ダイハツ、「ムーヴ」をビッグマイナーチェンジし発売
ダイハツは、軽乗用車「ムーヴ」をビッグマイナーチェンジし、12月20日(木)から全国一斉に発売した。
今回は、マイナーチェンジとしては異例の大幅な改良を施し、燃費性能に加え、基本性能、安全性能、デザインなどの各機能が大幅に刷新しながら、「低燃費・低価格」をさらに進化させた「e:Sテクノロジー第2弾」を搭載。それに加え「ファン&リラックスドライブ」をコンセプトに基本性能を向上したほか、衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用する。
また、新型ムーヴでは内外装の一部変更も行われ、ムーヴでは、フロントデザインを変更するとともに、角型ヘッドランプやLEDリアコンビネーションランプを採用。ムーヴ カスタムでは、大型メッキグリルやターンシグナルランプとフォグランプを埋め込んだフロントバンパー、4連LEDヘッドランプ(ロービーム)、LEDリアコンビネーションランプなどを採用する。
インテリアにおいては、ムーヴ、ムーヴ カスタムともにインパネデザインを刷新し、メーター位置を従来のセンターレイアウトから運転席前に変更した。インパネのカラーリングは、ムーヴがベージュをアクセントとした2トーン、ムーヴ カスタムはブラックを基調にブラックやシルバーの加飾が施されている。
価格はムーヴが107万円~137万1000円、ムーヴ カスタムが130万円~159万1000円。
■車両概要
【エコロジー】
「e:Sテクノロジー」はパワートレーンの進化、車両の進化、エネルギーマネジメントの3つの要素で構成されており、今回の「e:Sテクノロジー 第2弾」では、特にエネルギーマネジメントにおいて、サーモ(熱)マネジメントを追求し、燃費を向上。また、軽自動車初採用となるCVTサーモコントローラーの採用により、エンジンとCVTの温度を相互に最適化し、燃焼効率、動力伝達効率を高め、燃費を向上し、2WD車(ターボ車を除く)で低燃費29.0km/Lを達成するとともに、新エコカー減税「免税」対象を獲得した。
【エコノミー】
部品軸での低コスト化活動では、設計素質を考慮したデザイン開発や生産要件を踏まえた部品設計など、機能の垣根を超えた低コスト化活動を実施。部材配置・形状・材料選定を徹底的に見直すことで、品質面・原価面で、最も素質の良い図面を追求するとともに、部品点数の削減や軽量化による原価低減を実現した。
【パフォーマンス】
全車フロントスタビライザー、2WD全車にリヤスタビライザーを搭載し、ロールを大幅に低減。さらに全車でローダウンサスペンションを採用し、安定した走行性能を実現している。また、ブッシュバネのバネ定数を低減し、路面から伝わる振動を減少させた。
【セーフティ】
(1)低速域衝突回避支援ブレーキ機能
約4~約30km/hで走行中は、「レーザーレーダー」が前方車両を認識。衝突の危険性が高い場合に、ブザーとメーター内のインジケーター表示でドライバーに警告。その後もドライバーがステアリングやブレーキで回避操作せず、衝突の危険性が非常に高まった場合に緊急ブレーキが作動。相対速度が約20km/h以下の場合は衝突回避、約20~約30km/hの場合は、被害軽減を支援する。
(2)誤発進抑制制御機能
停止中または、約10km/h以下で走行中に、前方約4m以内に障害物(建物や壁など)がある状況で、ペダルの踏み間違いなどにより必要以上にアクセルを踏み込んだとシステムが判断した時、ブザーとメーター内のインジケーター表示でドライバーに警告するとともに、エンジン出力を制御し、発進を抑制。エンジン出力の抑制制御はアクセルを踏み続けている間、最長約8秒間継続。
(3)先行車発進お知らせ機能
信号待ちや渋滞などで先行車に続いて停車中、先行車が発進しても自車が発進しない時に、ブザーとメーター内のインジケーター表示でドライバーに案内。
(4)VSC&TRC
全車に標準装備したABS(EBD機能付)に加え、加速時などでの駆動輪のスリップを防ぐTRCと、旋回時の横滑り制御を組み合わせたVSCを採用。急なハンドル操作や滑りやすい路面での旋回時にも、車両安定性を確保。
【ダイハツ ムーヴ 改良新型】低くワイドに見せるフロント
ダイハツ『ムーヴ』がマイナーチェンジし、安全装備などの充実とともに、内外装も一新した。
同社デザイン部デザイン室プロダクトデザイングループの福田学さんによると、ムーヴカスタムのフロント周りは、「Aピラーからボンネットを抜けて、バンパーへつながる特徴的なキャラクターラインや、ウインカーやフォグランプ周りのキャラクターラインなど、線使いを大きくして個性を出そうとしています」と述べる。
それに合わせて、「ヘッドランプの中のエクステンションの造形も、特徴的な形を持たせ、かつ、ロービームが2連、ハイビームがその内側に入ることで、トータル6連に見えるように、かなり立派な顔にしています」という。また、「その間を大きなメッキグリルでつなぎ、フォグの周りもメッキベゼルと、ウインカーもL字型に配して低くワイドに見えることを狙いました」とその目的を語った。
(記事引用)
ムーヴがマイナーチェンジしました。
タイミング的には明らかにワゴンRの影響を受けてますね。
テレビCMが結構面白いので興味があったクルマです。曲もistで使っていたのと同じ曲でしたしね。
NAの燃費はJC08で29.0km/LとワゴンRの28.8km/Lを超えてきました。
ターボの方は25.2km/L、ワゴンRスティングレーが26.8km/LとこちらはワゴンRのが上です。
あとポイントはガソリンタンク、ワゴンRは27Lでムーヴは30Lとこの辺りはやはり嬉しいところです。
そして価格はターボFF比較でムーヴカスタムRSが143万でワゴンRスティングレーTが149.6万と7万近い差、このアドバンテージも大きいですね。軽は値引きが渋いですから
あとムーヴに装備されたスマートアシストはいいと思います。
基本的に台数が多く走り、老若男女問わず乗られるクルマだから昨今の事情も踏まえるとこの判断は良かったと思います。
欲を言えば全グレードにOPとして選べるようにして欲しいところ(特別なグレードにしか装備されない)
走りは乗ってみないと分かりませんね。
デザインは正直好印象です。
前期に比べてムーヴもムーヴカスタムも精悍になったと思います。
殆ど違いが分からないワゴンRよりも個人的にはいいと思いました。
ホンダのN-BOXが今好調子ですが、それに追随する一台になりそうですね。
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2012/12/23 21:15:23