上手く機能しないブリーザータンクを含め、タンク系の工作に移ります。
先ずはヘッダータンク、ラジエター液のリザーバータンクです。
バーキン号の場合、加圧タイプのヘッダーでフォードの樹脂製タンクが付いていますが、経年変化で黄変したり、上側のホース差込み部分の詰まりでオーバーヒートし易くなる問題も出てくるので作り替えようと考えました。
余談ですが、なぜオーバーヒートするかって?
タンク上の通気口が詰まっていると冷却水内で出来た泡が抜け切れず、泡が混ざったまま循環するので熱交換が上手く行かなくなり、オーバーヒートしちゃう訳です。ですから配管含めて泡がタンクに抜け易い様にレイアウトしておくことが大切なわけ。
でまあ、プラスチックよりはアルミタンクの方がカッコ良かろうと作り変えることにしました。
写真手前の円筒形のタンクと置き換えます。
先ずはどの位の高さまでスペースが取れそうかチェックしました。
スカットル前の水平パネルから245mm位の高さが取れそうです。
ヘッダータンクと言いますから、タンクの底は、エンジンの冷却ジャケット最上部(ヘッド後ろ)よりも高くしておく必要が有ます。
測定するとパネルから55mmぐらいです。タンクの高さは150mm位確保出来そうです。
用意したアルミパイプは内径が97mmですので、容量的には1.1リッター、タンク上面に空間を確保しても0.8リッター位の水量は取れそうです。
現行の樹脂タンクが水量950cc+空間700cc位有る様です。
比較するとヘッダーの水量的にはチョット少ないのですが、まあ行けるのではと思います。(根拠は無いですが 汗)
一般的に冷却水量が4リットルとするとどのくらいリザーバーに貯めとけば良いのか判る方いらっしゃいますか?相場はどのくらいなんでしょうね。どなたか教えてくださ〜い。
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Seven DIY | クルマ
Posted at
2009/11/29 20:33:30