
梅雨入りしましたね。
北上する梅雨前線。一気に下がる気圧。。
気圧性頭痛。。。
友人たちから昨日から一斉にLineが来ます、
『来たよ、頭痛!』
『ロキソニン効かない~』
ああ、これはワタクシも遠からず来るな、、、
ロキソニンで迎撃。
そう、頭痛なんぞにやられている場合ではないのです。
今日は、、、
マロンアライメント調整の日
先月、
白艶丸のmoduloサスペンション換装とアライメント調整があまりにも素晴らしかったため、
マロン🌰のアライメント調整も予約してしまいました。
「アライメント浜松」さんに持ち込みます。
今回は、1時間程度だと伺いました。
見学してていいとのことです(๑>∀<๑)
という訳で、見学した内容を忘れないように記載しておきます。
1. アライメント測定機器及びその方法
2. s660基準値
3. アライメント調整方法
オマケ
1. アライメント測定機器及びその方法
アライメント調整の機器は
HUNTER K-111 4輪トータルアライメント測定診断システム
という設備を使います。
まずはタイヤの空気圧を確認。左右バランスをみます。
各タイヤにこのデバイスを装着
前方の赤いライトで黒い点々を計測し、アライメントをリアルタイムに計測することができます。
2. s660基準値
こちらがs660の基準値
これを見ると、基準値フロントトーはまっすぐですが、
リアトーは、ちょっとだけ
トーアウトの方向です。
この理由を教えて頂きました。
『コーナリング時の荷重とタイヤの動きについて』
1) ブレーキング時は前荷重に
2) リアが少し浮きます。
3) タイヤはその時トーアウトの方向へ
→ここでタイヤが外に向くのでより曲がりやすいオーバーになります。
おしりが出やすい。
そのようなコンセプトでおクルマは設計されています。
ふむふむ。
ここで、面白い実験をしてくれました。
フロントのトーの動きです。
フロントに荷重がかかる、もしくは人が乗ると、どうなるか。
スタッフの方が車の下にぶら下がったところ、
少しだけ
トーアウトの方向に動きました。
リアルタイムで数字が変化するのを見て、
おクルマは硬い金属の存在というより、
しなやかな存在なんだと実感。。
こちらが現マロン🌰の測定結果
フロントのキャンバーは、多分あえて0°60マイナスにふってあるようです。
左フロント -1°09 = -69
右フロント -0°54 = -54
なので、
おそらく-60(基準-30)にしようとしたのではないかと。
なので、ここは
そのコンセプトを踏襲。
なお、フロントの角度調整は、
タワーバーがついているので、ちょっと難しいようです。
リアキャンバーは基準値。
リアトーは、
ナナメってますね。
修正してもらいました。
フロントトーとリアトーは基準値にしました。
3. アライメント調整方法
リアの調整を見せて頂きました。
ここで調整。

ボルトを締める箇所が楕円になっています。
更に真ん中じゃない位置で締めるのです。
つまり締める方向で角度を調整することができます。
<オマケ>
マロン🌰の位置を直すときに、
タイヤを持って動かしてらっしゃいました。
なんてすごいチカラ、、と思ってみていたら、
「軽く動くんですよー」とのこと。
実際にホイールに指を掛けて動かしてみました。。
え、、、こんなにマロン🌰って軽いの?
という軽さです。
バンパーなどを押したりすると、すぐには動きませんが、
タイヤ触ればすぐに動いてくれます。
これは、、平地でもサイドブレーキ必須だし。
サイド引いてないと持っていかれそうです。
坂道で駐車するときには輪留めは必須かも。。
さて、アライメント調整が終わり、
いい音させて試運転してくださいました。
(その辺一周してきたみたいです)
お支払いをして、御礼を申し上げて
(説明していただいたり、実際にいっぱい見せて頂いたり
まさに大人の遊園地状態。。)
受領しました。
~~ここから、インプレです~~
まず、発進時、低速時のガタガタが
無くなりました!
そして、、よりグリップが増し、
接地感が上がったような気がします。
車高は落としてないのに、
低くなったかのような錯覚。。。
きっと本来『Evolution極』はこういう乗り味なのでしょう。
歪みが取れて、本来の良さが甦りました。
今まで、マロンはちょっとオテンバな印象でしたが、
今やステアリングを持っていなくてもずっと走ってくれそうです。
(ちゃんと持ってます)
いい意味で、、男性的な優しさが前面に出てきました。。
かと思うと、
コーナー鋭い!!
ほんのちょっとしか走ってないですが、(帰りにスーパー行っただけ)
曲がり方が、
えぐい。。。。
っていうのかなぁ。。
安定しててどっしりしてるのに、
ぐいん!っていきます。
このギャップは、、、
好きになってしまいそうです💛🌰
帰路にて
ニーチェのこの言葉を思い出しました。。
「親しい者同士が、
彼らしか知らない言語で語り合う、
それ以上の幸福があるだろうか?」
もはや言葉にはならない感覚を共有しているような。
それ故にその多幸感は計り知れません。
よくぞ作ってくれたという感謝と
もう作り続けていないんだ、という寂しさと。。。
うちに来てくれたご縁に感謝しつつ、
大事に対話をし続けていこうと思います。。。
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Posted at
2025/06/11 19:46:29