
みなさま、週半ば、お仕事も家事もお疲れ様です。
いつもおクルマで聞かれているお気に入りの曲ってありますか?
ドライブに合った、珠玉のプレイリスト。
みなさまのオススメを聞きたかったりして。。。
ワタクシは、この2曲をよく聞いています。
Black coffee 『Drive』
brady 『Crossed』
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おくるま学ぼうシリーズは、
本を読んだ(インプットした)内容を
いろいろ妄想しながら
なんらかの形でアウトプットして
-理解を深めて
-記憶の定着率を上げよう
という学習メモです。
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ブレーキ倍力装置って、いまいちどころか、まったくイメージつきません。
が、ブレーキはおクルマの要。
わかったつもりにならないように、腹落ちするところまでやりたいと思います。
>倍力機構について(てこ機構)
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倍力機構とは、モーメント(力 × 距離)が釣り合うことを応用し、小さな力で大きな力の作用が得られる機構のことを言います。
倍力機構は、リンク、てこ、スクリュー、くさび、ギア、滑車などの機械要素に使われています。
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なんだ、てこの原理か。。早くいってよ。
倍力装置
→
小さな力で、大きなものを動かそう!ってことね。
ここまではOK。
じゃあ、次は
>倍力装置(Brake Booster)
3種類
① 真空倍力装置(エンジンの負圧利用)
② 油圧倍力装置
③ 空気倍力装置
ああ、、ここから、やっぱり、よくわからない。。。
てこっぽいの一つもない。。
と、投げやりにならないで、ひとつひとつ見ていきます。
① 真空倍力装置(エンジンの負圧利用)
エンジンの吸入負圧(吸気負圧) Manifold Vacuum
負圧とは?
エンジン始動→空気吸い込こまれる!→気圧下がる:負圧
定義を確認。
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吸気マニホールド内に発生する大気圧を基準にした
マイナス側の圧力のこと。
スロットルで、絞られるため、ピストン下降により吸気管内に負圧が発生する。
スロットルが閉じているアイドリングや低負荷時には
吸入負圧は大きく、
スロットル全開時の
負圧は小さくなる。
また、ターボエンジンにおいては過給されるため負圧ではなく正圧となり、
これを
過給圧またはブーストという。
吸入負圧は
ブレーキのパワーアシストやフラップバルブなどのアクチュエーターの動力源に利用される。
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なんと、この負圧、ターボに使えないじゃないですか、、、
ってことは、真空倍力装置はターボ車には使えないのか??
まだ、負圧しかわかってないので、その構造と稼働する仕組みを見ていきます。
しつこいくらい、何回でもやって、頭が弱い人向けのレベルでアウトプットします。
◇エンジン掛かってて、ブレーキ踏んでない状態◇
エンジン掛かる→
吸入負圧発生。
吸入負圧は、
A室にのみ掛かっていて、B室はもともと
「真空」。
ここでは、
A=B。
つまり、
足で踏んだ力がそのまま制動力。
だいたい、インテークマニホールドもしくは、エアクリーナーからブレーキのマスターバックにホースが伸びている。(らしい)
じゃあ、踏んでみます。
◇エンジン掛かってて、ブレーキ踏んだ状態◇
ペダルを踏むと、
A室に大気が流入します。
B室は変わらず「真空」
ということは、
B<A となります。
大気圧は真空より、
圧力が高いので、ペダルを踏む力をさらにサポートしてくれます。
これが、「真空倍力装置」の仕組み。
仕組みがわかると、
「大気圧倍力装置」の方が適切では…なんて思ってしまったり、、(すいません、個人の見解です。)
だから、エンジンを切ると、そもそも、
A室が真空にならないので、
大気圧が
流入する圧力を使えないので、ブレーキのサポートがないわけです。
が、だがしかし、
ブレーキ踏下→どっかのバルブあけて→大気流入。。。
ちょっと時間かからないですか?
それも踏まえて、ブレーキは少し早めってことでしょうか。。
少しおまけ
じゃあ、インマニからマスターバックへのホースが切れたらまずくない?
というわけで、チェック方法。
a) ブレーキ踏下でエンジンスタート(普通そう)
b) ブレーキペダルが奥に入っていけば、(負圧がかかれば)OK
(確かに、ぐぐっとペダルが奥に行きますよね、始動時。)
そうじゃなければ、(つまり負圧がかからなければ)エンジンは壊れてないので、
ホースが切れてる?劣化?どっかから、空気入っちゃった?となる。
ずっとわからなかったのですが、やっと今回分かりました。
良かった、幸せです。
ここまである程度きっちりやったので、あとは、そのバリエーションです。
② 油圧倍力装置
さて、倍力装置の小型化、ABSやTCS(TRC,TCL)で人間が操作する以上のサポートが必要な場合に使われるのがこちらの油圧倍力装置。
ブレーキフルードのタンクを
もう1個つけて、
ひとつは
人間操作用
ひとつは各デバイスからの情報に応じて
ECUからの指示通りに圧力出す用
となっている。
③ 空圧(空気圧)倍力装置 大きいから、乗用車には搭載しづらい トラックの荷台の下などに搭載されている。
空圧と聞くとじゃあ1気圧ね。①真空倍力装置と何がちがうんだっけ、、
と思ってしまったくらい、安直な考えの持ち主です。。
あのA室に、
大気流入ではなく、
コンプレッサーで加圧した圧縮空気を送り込んで、圧力を9気圧前後まで上げることが可能。
つまり、、、
ターボ倍力装置のようなイメージです。
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Posted at
2023/06/14 20:06:48