
今日はレクサスのショールームに行ってきました。
実はこれまでレクサスショールームには全く入ったことがありませんでしたが、先日発売になったCT200hに興味を惹かれ、敷居の高そうなレクサスショールームへ勇気を出して足を運んでみました(笑)
日曜の朝一番だというのに、既に結構お客さんが入っていました。みんなCT200h目当てのようです。
CT200h、既に多くのバックオーダーを抱えているそうで、今発注しても納車は3月末以降だとか‥
今の日本は、ホントに景気がいいんだか悪いんだかわかりませんね(笑)

ショールームに飾られていたのは、ワインレッド系の"version C"というタイプです。
ベース車両のひとつ上、いわゆる中間グレードという感じでしょうか‥
運転席に座った第一印象は、以前プリウスに乗った時に感じたような未来的な雰囲気はなく、普通の乗用車から乗り換えても違和感はなさそうです。
もちろん内装はレクサスらしく、豪華な雰囲気を醸し出していました。
ただ、電動パワーシートはオプションとのこと。これはワタクシ的にはちょっといただけませんなあ‥
内装関係、残念ながら写真はありません。撮り忘れました‥(汗)
ところで、我が家では家族4人フル乗車の機会が多いため、正直言って運転席より後部座席の方が気になったりします。
で、リアドアを開けてみると‥

う~ん、ちょっと狭いかな‥(汗)
170cm超の私が座ってみても前席にヒザが当たることはないのですが、座面が短いために何となく落ち着きません。
それでもヒップポイントが深く沈んでいるE90よりは座面がフラットなので、乗り降りはしやすそうです。
あと、このクルマのリアシートはセンターアームレストが付いてません。
家族旅行や帰省の時など、うちの子供達はアームレスト&ドリンクホルダーを活用しているので、きっとこの点は子供達には不評なんだろうなあ‥(汗)
「普段の使い勝手には問題ないと思いますが、長距離移動ではちょっと厳しいかもしれませんね」
とは、SCさんのお言葉。やっぱりそうですか‥
ちなみに、レクサスでは営業マンのことを
SC(セールスコンサルタント)と呼んでいるそうです。
呼び方が違うだけで何だかカッコよくみえますね。
あ、私の担当の方は実際かなりのイケメンさんでしたよ(笑)
ところでこのCT200h、レクサスブランドの高品質ボディにプリウスのエンジンを積んだプレミアムハッチバック、ということで大変話題になっています。
10・15モードで
最高34km/Lという驚異的な燃費で、普通に走っていても20km/L以上の燃費は出そうです。
単純計算で、うちのE90の3倍燃費がいい計算になります(汗)
そんなことを考えているうちにどうしても試乗をしてみたくなり、おそるおそるSCさんに申し出てみると、なんとあっさりOK♪
レクサスさんって、訪問予約してないと相手にもされないかと思ってましたが、意外とフレンドリーでちょっと好きになりました。
女性のスタッフもたくさんいるし‥、それは関係ないか(笑)
しかも、ここのショールームでは、なんとグレードの違う3台もの試乗車があるとのこと(驚!)
で、今回選んだ試乗車は‥
CT200h"F SPORT"!!
ノーマル車との外観上の違いはメッシュの入った専用グリルと専用17インチホイール、
"F SPORT"専用サイドのエンブレムのみ。
内装はM-Spoによく似たデザインの専用本革ステアリングが標準装備。
足回りも"F SPORT"専用にチューニングが施されているとのこと。
試乗はショールームの近くから首都高に乗り、横須賀方面を往復10キロほど走りました。
試乗ルートが首都高というのも、レクサスならではという感じですね(笑)
走行時は半分ほどはスポーツモードで走り、残り半分はノーマルモードで走行しました。
スポーツモードにすると少しステアリングが重くなり、インパネが青から赤に変わり、インパネの左側にタコメーターが出現するという面白いギミックがありました。

こんな感じです。
信号待ちの時にエンジンが停止したり、低速時にはモーターのみで走ったり(この時宇宙っぽい音が流れたり、笑)とHV特有の動きもありますが、普通に走っている限りではガソリン車との違和感は感じられませんでした。
乗り心地はフワフワした感じもなく、といっても高速の継ぎ目での不快な振動もなく、とても快適です。
ベース車以外に採用しているパフォーマンスダンパーの影響が大きいようです。
コーナリングも普段乗っているE90との違和感もほとんど感じられず、これならBMWからの乗り換えもアリかなとも思いました。
ちなみに気になる燃費は、約半分をスポーツモードでギアを引っ張り気味に走ったからなのか、
約15km/Lでした。
思ったほど驚異的な燃費ではありませんでしたが、これが全てノーマルモード又はエコモードだったら20km/Lは行ったかな‥
ところで、試乗を終えてショールームに戻った後‥

他のCT200hと並んでいるRats号を見て、SCさんがひとこと‥
「BMWって、いいですよね‥」
それが始まりでした。
サイドのstudieステッカーを見て
「BMWを弄って乗ってる方って、やっぱりあの新横浜のお店に行かれるんですか?よくクルマ雑誌に乗ってますよね♪」
さすがはSCさん、よく勉強されてますね。
「このクルマ、結構車高落とされてますよね?」
ええ、まあ30ミリくらいは‥
「このリップ、結構気を使うんじゃないですか?」
もちろん、何度か擦りましたけど‥(汗)
「スタッドレスにこのホイールって、かなり贅沢じゃないですか♪」
あ、それはBBSじゃなくて、実は結構安いんだけど‥(滝汗)
「自分もこういう仕事じゃなかったら、ホントはいろんなクルマに乗りたいんですけどね!!」
やっぱりクルマ好きな方は、BMWに大変興味があるようです。
試乗に行って、逆にこんなに質問攻めにあうとは思いませんでした(笑)
ショールームを後にして、自分のクルマを運転してみると、正直乗り心地はレクサスより少し硬く感じられましたが、クルマを操っている感はまだBMWの方が上を行っている気がしました。
CT200h、きょうの試乗の限りでは我が家の乗り換えはなさそうです。
燃費の良さには惹かれますが、もし今CT200hに乗り換えるといったらリアシートの件で家族の同意は得られないでしょうし、メモリー付電動パワーシートがなくなるのも我が家の使い方では痛い損失です(汗)
まあこの先数年後、家族4人が同乗する機会が減ったら買換えの対象になるかもしれませんが‥
とはいうものの、レクサスCT200h、走りと燃費を高次元で両立させた、かなりよい出来のプレミアムハッチバックです。
来年にもFMC予定と言われている
レクサスISに同様のハイブリッドがラインナップされたら、3シリーズからの顧客がかなり流れるかもしれません。
BMWファンとして、ちょっと危機感を覚えました。