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イイね!
2009年04月22日

スカイラインクーペ試乗記(V36)+α

前回消えてしまったスカイラインクーペの試乗記です。
グレードは370GTのタイプS(7AT)

あとIMPUL536Sの試乗も少しおまけ



・ときめきをシフトする
V6エンジンを搭載するスカイラインとしては2代目、キーワードはときめきだ。

スカイラインと言う車はとても難しい車で例えいい車だったとしてもファンから否定されたりすることも多い。

現行のスカイラインはどんなだろうか?自分が運転したことあるスカイラインはこれとV35だけなのでスカイラインらしさと言うものをしっかり分かっているわけではないと思う。

でも自分なりスカイラインを評価したいと思います。



・スポーツというよりプレミアム
乗ってみた第一印象は高級車。友人のR32(クーペ)に乗ったことがあるが、比べてみると遥かに高級感がある。

シートはホールド感がある言うより柔らかく包み込むソファーのような感覚、各パーツも高品質であり、またスポーツチューンドサスを装備しながらも乗り心地は良く快適な空間を演出する。

しかし、単なる高級車ではない、シフトやペダル、メーターなどの配置が適切であり低めのドラポジ、包み込まれたタイトな空間(狭い訳でなく)などスポーツクーペなことを実感する。

大人なスポーツクーペ、それが一番似合う言葉だろう。


しかし気になった点も、パーキングブレーキが足踏み式なのはちょっと残念。サイドブレーキのが個人的にはしっくり来る。別にサイドドリフトをやるわけではないのだが。



・走りにもときめき
新エンジンのVQ37VHR、4WAS(4輪アクティブステア)、「DSモード付フルレンジ電子制御7速オートマチックトランスミッション、
V36もスカイラインの名に恥じないスポーツ装備が満載だ。

VQ37VHRにはVVELというバルブ作動角・リフト量連続可変システムを採用、
分かり易く言うと日産版のバルブトロニック(BMW)だ。

これによりアクセルペダルの踏み込み量に応じて、エンジンの吸気バルブの作動角とリフト量を可変制御することで、吸気抵抗を低減し、吸入空気の応答を飛躍的に高め、「ハイレスポンス」「高出力」「低燃費」「クリーンな排出ガス」を実現。(カタログより抜粋)

確かに自分もアクセルレスポンスの良さを感じたが、それよりこのエンジンに感じたのはトルクの太さだ。

低回転からトルクが太くアクセルを踏み込めばとても力強く加速する。2400~7000回転で最大トルクの90%を発生するらしい(33.3kgf・m)

4WASは日産の4輪操舵システムで前・後輪のタイヤの切れ角を最適にし制御速度によってステアリングのギア比を連続可変制御する。

60km/h前後では1600kg超とは思えないハンドリングの軽快さを感じながらも安定感のあるコーナリングをしてくれる。応答もリニアでしっかりと手応えのあるステアリングフィールでとても気持ちがいい。

反面、低速域だとステアリングの切れ角より曲がりすぎる気がして違和感がある。
もちろん取り回しは楽なのだが少し気になった。

もしかしたら、60km/hでも違和感を感じる人が多いかも知れない。



7ATは繋がりが良くてMTモードもレスポンスが良くMTでなくても楽しいと思える。
またシンクロレブコントロールによりヒールアンドトゥーが決まった時同様、とても気持ちが良かった。

ZのMTだと違和感を感じてしまったがATだとすんなり受け入れられる。


MTだったら自分で行うの方が楽しいからかな。



V36はかりかり攻め込んだ走りより、メインはゆったりとクルージング、時折MTモードでドライブといった走りかたが似合っていると思った。

スポーツカーでなくGTカーなんだ、って思えるところはスカイラインらしいのではないだろうか



・純ワークスIMPUL536S
こちらはセダンのスカイライン、それのIMPULによるカスタムカーだ。

エアロはイカつい顔で古い言葉だがちょい悪親父な雰囲気を漂わせる。


ただ色んな装備があるのだが音が野太いくらいしか違いが分からなかった。

加速は元々が強力だし、ハンドリングも安定感あるな程度しか分からなかった。


まぁ先にこっちに乗ったからかもしれないが自分の実力不足を痛感、折角の体験も勿体無いなぁ
(ノД`)ハァ



・クーペにときめきを
ドライバーは楽しく、家族は快適。そんな矛盾しそうなことを両方かなえてくれる車。
リアシートの居住性も良いクーペは中々ない。

凄くいい車だし僕にとってはスカイラインらしいスカイラインだと思った。


個人的にスカイラインはGTカーだと思っていた。R34、R32も好きなスカイラインだがそれらよりGTカーが高いのではないかと想像できる。

ただ若者らしいのは後者だ、スカイラインは高級になりすぎた。


確かに購入層は上になっただろうし正しい選択なのかもしれない。


僕はいつかはクラウン(アスリート)、というトヨタ党だがこのV36はいつかはと思わせてくれるものがあった。


ただ若者には高嶺の花、願わくばもっと安いクーペを、そうスカイラインに続くような魅力的なクーペを日産には作って欲しい。
ブログ一覧 | 試乗インプレッション | 日記
Posted at 2009/04/22 22:37:39

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この記事へのコメント

2009年4月22日 23:05
すごいっすねぇ。雑誌のコメントみたい!
ソアラっていうクーペに乗ってた自分としては、クーペの“いやらしさ”は好きですね。でもやっぱりシルビアやセリカくらいの手頃なクーペが日本には必要ですよね?
コメントへの返答
2009年4月23日 11:02
いや、まだまだ文章が稚拙ですよ(汗)

愛車紹介のZ30ですよね、俺も好きです(≧∇≦)

やっぱりそこに至るまでのエントリーモデルが欲しいですね。

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「[整備] #セリカ アルミホイールのパウダーコート(粉体塗装) https://minkara.carview.co.jp/userid/425666/car/533298/7050821/note.aspx
何シテル?   09/23 21:05
現在、最終型ZZTセリカ スーパーストラットパッケージに乗ってるふな天です。 凸凹マイカーライフを楽しんでます♪ 最近いろいろ試乗してインプレを...
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