やっとこさ部品が揃いましたので、ブレーキホース関係の工作を開始しました。
ステンメッシュテフロンホースと金属配管の組み合わせで作って行きます。今回は、ステンメッシュ ブレーキホースの作り方について説明します。(結構重要な部品なので、注意が必要です)
あ、それから、配管やケーブルを固定するブラケット類もキチンと作って行きたいと考えています。走行中の振動で思わぬ事故にならない様にしておく必要が有ると考えているからです。
先ずは、前回のクイズの答です。
ステンブレードの外側にカバーをするための透明熱収縮チューブです。ステンは硬いので他の部品を傷つける恐れも有るのでカバーをしておきます。電気配線用のチューブの流用ですが以外と良いんでないの?と思うとります。(笑)
ステンメッシュは、メッシュが開いてしまわない様にテープでキツく巻いた上をカットする必要が有りますが、熱収縮チューブでカバーしてあるので、そのままカットしました。工具は目の細かな金ノコ(糸ノコ)です。
多少時間が掛かりますが、こんな感じに切れました。
ブレードは巻きがキツいので、自然に開いて来ちゃうみたいです。乱れたブレードは金バサミでトリートメントしておきます。
(後日加筆)
テフロンホースへの熱影響を考え、糸ノコでカットとしましたが、
ディスクグラインダーを使ってカットも出来ます。伸びの少ないマスキングテープを巻き1mmのディスクでカットする方法です。熱影響が有ると思われますので、切り口を1〜2mmナイフでスパッっとカットしておきます。切り口に鋭利なキズを残す様な2度切りはNGです。長くなったブレードはよく切れるハサミでトリムしておきます。
250 mm 2本と400 mm 1本のホースを作りました。
250 mm はキャリパー側のホースで、キャリパー廻りの整備性向上の為に付けるものです。ブレーキ側のフィッティングは90°曲げのチューブタイプを使っています。(フロントと合わせました、笑)
間違えない様に取り付けるフィッティングを確認しておきます。
組み立ては意外に簡単です。
先ずフィッティングのナットを入れておきます。次に広がったブレードとPTFEチューブの間にスリーブ(オリーブ?)を差込みます。チューブが底付している事を確認しておきます。ブレードの締め付け代を考えて透明カバーをカットしておきました。
万力にフィッティングをくわえ、チューブを奥深くさし込んでナットを締め付けます。
締め付け前に、ネジの部分ダケにオイルを軽く塗っておきます。締め付けは、基本的にはナットがフィッティングのナットに当たるまでなのですが、フィッティングの形式によって底まで締め付けられないものがある様です。アールズでは0.7 mm 程開けろと書いてあります。フィッティングのマニュアルに準じた作業が肝要です。
で、こんな感じになりました。
フィッティングは全てスチール製です。90°の曲げタイプは抵抗が少ないと言われています。(鍛造より安いし軽いです)
明日は、ブラケットと、配管を加工して行こうと考えています。
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Seven DIY | クルマ
Posted at
2010/09/18 22:13:51