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ひびのブログ一覧

2023年04月05日 イイね!

春ですね@2023

春ですね@2023早いもので今年も4月。ついこないだまで寒かったような記憶があるのですが、気が付いたらすっかり春になっていました。

元よりあまり雪など降らない関東平野。結局納車以来雪に降られることもないままファミリーカーのデミオは未だにスタッドレス。。

せっかくのVRX2。舗装路で削って無駄に減らすのも勿体ないし、やはりスタッドレスは乗り心地がいまいちスッキリしないので、早いところ交換したいとは思っていたのですが、夏タイヤにするタイミングで手持ちのNDロードスター純正ホイールに変えたかったので、履かせる16インチタイヤを検討しているうちに時間が過ぎてしまいました。

今組んである195/50R16サイズのV105も使えない事はないのですが、純正185/65R15に比べて外径が20mm小さく見た目が不自然で、溝も残り3mm程度まで減ってきていた上に製造から6年が経過し、ひび割れも出始めていたので気持ち良く乗る為にもタイヤは交換する事にしました。

NDロードスター純正ホイールは6.5×16。デミオ16インチ純正の185/50R16だと引っ張り状態となりそうなので、195/55R16を探していました。このサイズもエコタイヤが多くあまり選択肢が無い。そこそこのスポーツ性能(接地感、ステアリングレスポンス重視)とそこそこのコンフォート性能を両立していそうなタイヤとして候補に挙げたのはヨコハマのADVAN FLEVA V701とBluEarth-GT AE51。PIRELLIのPOWERGYの3種類。

V701は旧S.driveの発展版なので、絶対グリップよりはレスポンス重視のスポーツタイヤと認識。AE51はV701よりも少しコンフォートとの認識だったのですが、AE51の旧モデルのデミオ純正AE50の接地感が物足りなかった事、V701とAE51で値段差があまり無い事を考えるとV701の方が妥当そうな感じ。ただヨコハマ、どちらも値段が案外高い。。

もう一つがPIRELLIのPOWERGY。エコタイヤのようですが、CintuRatoP6とDRAGONSPORTとP-ZERO NERO GTという3種類のタイヤの後継だという噂もあり、エコに特化しないバランス型の一面もあるようです。値段はヨコハマより大幅に安く、中国製ではありますがネットでの評判も結構良い模様。

POWERGYの安さに惹かれつつ、どちらにするか悩みながらネットを検索していると、他にも面白そうなタイヤが見つかりました。一つは195/55R16サイズのPOTENZA RE71RS(一年落ち未使用品、お値段AE51とほぼ同額)、もう一つは205/50R16サイズのPOTENZA S007A(三年落ち未使用品、お値段POWERGYよりちょい安)。

RE71RSはサイズも希望通り、値段も新品に比べて大幅に安いしハイグリップも面白そうとは思うのですが、走行会だけで削るならまだしも、普段使い用のフルノーマルのデミオにRE71RSは流石にどうなのよと二の足を踏みます。

S007Aはもともと気になっていたタイヤで、V36のタイヤの入れ替え時にも候補になっていたし、不満の少なかったV105とも同じジャンルのタイヤなので、非常に興味はあるのですが205/50R16はややオーバーサイズな気もする。。

と何日かV701、POWERGY、RE71RS、S007Aで迷っていたのですが、最終的にはS007Aを試してみたい気持ちが強かった事と、値段の安さ(主な動機はこっちw)が決め手となって、今回はS007Aを買ってみました。



装着してみるとS007Aは結構サイドウォール部分がむっちりしたデザインで、幅が205となった事も相まって、何だか随分と足元だけ逞しくなった感じを受けます。というか、むっちりとしたサイドウォールとガンメタ色の8本スポークホイールの組み合わせは何だか昭和~平成初期っぽい懐かしい風情を感じさせたりもしますw



ただノーマル車高だとフロントのフェンダーへの収まりはこの通り結構ツラツラ状態。まぁ一番外に張り出している部分はタイヤのサイドウォールで、ホイールは内側に収まっているので、問題は無いとは思うのですが。。



純正185/65R15サイズに比べて、この205/50R16サイズでもまだ外径で9mmほど小さいのですが、外径が20mm小さい195/50R16サイズの時に感じていたタイヤの不自然な小ささ感はだいぶ解消したような気がします。

Before 195/50R16 ADVAN Sports V105S


After 205/50R16 POTENZA S007A


タイヤを組む前にサイドウォールを触ってみたらいつも通りのBSタイヤで、サイドウォールもビードもトレッド面もガチガチ。こんな硬いタイヤを1トンちょいの小型車に組み合わせたらどうなるんだろう…とV36+S001の硬さを思い出し、一抹の不安を感じていましたが、いざ組んで乗り出してみると、きちんと縦ばねが効いた感じで、タイヤの丸さ感も相まって結構フラットな乗り味。新品だからというのも大きいのでしょうが、段差を超えた時のショックも予想したよりはマイルドでなかなか良い感じです。

流石に剛性の高いタイヤなので、道路の継ぎ目のハーシュネスなどはやや大きめに伝わってくる印象はありますが、乗り味をスポーツ寄りに寄せたトレードオフとしては許せる範囲だと思います。ノイズは…V105より静かな気もしますが、まぁこれは単純に新しいタイヤだからだろうな。まぁ多分V105と同レベルだと思います。

一番気になっていたレスポンスと接地感に関しては文句ない感じです。舵角を当ててタイヤ潰れてヨーが出る感触を綺麗に伝えてくれます。エコタイヤやコンフォート系タイヤだと絶対的なグリップに不満がなくともレスポンスや手応えに不満感を覚えることが多いんですよね。この組み合わせでワインディングを走らせるのが楽しみです(なかなかいく暇がないけど。。)



という訳で、街乗りではそこそこ満足度の高そうなS007Aでした。っていうか、今回はたまたま長期在庫品が安かったから買えたものの、まともに新品で買ったら…いや買えないな…この値段はw
Posted at 2023/04/05 21:52:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | デミオ | 日記
2023年03月23日 イイね!

車輛売却と免許返納

車輛売却と免許返納訳あって、ここ数日はこんなクルマと一緒に過ごしていました。

義父の愛車の2020年式ワゴンRです。今般免許証の返納を決心したらしく、4月の車検切れを前に車輛の売却を依頼され、暇を見つけて買取交渉を代行すべくお預かりしてきたものです。代わりに私のV36は嫁さんの実家の駐車場でお留守番。

とりあえず先ずは値段のアタリを付けようと中古車の相場をカーセンサーで調べたのですが…類似のタマが全く無い。。現行のワゴンR自体は全国で3,800台近い掲載があるのに、同一年式、同一グレードで検索を掛けた結果、全国で3台しか掲載がありませんでした。

このワゴンR、一見普通なんですけど、実は3ペダルMT車でしかも4WDというレアグレード。購入した時にも、珍しいグレードを買ったなぁ~位には思っていたのですが、まさかここまで希少グレードだとは思いませんでした。



というわけで相場感もない為、実車査定前にネット査定で下調べ。まずはYoutubeなどで有名な業者に写真を送りLINE査定を依頼してみたのですが…提示金額は新車価格の3割強(汗)。いくらなんでも3年落ちの走行2万8千kmくらいで、そこまで落ちる?中古の売値は新車価格の8割くらいだったよ?とは思いつつ、まぁ売れ線グレードでもないし、長期在庫となるリスクを考えると、売価との乖離もやむを得ないのかもなぁ…と半分納得、半分モヤモヤ。

っていうかこのワゴンR、エンジンが改良版のR06D仕様なんですがロングストローク化が功を奏してか軽の自然吸気の割には低回転域トルクに余裕があって早目にシフトアップしてもちゃんと加速するから街乗りでも凄く楽。その程度の値段しか付かないなら、自分で買い取って近場の足車に使うのもイイかも?なんて気分になります。

などと余計な胸算用をしながら実際に近所の買取店に査定を依頼したら、やはりというかそんな価格で収まる訳もなく、まずは初見の買取店の査定であっさりと新車価格の6割弱の提示。その後、自分の車の買取でお世話になった馴染みの別の買取店での査定では新車価格の7割弱という結構な値段をつけて頂けたので、馴染みのお店に買取りを依頼致してきました。



1948年生まれで今年75歳の義父。元々宅配のドライバー業などもしていて運転は上手な方でしたが、最近自分でも運転に不安を感じる機会が増えたそうです。きっかけは路肩に寄せ過ぎてホイールキャップにガリ傷を作った事だったようですが、義父曰く『高齢になった時に踏み間違え事故を起こすのが一番心配でMT車を買ったけど、そのMT車で運転が不安になったならもう潮時だね』との事でした。
その上で、公共交通機関の発達した地域に住んでいる為、マイカーの必要性が薄かったこともあり、今回の返納の結論に至ったようです。

私の父母も今から11年前、父70歳母67歳の時点で同じような理由で免許を返納。その時にもブログに綴った記憶がありますが、親の免許の返納って何か複雑な気分になりますよね。事故の心配が無くなって安心したような、親の衰えを感じて寂しいような。

そんなブログから10年。高齢者ドライバーを取り巻く状況はあまり変わっていないように思います。今でも高齢者の事故に対しての報道は無くならず、2019年には東池袋事故のような痛ましい事故も起こっています。そんな社会的な背景があったからこそ、義父も免許の返納を決意したのだと思いますが。ただ、免許を返上した高齢者に対しての取り組みという面では色々難しい面も多く、免許の返納しやすい状況が促進されているとは言い難い状況であるのも、10年前と変わっていない気がします。

色々調べてみて理解したのですが、例えば認知症になったら運転は無理という判断が下される一方で、重大事故を起こした高齢者の半数は認知機能自体には問題が無かったというデータもあります。行政側の対応についても、高齢運転者の適性試験の認否に関して認知症などの医学的概念を基に医師が主体となって判断を下すのか、運転技能の判断を基に公安委員会が主体となって判断を下すのかといった点に関して立場の違いから来る意見の食い違いもあるようで判断は難しいようです。

メーカーと公安委員会が主導し、サポカー制度の設立や、サポカー限定免許の制定などの動きはありましたが、個人的にはそのような制度が役に立っているとも思えません。現に最新の安全装置を装備したクルマが普通に暴走事故を起こしたという報道も多いです。

そんな難しい環境の中、自分も還暦まであと10年を切りました。あと20年もしないうちに、私も立派な高齢ドライバーです。今よりも更に状況はシビアになっていると思いますが、その時に私はあっさりと運転を諦めることが出来るのかな?クルマくらいしか趣味がない私が老人となった時にクルマを辞めたら一体どんな状態になるのか?正直その時にならないと分かりません。

ただ一つ言えるのは、晩節を汚さない為にも、自分の親達の免許返納についてのエピソードを忘れないでおこうという事でしょうか。そんな時が来る事に備え、今から色々考えて、心の準備をしておく必要があるのかも知れませんね。
Posted at 2023/03/23 19:53:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2023年02月23日 イイね!

ファミリーカー乗換騒動【3.デミオ インプレ編】

ファミリーカー乗換騒動【3.デミオ インプレ編】すったもんだの末納車になったデミオ君。

ノーマルの鉄チンホイールにフルホイールキャップという営業車若しくはレンタカーチックな佇まいもなかなかに地味ですが悪くない?

走らせてみると、純正タイヤの接地感の薄さがイマイチ気になります。まずはタイヤの銘柄の変更で印象がどれだけ変わるのかを試してみるべく、手っ取り早く手元にあった、スイフトで使っていたNDロードスター純正アルミ+V105を履かせてみます。この状態で街乗りをしてみたところ、操舵に対する手応えは大分伝えてきてくれるようになりました。…ただ乗り心地面ではちょっとアレな部分もありますが。。

そのまま山坂道を走ってみたら、ここではなかなか良い感じ。街乗りでちょっとダンパーの動きの渋さを感じたので、タイヤの能力が上がった時にどうなるか心配でしたが、荷重を掛けるとヒタっと姿勢が安定して曲がる。鋭い切り返しで一瞬挙動が遅れる印象はありますが、そこそこのグリップのタイヤであれば持て余す事はなさそうです。

山坂道の話が出たところで、全体の印象をZC72Sスイフトと比べると…
操縦性に関しては、コーナー入口からリヤが巻き込みクイっと曲がる感覚のスイフトに対し、クリップ~脱出でリヤが巻き込み旋回を助ける印象のあるデミオ。これは考え方の違いなのですが、街乗りで楽しいのはZC72スイフトのような気がします。因みにZC83Sはややデミオ寄りの特性プラス軽さ故のフロントの入りの良さで向きを変える感じ。



乗り心地というか足回りの懐深さに関しては、正直スイフトの方が上に感じます。デミオは良路では良いけど荒れた路面に入るととたんにバタ付く感じ。少なくともダンパーはデミオよりもスイフトの方が良い物感があります。
但しZC72Sはダンピング特性が柔らかすぎて底付き傾向があり、私はそれが嫌でZC32Sスポーツ用ダンパーに変えていました。因みにZC83Sは底付き感が無くなった代わりにZC72Sよりちょっと動きが渋くなったような気が。。

パワートレーンに関しては、車格に対し1.5リッターと余裕があるエンジンのデミオの圧勝です。低回転域から充分なトルク感を発生、高回転域まで極端にトルク感が落ち込むこともなく、6,500rpmのレブリミットまでNAらしく直線的に綺麗に伸び切る。フィーリングに関しても、ホンダVTECのような官能的な音ではありませんが、ガサツさを感じない爽快な音で、エコエンジンでありながらなかなか気持ち良いエンジンだと思います。

期待していたステップATとのマッチングも良好。変速スピードが速い上に、ダウンシフトの許容度が高いので変速の自由度が高い。それを期待してパドルシフトを後付けしたのですが、変速の自由度を活かす上で大正解でした。唯一の些細な不満は、マニュアルモードにしていてもレブリミットに達すると即座にシフトアップしてしまうくらいでしょうか。



正直、1.2リッターのスイフトでは余力がなく、スロットルで姿勢をコントロールする感覚は薄かったのですが、トルクに余裕があるデミオはスロットルで姿勢をコントロールする感覚があり、より操縦している実感を得られます。

そんなこんなで、タイヤの選択で結構性格が変わること、そこそこのタイヤは履きこなせそうな事、ノーマル状態でもワインディングが楽しめそうだという事が分かったので、山坂道から帰り再びタイヤ交換。嫁さんがいつ何時でもクルマを出せるように事前に用意した、XDツーリング用純正アルミ+スタッドレスセットに履き替えます。

詳しくはパーツ紹介にも書きましたが、中古8分山ダンロップWM02を注文したところ、棚ぼた状態でバリ山VRX2にアップグレードした冬タイヤ。正直我が家は降雪地でもなく、スタッドレスはいざという時の為の保険でしかないのでVRX2は完全にオーバースペックではあるのですが、舗装路でもスタッドレスタイヤ特有のパターンノイズがせずに静かで快適なのは流石のブリヂストン。乗り心地自体もゴムの柔らかさ+ハイトの高さも効いて苦しゅうない感じ。



因みにロードスター純正195/50R16タイヤは外径が純正に比べて20mm程小さいので、夏タイヤとして本格運用するにはサイズを変える必要があります。ホイールが16×6.5なので185/60R16だとちょっと引っ張り気味になるので、195/55R16辺りでしょうか。あまり選択肢のあるサイズでは無いようですが、夏タイヤは何にしよう?
サイズを205/50R16にすると銘柄の選択肢はかなり広がるようですが…AE50の185/65R15、V105Sの195/50R16、VRXの185/60R16を履き比べてた結果、色々考えるトコもあり悩む所です。。、まぁもうちょっと悩みたいと思います。



今回久々のマツダ車。初めて新車で購入したBG8ZファミリアGT-R以来、30年振りです。1トン、1.5リッター、110PSというスペックはかつてのマツダでいえばBG5Sファミリアのツインカムインタープレーと同じようなスペック。
当時1.8リッターターボのBG8Zに乗っていた頃、代車等でBG5Sには良く乗りましたが、BG8Zと比べてもBG5Sは軽くて元気良くて楽しかったのを今でも覚えています。デミオ15S運転したら何かそんなクルマの事を思い出しました。この位のサイズ、重量、パワーって、物理法則的にも手の内感があって楽しむのに丁度良いんですよね。

普段1.6t強、300馬力オーバーの重量級FRのV36に乗っていると、たまに軽くて元気の良いクルマが無性に羨ましく感じられる事があります。そんな時に手軽に楽しめるクルマになりそうだと満足しておりますw



あ、私ばかり満足して、肝心の家族の評判ですが、嫁さんも運転しやすい&色々便利な装備が付いていて満足との評価を頂戴し、後席の娘達からも、多少の閉塞感はあるものの、広さ自体は苦しゅうないぞと及第点の評価を賜りましたので、まぁ宜しかったのではないでしょうか。考えてみれば上の娘もあと2年もすれば免許取る年齢。本人は18になったら免許取りたいような事を言ってもいるので、デミオが娘の運転の練習台になるのかな?

そうそう、嫁さんのスイフトでの心残りは、一度はしてみたかったサーキット走行が出来なかった事だそうです。いつかデミオでTC1000辺りの初心者向けの走行会イベントに1回くらい、夫婦ダブルエントリーで参加してみようかなw

何れにせよ、今まで以上に我が家のファミリーカーとして活躍してくれる事になるでしょう。これからも宜しく♪
Posted at 2023/02/23 21:45:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | デミオ | 日記
2023年02月22日 イイね!

ファミリーカー乗換騒動【2.クルマ選び編】

ファミリーカー乗換騒動【2.クルマ選び編】そんな経緯で始まったファミリーカー選び。

嫁に希望の車種を聞いてみると、ちょい乗りが多いので今のスイフトと同じくらいの車格のA/T車なら何でもイイとの返事。

娘達はといえば別に~なんでもイイよ的なテキトーな反応。一方で、上の娘は今年から高校、下の子も再来年には中学ということで色々と物入りが続くことから、予算はなるべく抑えて上限100万円程度まで。

という訳で今回も安く程度と使い勝手の良いBセグ中古車選びです。


家族からはスイフトよりもう少し広いと嬉しいという要望があったので、それならフィット一択でしょうと。お父さんのオモチャとして気になる走りもエコカーとはいえそこは走りのホンダ車。以前乗った印象もそう悪くもなく、スタイリングも愛でて嬉しくなるタイプでは無いけど機能的で塊感があり悪くない。って事でターゲットをフィットに絞りネットで中古車検索。本当ならばRSを含む1.5リッター仕様が欲しかったのですが、1.5って意外にタマが無いんですよね。。

で見つかったのがこの個体。GK3フィット1.3GのLパッケージ。年式は2014年と多少古いですが、走行1.6万km。保管状況も良かったようで清潔感のあるワンオーナー車。車検2年に3年距離無制限ディーラー保証も付けて余裕で二桁万円に収まり、スイフトの現状修理費とCVT故障時の修理想定費の合計金額くらいで買えそうです。

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モノ良し、値段良しで言う事なし。私的にはほぼこれで決まりという気分で店にアポを取り、家族全員で実車を見に行ったのですが…何故か盛り上がっているのは私だけで、私以外は3人ともなんだか微妙な空気感です。。

とりあえずそのまま商談をさせて頂き、帰りの車中で家族に感想を伺ったところ、嫁と長女からはスタイルが気に入らん、次女からはリヤシート気に入らんとの不満を賜りました。。


…君ら何でもええ言いましたやん!
と言いたい気持ちを抑えつつ、とりあえず三人にどんなクルマが良いのか意見を賜ったところ…。


嫁…小さいクルマ。見た目はスイフトが好きだけどデミオもいい。でも広そうなフリードとかシエンタもいいな。でもノアヴォクシーみたいなのもファミリーっぽくていいなぁ♪

長女…箱みたいな車よりシュっとしたイケてる格好のクルマがいい。乗せてもらうならセダンかSUV、自分で運転するならラパンがいい♪

次女…スライドドアで自動ドアで天井にテレビが付いてて赤か青いクルマがいい。そうじゃなければGTRかランボルギーニが欲しい♪



…などと家人全員が全く真面目に考えていない事が判明しましたw

そんな状態なので仕方なく家長としての強権を発動し、もう私が勝手に選ぶ事としますw

とりあえずフィットが却下されたので、その他で走りの良さと実用性と価格のバランスの取れたBセグだとスイフト、デミオ、ポロ、ルーテシア辺り。スイフトは社用車でZC11SとZC83S、マイカーとしてZC72Sを乗っていたので、長所も短所も承知。デミオ、ポロ、ルーテシアも、それぞれ目指した方向性は違えど、良いクルマだったと記憶しています。

その一方で、ZC72Sスイフトで唯一気に入らなかった点が、CVTのフィール。このCVTは、街乗りではなるべくギア比固定でエンジンのトルクを使って走るようなセッティングで、殆ど問題を感じないのですが、山坂道を走らせると高回転張り付きのラバーバンドフィールといいますか、嫌な感じが顔を出します(乗り方が間違っていますが。。。)

なので次はステップA/T車かDCT車に乗ってみたいと考えていたのですが、発進停止の多いチョイ乗りメインで乗るクルマにDCT車はどうなんでしょう?しかもメインのドライバーはクルマには全く無頓着な嫁さん。。。

と安牌と希望を天秤に掛けると、消去法でDJ系デミオしか無くなります。予算を無視すれば、ZC33SのスイフトスポーツA/T車という無双の選択肢もありますが、中古車価格も高騰の折、如何せん今回は大幅予算オーバーでした。。

消去法とはいえDJデミオ、スタイリングは大好きです。ZC72Sスイフトのキャブフォワードのウエッジシェイプもモダンでカッコイイですが、ロングノーズでキャビン全体を後ろに寄せた、やや古典的なプロポーションをBセグで成立させたDJデミオもカッコいい。2014年、発売前の六本木の展示イベントにわざわざ実車を見に行ったくらいですから。

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キャビンを後ろに寄せ、前席居住性とドライビングポジションの確保に全振りしたというだけあって、後席の居住性はミニマム。ZC72Sスイフトと比べても閉塞感がありますが、後席の住民は女の子二人なので、まぁ何とかなりそうです。
反面、荷室容量はフィットには及ばないながらも、ZC72Sスイフトよりはかなり広く、ZC83Sスイフトと同レベル。Bセグの平均的な広さは確保されています。という訳で、実用上の問題は無いと考え、候補はDJデミオに絞ります。

で、購入を前提に細かい部分を色々と調べて見ると、このクルマ結構頻繁に商品改良という名の仕様変更がされていて、名前が変更になったMAZDA2時代までを含めると2014年9月の発売以来、2015年12月、2016年10月、2017年4月、2017年11月、2018年8月、2019年7月、2021年6月、2023年1月と8回も改良が入っているんですよね。

そんな中でどの仕様を選ぶか?チョイ乗り中心の短距離走行の繰り返しが多いので、用途面でディーゼルは除外。ただガソリン車を選ぶなら拘りたかったのが後期型の1.5リッターエンジン。デミオであれば2018年8月以降のガソリン車は全車1.5リッターなので、そこそこタマ数もあります。Bセグの車格で200ccの差は走りの余裕の面に於いて結構大きいと思いますし、せっかく走りの面でステップA/Tのデミオを選ぶなら1.5リッターにしておきたい。

以上の条件から、2018年8月以降の型のデミオ(MAZDA2)1.5リッターガソリン車から中古車を検索。最終的に予算に合った数台の候補に絞り込んだのですが、今度はボディーカラーで一悶着が始まりますw

見つかった個体のカラーは、ソウルレッドクリスタル、シルバーメタリック、ディープクリムソンマイカ、セラミックメタリックの4色。中古在庫の多い店舗で全部のカラーの実車を同時に見れましたが、夫婦揃って一番気に入ったカラーはセラミックメタリック。綺麗な色ですよね。ただしこの個体は年式新し目なMAZDA2なんですが、走行7万km、オートエアコン無しな上に、左側Aピラー、Bピラー、サイドシル交換歴ありと結構大きな規模の修復歴があったので見送り。


私はマツダといえば…のソウルレッドクリスタルに乗ってみたくて一推ししていたのですが…

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嫁はソウルレッドは派手過ぎて見るだけならいいけど乗る気はしないと。で、嫁に色を選ばせたらディープクリムソンマイカとシルバーで迷った上でシルバーを選択。この個体と相成った次第です。まぁ私もシルバーは嫌いじゃないんです。面の変化や陰影が分かりやすく、造形が分かりやすいし。V36も前のシルバーの方が陰影や風景の映り込みが綺麗だったな…と思う位ですから。自分でもシルバーは上位候補にはなるんですが…。

それでも一度は乗ってみたかったなソウルレッドw

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そんなこんなで家族全員巻き込んだ次期ファミリーカー選び。一時は収拾つかずにどうなるかと思いましたが、何とかDJデミオ15Sで決着出来ました。就職して初めて買ったBG8ZファミリアGT-R以来、30年振りのマツダ車です♪
Posted at 2023/02/22 20:25:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | デミオ | 日記
2023年02月21日 イイね!

ファミリーカー乗換騒動【1.スイフトお別れ編】

ファミリーカー乗換騒動【1.スイフトお別れ編】もう2月も下旬ですが、今年初めてのブログですw

振り返れば、昨年の一発目のブログはV36の買い替えについてでしたが、今年の新年一発目のネタはファミリーカーの入れ替えとなります。

買い替えに至る経緯から、家族会議での車種選定のすったもんだから、ちょい乗りしての印象やらスイフトとの比較やら、ダラダラと書いていたら文章の構成力の無さから酷い長文になってしまったので、3部に分けることにしましたw

まぁ普段投稿のネタもあまり無いので、こんな時くらい良いでしょうw

まずは買い替えの経緯編から。

嫁さんの足兼、我が家のファミリーカー兼、私の玩具であるZC72Sスイフト。3年落ち走行1.8万kmの中古を買ってから今年で8年目、現在走行距離は9.6万km。7年半で7.8万kmですから、年間1万kmと標準的な走行距離です。

距離自体は大したことないので、乗り味的にヘタリなどはあまり感じないのですが、昨年あたりから電装系を中心にちょこちょこと細かい不具合が出てきました。ドアミラーウインカーのLED球切れ、ESPランプの点灯、HIDのチラつき、バックカメラのレンズ白濁、ナビのフリーズ等。それ以外にも偶に見られるエンジンの息つき、恐らくはサーモ不良が原因と思われる水温上昇の遅さによる冬場のヒーターの効きの悪さ、アクセルON時に聞こえるCVTからのキリキリ音…などの不安愁訴的な細かい不具合が続きます。

一番の問題が昨年夏から出始めたエアコンの効きの悪さ。全然効かないわけではなく、アイドリング近辺や渋滞中に限ってあまり効いていない感じで、走りだしたり、停車中でも少し回転数を上げると効いてくる感じで尚且つ夜間は問題無く効く。

社有車のZC11S型スイフトが、エバポレーターからの冷媒漏れで同じような症状になったことがあったので、冷媒不足を疑い、簡易診断をしてもらったのですが、冷媒量自体は問題がなし。そうなるとコンプレッサー自体の不良?
となると修理代が嵩むことが予想されます。二の足踏んでいるうちに涼しくなってきてしまったのでエアコン問題は一旦収束を見たわけなんですが。。

また翌年も夏はやってくるワケで、その前にエアコンの修理はしたい。ただ、費用掛けてエアコン修理をしようとなった時に気になるのが、このZC72S系というクルマがCVTに地雷を抱えていること。

CVT不具合に関して、メーカー保証延長の対象車輛となっているんです。要はリコールまでには該当しないけど、通常より故障率が高く、その要因も判明している為にメーカー保証期間を延長しようというもの。内容としてはCVTのコントロールバルブボディ及び内部ベアリング摩耗が該当部分となり、前者の場合CVTを下しての部品交換、後者の場合はCVTユニット Assyでの全交換となるようで、その修理に関しては通常の5年10万km保証から10年距離無制限まで延長してメーカー保証の無償修理が出来るというもの。





結構ハードに乗った自覚のある我が家のスイフトは、幸か不幸か保証延長期間中に上記の症状が発生する事もなく去年の7月で新車から10年経過。今後CVTの故障が発生したら自腹修理(それも高額な)ということになります。

今、そこそこの費用をかけてエアコンや電装系の不具合を修理した後で該当するCVT故障が発生したら?

…以上を考慮すると、今後の事を考えて、ここらで乗り換えようかという結論に至りました。車検も7月まで残ってはいますが、エアコンの件もあるので前倒しを考えても良いでしょう。

2015年8月の納車以来、ちょこちょこした街乗り中心ではありましたが、時には家族4人で新潟や伊豆や長野辺りまで足を伸ばしたり、たまに私が借り出して一人ワインディングロードに遊びに行ったり。コンパクトカーながらに快適性と運転する楽しさを兼ね備えた本当に良いクルマでした。

ノーマル状態では腰から曲がるハンドリングと往年のルノーみたいな柔らかな乗り心地(減衰設定に対してストロークが足りない感はありましたが…)を両立した機敏な実用車、ZC32Sダンパーで少し機動寄りに寄せてからは、1t切りの5人乗りハンドリングマシーンとして。他の国産コンパクトでは得難いキャラクターを持ったお気に入りの1台でした。

気に入っていたのは私だけではなく、嫁さんもワゴンRと比較してクルマの運転が楽しくなったと申しておりましたし、娘達も狭いながらもきちんとしたシートを持った後席空間がお気に入りのでした。



そんなスイフトだったので、後ろ髪引かれる思いではありますが、買取業者に引き渡して参りました。。
スイフト君、楽しかったです。今まで7年半、本当にありがとう。
Posted at 2023/02/21 22:35:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | スイフト | 日記

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「ちょっと遅い夏休みの行楽。今年も乗鞍BASEでキャンプ♪」
何シテル?   08/14 16:39
クルマの運転が大好きです。 どちらかと云えば速さ突き詰めるより、そのクルマなりに 綺麗に気持ち良く走らせる方が好きかも知れません。 その割にはドラ...

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