2023年10月06日
札幌市、JOC は 2030年 札幌オリンピック 招致 を断念した。
札幌市の皆さん 北海道の皆さん には
申し訳ないが、現状でのオリンピックには 私は反対だ。
1964年 東京オリンピック
1972年 札幌オリンピック
第二次世界大戦後 日本は復興し、経済も右肩上がり、人口も右肩上がりで、国全体に活気があり、国の国力結集 の
象徴として 国家プロジェクト として 世界のスポーツの祭典 の オリンピック
当時の大会運営費も、それなりにかかったのだろうが、費用より、その大会の効果、そして、高度経済成長のインフラ整備の時期と重なり、経費の国や自治体の持ち出し費用は、それほど気にならなかった。
いや、何とでもなった。
そんな時代だったといえよう。
日本国民が、海外へ 気軽に行ける時代でもなく、日本国内でオリンピックを、開催する意義もあったと思う。
それを、この2020年という 今の経済状況、国力、時代背景 で行う事 が、今の日本国にブラスになるとは、思えない。
また、今の オリンピック という コンテンツ 自体が、20世紀後半から確立した、オリンピックビジネス の上に成り立ち、更にそのオリンピックビジネス モデル によって 巨大な 利権が生まれ、既得権益ありきの 一大ビジネスショー となった オリンピック。
もはや、純粋な、世界スポーツの祭典 とは言えず、世界スポーツショー の
興行 と言わざるをえない。
しかも、その 世界スポーツショー の
興行 をおこなって、興行の主催者(地)となって、利権を手に入れたとして、利益が得られるのか? と、いうと、実際には、トータル 赤字で終わる 事がほぼ確定している という 何のために オリンピック を 開催するのか?
疑問が多々ある 祭典 と 思えてならない。
では、何でそこまでして、オリンピック の招致をするのか?
というと、特定の 団体、企業が、オリンピック を理由に、国費 公費 を得られる という オリンピック 利権 が
存在するからである。
たとえば、オリンピック の 自国開催が決まれば、選手強化の名目で、各スポーツ競技団体に、予算がついて、各種競技団体にカネが流れる。
大会競技会場の施設の建設や設備の更新。
宿泊施設や、交通インフラの再整備。それに伴う、都市地域の再整備。
なので、開催都市へカネが流れ込む。
では、そのカネは、どこから来るのか?
結局、国費が、オリンピック という 国家プロジェクト という 魔法の印籠 で、湯水の如く投入 されて いく。
日本国は、2020東京オリンピック の 結末 結果 をしっかり 総括したのか?
結局 オリンピック よかったね
で、終わってないか?
二転三転した、国立競技場 の建設
コンパクト で、既存の競技施設を活用して、総費用の抑制 をする という コンセプト は、オリンピック招致決定後 どんどん変わり、気がつけば あちこちに、競技施設が建設され、どれだけの 国費が投入されたのか?
更に、オリンピック委員会 と 電通 を 頂点とする、贈収賄 事件の数々。
結局、カネ カネ カネ の オリンピック だった と いえるのだが、そんな 総括 は 誰も 言わない。
祭りは終わった よかったね
である。
今の日本に オリンピック を おこなう 力 もなければ うつわもない。
と、私はおもう。
しかし、札幌オリンピック は これで終わった訳ではない。
2030年 大会の招致を断念しただけだ。
2034年 大会 の誘致をするのだろう。
本当に オリンピック ショー は、2034年に 札幌 で必要か?
誘致を考えてないる 札幌市 と JOC さらには、それらに群がる 利害者の皆さん もう一度 考えて欲しい。
Posted at 2023/10/06 16:17:45 |
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