日本製ノートPCの凋落

息子がパソコンを買いたいというので、価格ドットコムの売れ筋ランキングをのぞいて見たら、なんとベスト５中レノボが４機種、ACERが１機種という状態。かろうじて６位にソニーのバイオがランクインしているけれど、東芝やNEC、松下などはずーっと下。ほぼ同じスペックで比べてみると台湾勢が５万円以下なのに、日本製は１０万円以上という価格差があるのでいたし方ないところ。　だけれど日本製PCだって中身は台湾設計、中国生産、しかも使用部品は台湾メーカーのPCとほとんど変わらないので、価格差は利管費の違いくらいしかないはず。いくら日本人の人件費が高いといっても、製品の最終価格で倍も違うのは異常なことです。薄利多売ながら圧倒的販売台数で固定費を償却するのがアジア新興国の得意な戦法ですが、この大きな価格差がどこから発生するのか謎です。

IBMのシンクパッドが中国の聯想集団に買収されたときＴｈｉｎｋｐａｄというブランドは死んだ・・・と思ったのですが、いつのまにやら世界を征していたことにびっくりしました。恐るべし中国パワー。

わざわざ秋葉でＰＣを買う時代でもないでしょうから、週末にヤマダで展示品をチェックし、気に入った製品をネットで購入する予定ですが、昔ＰＣを購入するときに感じていたワクワク感はまったくなくなりました。そのうち同じような感覚で、電気自動車を買い替える時代になるのでしょうか！？　せめて、そのときのブランドが中国製でないことを祈ります。

日本のＰＣメーカーよ　もっと頑張っておくれ！！！