
3月にKV36に乗り換えてからというもの、ドライブに関しての投稿をしていませんでした。一人旅の日帰りプチツーでは伊豆箱根や美ヶ原等、家族旅行でもGWには伊勢~京都~福井まで足を延ばしたりと、ちょいちょい出かけてはいたのですが、何となくタイミングを逃して投稿することが出来ませんでした。今回またちょっと遠出をすることが出来たので秋の旅行記について投稿したいと思います。
コトの切っ掛けは11月17日の家族の会話。我が家の結婚記念日は翌々日の11月19日。今年の記念日は土日で仕事も休み。どのように過ごすかを晩酌しながら家族で話をしていたわけですが、ここで『紅葉を見に遠出をしたい』という意見が家族より出てまいりました。
実は2年前の秋、PV36で京都に家族旅行(例によって一泊二日の弾丸旅行)に行っていたのですが、その時の紅葉がとても綺麗だったなと。その時にはコロナ禍の入国制限中で海外からの観光客も少なかった時期で秋のハイシーズンで天気に恵まれたにも関わらず空いていて、とても楽しく過ごすことが出来た思い出があるんですよね。
ただ今年はといえば、10月に全国旅行支援の開始以来、ホテルの予約サイトは混乱の上、早々に支援予算の上限到来の為に終了となっているのを10月下旬の段階で見ているので、泊まりの旅行は難しいかな~なんて言いながら、再度予約サイトを覗いてみたら、終了していた旅行支援が追加で再開されているではありませんか。
とはいえ10月の段階で粗方の宿は予約が埋まっている状態で、2日前となっては宿の選択の余地はありません。特に京都はハイシーズンだけあって全滅状態で、前回泊まり、もう一度行きたかった大原の民宿にも空きはなし。検索範囲を奈良まで広げたところ、2食付きの宿を見つけたので、後先考えずに取り敢えず宿だけ確保。
旅行前日の日中は仕事、夜は子供が前から楽しみにしていた地元Bリーグバスケの試合観戦。で結局旅行のプランを立てる時間もないままノープランで、取りあえず西に向かうべく午前0時半過ぎに自宅を出発しました。夜中の出発にめっちゃハイテンション状態となり大騒ぎしていた子供達も、東名に入る頃には早くも電池切れで爆睡モードw
途中の工事車線規制渋滞などにハマりながらも、私以外の家族全員が熟睡しているのを良いことにほぼノンストップで走り午前6時には名神の大津SAに到着。ここで家族を起こして朝飯を食いながら今後の予定を相談します。
因みに2年前の京都観光のコースは
1日目嵐山天龍寺⇒保津渓トロッコ列車⇒大原三千院⇒大原(泊)
2日目祇園にて着物レンタル⇒八坂神社⇒清水寺⇒伏見稲荷
といったコース。あと三十三間堂と東福寺にはGWの旅行で立ち寄っています。相談の結果、とりあえずもう一度嵐山に行きたい、その後は2年前に行けなかった場所を中心に成り行きでという事になりました。相変わらずテキトーw
大津SAを出発し京都東にて高速を降り嵐山へ。時刻は午前7時ちょっと前。駐車場を探したところ、天龍寺が早朝参拝を受け付けているらしく、駐車場が既に開いていたので車を停めて、早朝参拝が始まるまで周辺の散策をすることにしました。2年前に京都に来た時には、天龍寺の散策後、嵯峨から亀岡間往復の観光トロッコ列車に乗りに行ってしまい、周辺をゆっくり散策する事が出来なかったので渡月橋周辺をぶらぶら散策。
観光客で混雑する風景がよくニュースで流れる場所ですが、早朝で人も少なく、清々しい空気の中、気持ち良く散策することが出来てラッキーでした。昨日(11/23)のニュースで渡月橋脇の15mの松の木が車道側にいきなり倒れたなんてニュースを見た時にはちょっとびっくりしましたが、怪我人がいなかったのは不幸中の幸いですね。。
そんなこんなしているうちに時刻は7時半。天龍寺の早朝参拝が始まったので庭園を散策。やはり早朝のせいか人も少なく快適な状況。去年同様紅葉が見頃で気持ち良く、ゆったりとした気分で散策することが出来ました。
一時間ほど天龍寺の境内を散策した後は、嵐山高雄パークウェイに寄り道。ここも紅葉の名所だったのですが、前回は(も?)事前に良く調べなかった為、存在を知らずに前回来た時には寄れなかった場所です。ここも紅葉は見事。特に紅葉のトンネルは素晴らしかった。ここでも車は少なくて紅葉を愛でながら気持ち良く走ることが出来ました♪
その後、後席で旅行ガイド本を見ていた上の娘が金閣寺が見たいなどと言い出したので、きぬかけの路へと向かいます。仁和寺の駐車場に車を停め、散策しながら仁和寺、龍安寺、金閣寺を巡ることにします。
仁和寺、龍安寺共に紅葉以外の庭園等見どころも多く、この2か所を見ているだけでお昼近くになってしまった為、金閣寺への移動途中で早めの昼食に。上の娘がガイド本で見つけた、洋食屋さんがすぐに見つかったのでオムライスを食べます。京都まで来てオムライスとも思ったのですが、湯葉オムライスなどの京都っぽいメニューがあって美味。値段とボリュームも観光地らしからぬ感じで満足でした♪
昼食後は金閣寺へ。この頃には流石に人がかなり増えていました。外国人の方も多く、話声を聴く限り色々な国籍の方がいらっしゃる感じでしたが、ゼロコロナ政策継続のためか中国の方だけは少ない印象でコロナ禍前とも2年前のコロナ禍最中とも違った感じでした。
金閣寺~仁和寺までの帰路はタクシーのお世話になったのですが、運転手さんの話でも外国人観光客の国籍が多岐に渡るようになって、中国人の方が少なくなったとおっしゃっていました。絶対的な混雑度合でいえば、コロナ禍前の7割程度の混み方かな?とも。
仁和寺からは車で東福寺へ。東福寺は5月の新緑の時期に訪れているのですが、その新緑が紅葉している様を見たいという下の娘のリクエストで再訪。ここは紅葉の旬のせいか、周辺道路の交通規制があり近隣のコインパーキングに駐車。こちらも見事な紅葉でしたが、とにかく人が多くて、庭園内でも立ち止まらない事を促すアナウンスが引っ切り無しに流れていて、落ち着いて散策出来なかったのはちょっと残念でした。
この時点で時刻は15時半過ぎ。宿での夕食の時間の都合もあり、名残惜しいですが京都を後にして、第二京阪と京奈和道経由で奈良の宿へと向かいます。渋滞に遭うこともなくスムーズに流れ、宿には16時半頃に無事到着。
軽く入浴を済ませた後での夕食はバイキング+飲み放題3時間付きの、のんびり過ごすには嬉しいプラン。娘たちは食事を早々に済ませた後は先に部屋に戻り、館内を散策したり再び温泉に入りにいったようです。私と妻はといえば時間いっぱいまで二人で飲んだくれた挙句、一日の疲れもあり翌日のプランも決めずに早々に爆睡w
翌日は朝風呂などに浸かり、ちょっとのんびり。朝飯食べながら行く先を決めます。ガイド本を見ていた娘から、平城宮に行ってみたいというリクエストがあったので、とりあえず平城宮散策⇒奈良公園⇒東大寺と行って、時間余ったら成り行きで大阪辺りまで足伸ばして夕食にして帰るかなんてテキトーなプランを立て、午前10時にチェックアウト。
車はチェックアウト後も宿に置いておけるので、まずは宿から歩いて10分程度のところにある平城宮跡へ。壮大な敷地に往時を再現した門がいくつかあって、歴史変遷のロマンを感じさせます。スタンプラリーもやっていたので、家族4人でレンタサイクルを借りてサイクリング。思ったより時間をかけてガッツリと回ってしまいました。
平城宮からはバスに乗って奈良公園に向かい、ちょっと遅めの昼食を取った後は大仏殿の見学。修学旅行生が一杯いましたね。私も中学の修学旅行で奈良にも来たはずなんですが、どこ見たか全然記憶にありませんw
奈良公園で鹿さんと戯れ、修学旅行生と一緒に大仏殿の中を見て回ったら、この時点で時刻は17時近く。これから家までの500kmのドライブ、そして翌日からの仕事を考えると、そろそろ帰路についておかないと厳しい時間です。
ですが…朝飯の時に話していた大阪で夕食という言葉を子供達がしっかり覚えていました。。あんまり無責任にテキトーな事は言うもんじゃありませんねw仕方ないので第二阪奈経由で大阪まで足を延ばすことに。。
大阪まで来てみたはいいものの、全然土地勘がないし旅行ガイド本も流石に大阪は範囲外なのでどこを見たらいいのかも分からない。子供たちに大阪の何が見たいかを聞いてみると、取りあえずコテコテの大阪っぽい景色が見たいというので、近隣のコインパーキングに車を停めて歩いて戎橋までテクテクお散歩。
お決まりのグリコのポーズを決めて満足したみたいなんで飯でも食って帰るかと言ったら昼食が遅かったせいか、あまり腹が減っていないとの返事。それなら仕方ないから風呂でも入るかと、天王寺のスパワールドに行ってお風呂。お湯的には特に感じるものはありませんでしたが、大がかりでアトラクション的な子供も楽しめる楽しい施設でした。
結局風呂から出たら腹が減ったと言い出し、スパワールドのフードコートで軽く夕食を済ませて出発した時には既に時刻は22時近く。高速に乗ったはいいものの、乗って暫くしてスマホナビがフリーズし分岐ルートが分からなくなって環状線を1周してしまうというちょっとしたハプニングもありましたが、無事に帰宅することが出来ましたw
そんなこんなの2年振りの京都家族旅行。相変わらずの弾丸っぷりな訳ですが齢50歳も過ぎて弾丸ドライブ+1日フル観光だとちょっと疲れを覚えるようになってきましたね。V36の長距離クルージング性能に助けられてまだ何とかなっている感じですが、本音を言えば更にもう1泊くらいして、余裕を持ってのんびりと回ってみたいものですね~。
というか、こんな弾丸ツーリングにいつまで家族は付き合ってくれるのでしょうか?w