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2014年08月23日 イイね!

「固定」が常に正義ではない

 連投すいません。

 今日は本当ならこのみんカラで知り合ったお友達と初めてのオフミツーリングをする予定だったのが、あいにくの雨でそれが延期となり、もてあました時間で先ほどのブログを書いたりしていましたが、やはりもともとバイクに乗るつもりでいた思いはなかなか諦められないものです。

 そこでテレビをつけてdボタンを押し、詳しい天気予報を見ると、なんと午後3時から9時までは曇りの予報。そしてやはり3時になってみると雲間から眩しい日射し。「これなら少しは乗れる!」と、片道1時間弱の名寄市にある実家までバイクを走らせる事にしました。

 西の空に少々雨雲を眺めながらではありましたが、日射しのお陰で気温も上がり快適なツーリングとなりました。いつもどおりバイクのUSB電源につないだiphoneで「ハイドラ」を楽しみながらです。
 
 しかし、ややしばらく走ってふとiphone画面に目をやると…あれ?バッテリーが減ってるサインが出てる。「充電されてないんだ」と気付き、まずはUSBソケットとiphoneをつなぐ100円ショップ製ケーブルの異常を疑い、名寄に着いたら即、ダイソーで代わりのケーブルを購入してテスト。ダメだ。

 次にはヒューズの破断を疑い実家に着くなり工具を借りてSRのシートを外してヒューズを確認。けどヒューズのせいじゃないみたい。という事は、あとはそこからUSBソケットまでのどこかで断線しているのか、それともソケット自体が壊れてしまっているのか、しかしそれはここではわからない…

 それで困った時の神だのみ、って事でいつもSRの面倒を見て貰っているバイク屋のキノシタさんへ。事情を話して検電テスターをソケットの根元に突き刺して貰うと「電気はここまで来てるね~」って事で、故障はUSBソケット本体だとわかりました。

 私が使っているUSBソケットは、みんカラ整備手帳「USB電源ソケット取付」でご紹介したように、ソケットをハンドルバーにしっかりと固定して取り付けてあり、それがナビがわりのiphoneや、ハンドルマウントに固定したウェアラブルカメラの充電に役立っていたのですが、キノシタさんのお話しだと、私の使っているタイプのUSBソケットは、電源から来た12Vの電気をUSBの5Vに変圧(?)させるパーツがソケットの中に組み込まれているのだけれど、それがSRの振動によって壊れてしまったようだという事でした。

 SRの振動は破壊的で、ロングツーリングではライダーの手を痺れさせたり、後付けパーツが壊れたりボルトが緩んだりするという事は知識として知ってはいましたが、ここは全く意識の外でしたし、後付けパーツはしっかりバイクに固定する事こそが安全上大切な事だと信じていたので、丁寧な取付が出来た事を整備手帳に誇らしげにアップしていますが、キノシタさんにはソケットをハンドルバーまで持って来ても、ソケット根元部分をタイラップで縛るにとどめてソケット本体にはハンドルの振動を伝わらないようにするなど免震を考えるべきだと教えて貰いました。SRに「固定」する事は必ずしも正義じゃないんですね。

 タンクなどを外して折角引いた配線もまたやり直しかと思うとちょっと残念でしたが、気持ちを切り替えてお礼を言い、新しいUSBソケット取付の構想を練りながら帰路に…と思ったら、あれ?ヘッドライトが点かない…



最後にはヘッドライトバルブ交換のおまけ付きでした。今年の北海道のバイクライフはあと2ヶ月ほど。楽しみましょうね。
Posted at 2014/08/23 22:43:01 | コメント(2) | クルマ
2014年08月23日 イイね!

思いがけないSL初体験

 毎月の中旬には別居中の家族を訪ね、ひとときの家族の時間を過ごす、というスタイルが定着してきましたが、その中今月18日には思いがけず蒸気機関車に乗車する機会を得ました。

 もともとは「遊園地の乗り物に乗って遊びたい」という子供達の希望で小樽水族館の遊園地へ行ったのですが、さほど大規模とは言えないあの遊園地ですから、一通り遊び終えるまでにそう時間はかからず、思ったより午後からの時間が余ってしまいました。
 「またシマリスにでも行こうか」などとクルマを家路へ進めますと、私たちの視界に入って来たのが「小樽市総合博物館(本館)」でした。

 私たちは何の予備知識も無くここを訪れたわけですが、ここは北海道の鉄道発祥の地、旧国鉄手宮線の手宮駅跡に建てられた、旧小樽交通記念館で、動態・静態の国鉄時代の車両の展示が充実しています。

施設に入るとまず目に入るのがSL「しづか号」


しづか号の運転席にある圧力計


 館内は貴重な鉄道関係の資料の他、科学館としての体験型展示、プラネタリウムなど大人から子どもまで楽しめるようになっていました。

 プラネタリウムを見終えて外に出ると、旧手宮駅構内施設を利用した、懐かしい鉄道車両が静態展示されている他、この博物館の目玉である「アイアンホース号無料乗車」が一日に三度行われます。アイアンホース号はしづか号と同じアメリカのポーター社製のSLだそうで、同国から平成5年に買い取ったものだそうです。製造年は1909年だそうで、製造から100年を超えてまだ走っています。すごい!

アイアンホース号


 それよりもまず私が感心したのは、このアイアンホース号が格納されている機関庫「旧手宮機関庫」が国の重要文化財である点、それからこの旧手宮駅が北海道の鉄道の起点であったという点です。

旧手宮機関庫


北海道鐵道開通起點の碑(ゼロマイルポスト)


 国鉄・JRに勤務し、今日現在まだJRの下請け会社に勤務する父親を持つ私としては、こうした一つ一つに感慨を覚えさせられます。そうして盛り上がった気持ちの中でいよいよ人生初体験のSL乗車です。


 初めて乗るSLは、使い古された表現かもしれませんが、ボイラーが出し続ける低い音や蒸気を吐く音、汽笛など、まるで生き物が一生懸命客車を引いているような感覚でした。またいつ乗れるかわからないので、往復の行きは乗車して、帰りは外からSLを撮ってみました。


 子供達も初めてのSLに興奮してすっかり喜んでいましたし、私自身も同じ思いでした。そしてSLが出す走行音のリズムに「あっ、ブルースハープもしばらく吹いてないな」と思い出したりするのでした(この意味がわかる方は殆どいないと思いますが)。
 父は保線ひとすじで、車両に対しては特別な思い入れは無いようなのですが、いつか父と札幌を訪れることがあれば、ぜひ足を伸ばして父をここに連れてきたいとも思いました。

 夏だけの貴重な体験、良い思い出が出来ました。
Posted at 2014/08/23 11:31:50 | コメント(0) | 日記

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