河津桜が、葉桜になり、ソメイヨシノが綻んできました。
春爛漫🌸🌸
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おくるま学ぼうシリーズは、
本を読んだ(インプットした)内容を
いろいろ妄想しながら
なんらかの形でアウトプットして
-理解を深めて
-記憶の定着率を上げよう
という学習メモです。
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以前トルクコンバーターを調べたときに、エンジンの回転数を駆動系に伝えることができるものの、
変速に関して残っていた疑問が、今、明かされます!
<駆動系・足回り>
1. パワートレイン
→ATの構造
まずは「プラネタリーギア式副変速機」
さて、クランクシャフトからの動力は、トルクコンバーター(流体継手)で
①トルクの伝達
②トルクの増幅(回転数の減少)
の処理が施されます。
が、これだけで、すべての路面と道路状況に合わせて
使いたいトルクレンジを使えるわけじゃないので、
さらに変速(変率?)機構が必要になります。
で、それが「プラネタリーギア式副変速機」。
プラネタリーギア式副変速機では、
遊星歯車機構
という機構が使われます。
<遊星歯車機構>
<定義>
遊星歯車機構(ゆうせいはぐるまきこう、英: planetary gear mechanism)とは太陽歯車(英: sun gear)を中心として、複数の遊星歯車(英: planetary gear)が
自転しつつ公転する構造を持った歯車機構である。
<目的>
3つの軸があるのですが、
ひとつづつ、入力、固定、出力と軸を分けることにより、軸の回転方向や、速度(および強さ)の切り替えが可能であるために、
変速および逆回転を実現する。
1. パーツ
①太陽歯車(サンギア)
②遊星歯車(プラネタリーギア)自転する。公転する。
③内歯車(インターナルギア)
④遊星キャリアから構成される 公転の動き
2. パターン1
内歯車 固定
入力軸 太陽歯車 回転(自転、公転ともに)
→遊星歯車は無理やり回転させられるが、内歯車が動かないので、内歯車の設置面の回転まで加わり、
→結果、出力軸 遊星キャリア(公転) 回転 より早く
3. パターン2
入力軸 内歯車 回転
固定 太陽歯車
→遊星歯車は、同じく、無理やり回転(自転、公転共に)させられるが、内歯車半径>太陽歯車半径なので、その分速くなる
出力軸 遊星キャリア(公転) 回転 パターン1よりすごく早く
4. パターン3
入力軸 太陽歯車 回転
固定 遊星キャリア
→遊星歯車が 公転せず、自転のみ。
→内歯車 逆回転!
5. 実際の自動変速機では、3つの遊星歯車機構が同軸で接続されている。
以前、歯車機構についていくつかチェックしたけど、
歯車は奥が深いです。
おくるまだけじゃなく、すべての機器で使われてるはず。
ベースの知識、体系的な知識がないのは弱いところですが、
少しずつ拡充していくことにより、
理解が深まると思います。
残りは、また明日!
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お勉強 | クルマ
Posted at
2023/03/19 19:07:59