
4月より勤務の始まりが昼過ぎからとなったので平日午前中は比較的ゆっくり過ごすことができます。
そのようなわけで昔よく読んだ本に再び目を通すことも増えました。
西風先生のGTロマンなども読み返しています。
昭和の終わりから平成にかけて描かれた作品です。
実は最近のものはあまり面白いとは思わず、単行本が出ても買わないことが多い。
でもこの頃の作品はやはりよい。
改めて思ったのがその時代性。
作品が描かれたのは1990年前後。
その20〜30年前にあたる60〜70年のクルマたちはなんと魅力的であったか。
今から20〜30年前のクルマと現代のクルマを比べてみるとよくわかります。
電気化や自動運転の技術や安全性は確実に進歩していますが、自分の中では30年前に乗っていたMR2やビートが基準になっていて、今乗っているGTAやスパイダーと90年台のそれらを比べるとそれほど大きな違いは感じられません。
1960〜1970年の頃のクルマと1990年頃のクルマとを比べた場合のその大きな違いを思うと、GTAやスパイダーを今のクルマと感じている人間にとって、1990年前後のクルマでは刺激が足りないということなのかもしれません。
インジェクションのエンジンでパワステ・パワーウィンドウ、エアコン装備等基本的に同じです。
ビートやMR2でその頃のクルマをリアルタイムで経験しているというのはやはり大きい。
ビートやMR2を懐かしく感じることはありますが、もう一度乗るかというとそういう気持ちはあまりない。
ここでも再三述べてきましたがやはりキャブであるかインジェクションかというのはとても大きい。
90年代と60年代とではクルマの成り立ちとその変化がとても大きい。
その違いが大きな魅力と感じるのでしょう。
90年代のクルマと比べても全く別物。
今の西風先生の漫画がいまひとつ共感できないのはそういうところもあるのかも。
新たな時代軸にあったクルマ関連の面白い漫画を描くことは難しいのかもしれません。
電気自動車とそのオーナーとの間に物語が生まれるのか。
そういうことなのだと思います。
ひょっとしたら電気&自動運転、さらにAIによる話すクルマとなればまた違った物語が生まれるかもしれませんが。
今思うとスーパーカー世代の我々が20代の頃は60年代の文脈で作られた魅力的なクルマがまだ新車で手に入る時代だったのだと思います。
良い時代に楽しいクルマに乗れていたということなのでしょうね。
今でも数は少ないけれどNDロードスターやコペン、86、GRヤリスなど昔ながらの運転する楽しみの残っているクルマが作られ続けているのは救いなのかもしれない。
自動車大国として走りの楽しさを感じられるクルマ作りは頑張って続けて欲しいものです。
それを今1番頑張って作っているのがトヨタなのかな。
そしてロードスターを作り続けているマツダにも多大なるリスペクト。
マツダという会社の規模を考えるとロードスターというアフォーダブルなオープンカーを40年近く作り続けているそのことは同じ日本人として感謝しかありません。
運転が楽しいクルマを作り続けることは日本の自動車文化の発展に寄与していくのではないかと個人的には思っています。
Posted at 2026/06/25 05:41:16 | |
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