
このところのE90の連続故障に少々辟易していて、次は故障の少ない日本車でもいいかなと密かに考えたりもしている。
そんなやや凹み気味な気分の折、あるみん友さんのアクセラ試乗記事を見て思うところがあったので、通りがかりのマツダディーラーを覗いてみた。するとちょうどアクセラの試乗車が空いているとのことだったので、試乗させていただいた。

試乗したのは20S Touring LPackage。ガソリン車では最上級のグレードらしい。
基本のフル装備に加えてナビ、iDriveのようなコマンド機能、電動レザーシート、ヘッドアップディスプレイ、更に18インチアルミまで付いて価格は250万円を切るという。
ずっと輸入車を乗り継いできた身としては大変オドロキの価格だが、それにしてもはたして本当にこれで利益が出るのかと余計な心配までしてしまう(笑)
試乗は幹線道路から起伏のある住宅街などを20分程度走らせてもらっただけだったが、確かにこのクルマ、走っていてとても楽しい。
カタログ上の馬力やトルクは自分のE90-320iと大差ないのだが、車体がE90より100kg以上軽いため、とにかくヒラリヒラリと軽快に走る感じがとても気持ちいい。
試乗した街乗りルートではFFであることのデメリットは全く感じなかった。足回りがいいのだろう。
自分のように街乗り中心ならFRのBMWから乗り換えても違和感を感ることはほとんどないと思う。
アイドリングストップも自然な動きで、カタログ燃費もレギュラーガソリンで19㎞/Lということなので、経済面でも期待できそうである。

あと、走りには直接関係ないのだが、エンジンスタートボタンを押すとフロントガラス部分にアクティブドライビングディスプレイ、いわゆるヘッドアップディスプレイ反射板が立ち上がる。この反射板の立ち上がり方があの波動砲のターゲットスコープっぽくて、我々のようなヤマト世代には何とも嬉しいギミックだったりする(笑)
こんな楽しいクルマなら乗り換えてもいいかなと真面目に考えてしまった。デザインもまあまあだし。
ただ、アクセラというクルマ、実は元々がファミリアだったというところがネックだったりする。
自分のような昭和世代では、ファミリアというと
「若者がサーフボードを乗っけて走るクルマ」というイメージが強い。
あと、これはBMW乗りの方ならわかると思うが、今乗っているBMWはちょっと違った意味で運転しやすいクルマだったりする。
まあつまり、普通に道路を走っていても周りのクルマが距離を置いて走ってくれたり、意外と道を譲ってもらえたりとか‥(笑)
まあいずれも些細なことなので、このあたりを許容できれば次のクルマは日本車回帰というのも、ありかもしれない。
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試乗 | クルマ
Posted at
2013/10/31 00:10:31