reciclation):排ガスの一部を回収し、吸気ポートに戻す、「排気ガス再循環」装置
3) エキゾーストパイプ(exhaust pipe) :管、パイプ
4) 触媒(catalyst)コンバーター(catalytic converter):汚染物質を無毒化する浄化装置、湿原みたいなもの。
5) プリマフラー:消音機1
6) 排気ダクト(exhaust duct):パイプ、管
7) マフラー(muffler):消音機2
ふむふむ。
だいたいの流れ理解。
では、詳細を見ていきましょう。
1) エキマニ
ガスケットを介してエンジンから排ガスを受け取る。
ガスケット:「止まって」気密性を確保する部品 O-ringみたいなもの。
思い出した、スペースシャトル事故。ファインマンさんが原因究明してた。
キーになるパーツ。
ファインマンさんの本は
「物理わかんなくても物理すきになる」
cf.パッキン:「動いて擦れる」ところで使われる部品
☆ポイント☆
>耐熱性と耐錆性が大事。
排ガスは一番熱いので、熱いのを最初に受け取るから。
熱いとさびやすいから。
>形状が大事。
効率よく排気ガスをどっかやらないといけないので、等張管というコンセプトが大事。
(となると、各シリンダからの管を同じ長さにするためには、、、なかなか大変)
とのことなんですが!
こういう記載も発見。
「高回転エンジンでは集合形式を4→1にしたうえで、排気パイプを太めにして、排気効率アップ。高回転が可能。
対して中低速でのトルクを重視したい場合には、4→2→1にしてパイプ細めの排気干渉を意図的に起こし、
シリンダから抜けにくくして、トルクフルなエンジンにすることが可能。」
>排気干渉
排気ガスの圧力がシリンダ毎に順番にくるが、
一個のシリンダが排気してるときに(圧力が上がる)他の管にいっちゃったりする。
あ、、、水道の水圧とか、河川の逆流とか、そういうのと似てるね。
水道管の長さや太さ、河川の太さを変えて対応してたはず。
で、ここで疑問。
4→2→1にしてパイプ細めの排気干渉を意図的に起こし、中低速トルクフルにする
なぜか。
今の時点でまだわからない。
宿題>自分自身
2) EGR装置
目的:①燃費向上、②NOx低減
EGRのしくみ
排気ガス→燃焼室へ→酸素濃度低くなる→燃焼温度低下→高温だとNOxが生成されやすいが低下すれば生成されづらい
理解
そして疑問
下げたいのは燃焼室内の酸素量なのか、酸素濃度なのか
そもそも酸素量を下げたいなら、スロットル開けなきゃいい。あけづらいように設定すればよいのでは?→解決
もしくは、空気の圧縮率を下げるとか。それじゃだめなのかしら?
酸素濃度なら、、大気中の酸素濃度は一定なので、この方法がいいよね。
①燃費向上について 主にガソリンエンジン
エンジンに近いところに設置。
目的:ポンピングロスならびに冷却ロスの低減
ポンピングロス:スロットルは少ししか開けないときでも、シリンダーの吸圧は一定なので、
本来必要な空気量(酸素量)より多くを送ってしまう。が、この本来必要な空気のみをスロットルで調整して送り、シリンダー吸圧との差分を不活性ガスを送り出す。
つまり、ポンピングロスとは、スロットルバルブがあるから起こる現象。
②NOx低減 主にディーゼルエンジン
ディーゼルエンジンにはスロットルバルブない→吸圧排圧差がない→ポンピングロス起こりづらい
が、過給機ある→燃焼済ガス高温→冷却必要→EGRクーラー必要
EGR設置→酸素小→NOx低減 煤増量(!)
なし→→NOxいっぱい 煤少ない
内部EGR 可変バルブタイミング機構利用 →事実上いろんな装置やコントローラーつけないくていい。安くてシンプル。が、細やかな処理は苦手
外部EGR ガスを取り出して、別途パイプで再導入する。冷却や流量コントロールが可能だが、
追加で長いパイプ作ったり、レスポンスが微妙になったり(長いから)、多分別途装置つけないと出し、高いし。
それぞれプロコンあり。
今日はここまで!
明日は触媒!
今からバーレーンテスト2日目見ます
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Posted at
2023/02/25 20:22:14