こんな時にエアコンが壊れるなんて。

電気自動車のミニキャブちゃん。

バッテリーがかなり弱ってきていますが、まだ走行距離が７０キロ前後走れることもあり、田舎では活躍しております。

軽の箱バン、使い勝手がいいですもんね。

６月ぐらいから、ちょこっとおかしかったエアコン。

エアコンのスイッチ入れると、通常だと「残り走行距離」の表示が１０キロほど減るんです。

これはモーター駆動用のメインバッテリーからエアコンの電気を供給している関係で、使用している電流の大きさから逆算して走行可能距離を算出しているからなんです。

この「残り走行距離」が３０キロぐらい、ガクッと減るんです。

満充電で７０キロしか走らない電気自動車が一気に４０キロ前後になるのは、とても危険で走れない。

で、その時はエアコンが効いてないんです。

でも今までは、すぐに残り走行距離も普通表示に戻り、エアコンも効くようになったので、まあいっか、なんて思っていたんですけど、梅雨明けしてこの暑さ。

嫁さんから「エアコン効かない！」と苦情の電話が。

とりあえず、オヤジさんの修理工場に持って行くよう指示しましたが、、、、

とりあえず、ちよっとガスが少なめだったそうでガスチャージしてもらって様子を見ることになったんですけど、やっぱりエアコンが効かなくなってしまって。

ディーラーで見てもらった方が良いということになりました。

なんせポロくても「電気自動車」ですので。

でも千葉県の南から三菱のディーラーまで、片道６０キロぐらいあるんですよね、、、。






外は今年一番の暑さ。

灼熱のアッザム・リーダー状態。

車内はサウナ。

こいつは嫁さんじゃなくてもブチ切れるぜ。







もっとショックだったのが、途中ファミリーマートで急速充電したんですけど、全然充電電流が上がってこなかったこと。

通常２０ｋｗの充電器でも５０Aは充電電流流れるのですが、バッテリー容量が半分ぐらいしか充電していないのに２５Aぐらいまで落ちてきていたんです。

こんなにメインバッテリーの内部抵抗が悪くなっていたとは。

急速充電の使用料金って、充電した電気の容量ではなくて、使用していた時間で計算されるんですよね。

一回の充電使用時間は３０分と決められていますので、ギリギリまで充電したのに、メインバッテリー７０パーセント程度までしか復活せず。

この暑さもあって充電が進まなかったと思いますけど、これにはショックでした。



汗だくで、首にタオルを巻きながら、やっと三菱ディーラーに到着。

担当の整備の方、以前このミニキャブちゃんのメインバッテリーが弱っている件で相談に乗ってくれた人でした。

症状を伝えて、ミニキャブちゃんは入院となりました。

電動コンプレッサー交換となると１０万円ぐらい修理費かかるとのこと。

あちゃー





で、その中でいい話が聞けたのは、エアコンオイルの件。

電気自動車のエアコンオイルは特殊なオイルを使っていて、絶縁性が高いエアコンオイル (POE オイル)を使用しているので、普通のエアコンオイル(PAG オイル)は使用しちゃダメなんだそうです。

ちょこっとでも混ぜちゃダメだそうで、これは電動のエアコンコンプレッサーに高電圧のバッテリーが使用されているからだそうなんです。

あぶない、あぶない。

整備の方には、あんまり修理代かかるようでしたら、修理する前に電話もらえるようにお願いしました。

休業補償で食いつないでいるのに、痛い出費だなぁ。

さて、エアコン復活となるか！