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2010年06月06日

タントエグゼカスタム試乗記

香取慎吾のCMで人気の黒船、タントエグゼカスタムに試乗してきました。

試乗グレード:RS
トランスミッション:CVT/FF
ボディカラー:クリムゾンブラッククリスタルマイカ
天気:晴れ
約20分ほどの試乗


・ペリーもくつろぐプレミアムラウンジ
2009年12月、ダイハツの人気車種タントの派生モデルがこのエグゼ。
そしてダイハツお得意のドレスアップ版がカスタム、いわゆるスポーツ、プレミアムを強調したモデルだ。

オリジナルのタントと最大の違いはBピラーレスのスライドドアを廃止し、ヒンジドアとしたところだ。
その他、Aピラーが寝てたり、全高が20mmほど低くなってたり、60kgほど軽くなってたりする。

シート形状も違いプレミアム感を演出している、

名前の意味はエグゼクティブではなく
Emotional×Elegant Design(情緒的×優雅なデザイン)や
Exceed×Excellent Ecology(超越×優れた環境技術)など
複数のE×Eを表現している。

最近ではスバル・ルクラとしてOEMされている。



・箱から少し脱却?
エクステリアは箱ではあるがタントのように完璧な箱ではなく少し丸みの持ったデザイン。

タントエグゼは表情が丸い感じがして女性感が漂うイメージがした、
そしてエアロ等で武装するカスタムは精悍な顔つき。表情って重要なファクターなんだなと思う。

基本的に縦長でかなり背が高いのだが意外と遠目から見るとそんなに感じない。
ムーブと大差ないように感覚的には感じたが実際には70mmも差がある。

背高感が数値より少ないのでムーブを考えている人が候補にしてもよさそうだ。


ただボディカラーはOPカラーが多く(8色中4色)選ぶのには苦労があるかもしれない。



・上質なインテリア
スライドドアではなくても非常に乗降性が良い。

乗り込んでみると非常にヘッドスペースがともかく広い。
室内高は1385mm、これは実はタントよりも高い。

そして着座位置も少し高くなっているので広い前方空間と相まって前方視界がものすごくいい。


室内を見渡すとブルーのイルミネーションが目を引く、カスタムは黒を基調にしたインテリアなのでイルミは非常に目立つ。

比較的に控えめになっているので上質感を出してはいるがこういった装備がつくと『大人のタント』をうたったエグゼとしては若者臭く映る気もしないでもない。


ダイハツが銘打った”グラマラスコンフォートシート”
しっかりとつくりこんであり売りとしているものだけある

以前からあった『所詮、軽』っていうフレーズを感じることはまずない。
これを感じるとつくづく軽自動車も高級になったなと思ってしまう。

センターアームレストを備えた4席独座のシートとなっており今回試乗した最上級グレードのRSには革調のアクセントが付く。

ただこのシート。サイドの張り出し具合などをアピールしていたがホールド性は皆無だしフラットな背もたれは柔らかくサポート性は良くない。

あくまでソファーのような感覚でいうことだろうが自動車用ならもう少し背もたれ、特に腰は立体的にして反発力も持たせたほうが快適になると思う。


リアシートも大人4人でくつろげるというコンセプト通り非常にリラックスできる。
ムーブカスタム、この後試乗したRVRよりもリアシートは好感触であった。

ソファーモードも試してみたがこれはいいね、少し固めの敷き布団でも敷けばふつうに寝れる。


インパネのシボの入れ方はセルボに似ていて上質ではあるがパクリか!?という疑念を持ってしまった。

ちなみにシフトはコラムシフト、オートエアコンのスイッチは操作しやすい位置にあった。

その他、見やすい自発光メーター、MOMO本革ステア、収納ポケットの多さとインテリアの評価はなかなか高い。


ラゲッジスペースはそれほどでもない。リアシート次第ではあるが、
リアシートを倒してフラットにならないのも今時の車にしては・・・・だ。


・意外にも?
走り出した印象は”意外にも”と呼べる部分が多かった。


まず感じたのは足、よく動くのか分からないが乗り心地は良い、突き上げがマイルドだ。
試乗後に気付いたが15インチのアルミホイールにはポテンザRE030を履く、このタイヤはセルボと同じで乗り心地重視ではなくスポーツよりだ。

ステアフィールも思ったよりしっかりしている、ただし背が高く着座位置も高いのでロールは大きく感じる。

決してコーナーを攻めようとかそういうたぐいの走りを楽しむ車ではない。むしろコーナーは結構怖い。



エンジンはスムーズで割と静か、3気筒というとうるさい印象があるがそれほどではない。

そして重量はセルボより100kg近く重いがそれを感じさせない。1Lクラスの車に引けを取らないと思う。

アクセルレスポンスは並み、CVTなので一瞬のラグを感じるが気にしてなければ気付かないかもしれないレベル。技術の進歩はすさまじい。

アクセルを普通の街乗りの感覚で踏んでも加速しないなんてことはないし坂道でもたつくようなものでもない。

さらに踏み込めばしっかり加速してくれる、これなら高速の追い越しにも困らなくて済むんではないだろうか。


ただアクセルとブレーキの位置がどうも違和感。セリカ、セルボやフィールダーが基本となっているので踏みつけるような着座位置には慣れていないのもあるが。


このあたりは慣れもあるだろう。




・しっかり使える1stカー
大人4人がくつろげるように乗れる軽というのが最大の利点。それなりにパワーもあり街乗り+α程度ならわけはないだろう。

一台でしっかりこなせる。


ただし難点はないわけではない。

例えば4人で旅行に行こう!となるとさすがにラゲッジスペースに難がある。

できるのは日帰りでとか荷物少ない1泊程度だろう。


また最大の難点は価格だ。

RSは157万円、これにマットやバイザーなどディーラーでのお勧めOPを付けて165万円、さらにナビ、ETCなど付けて税金も足せば200万円を超えるだろう。

それでいて値引き額も期待できそうにない。

いまや軽自動車は高級車、維持費が安いので高くても売れるというのがある。


確かにしっかりしてきたし装備面を考えれば納得な面もあるが・・・
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Posted at 2010/06/06 17:14:36

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この記事へのコメント

2010年6月6日 19:45
あえてルクラに乗ってほしかったです(笑)
コメントへの返答
2010年6月6日 19:53
いや、ダイハツはうちの町にあるんでついwww

今度はルクラに乗りますかwww

プロフィール

「[整備] #セリカ アルミホイールのパウダーコート(粉体塗装) https://minkara.carview.co.jp/userid/425666/car/533298/7050821/note.aspx
何シテル?   09/23 21:05
現在、最終型ZZTセリカ スーパーストラットパッケージに乗ってるふな天です。 凸凹マイカーライフを楽しんでます♪ 最近いろいろ試乗してインプレを...
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