AVOダンパーについてのお問い合わせが有りましたので、ワタスの選んだダンパーについて説明しておきます。
サスアームの長さや車高によっては適合しない場合も有りますので選択は慎重にお願いします。
元々付いとったスパックスのダンパーは、Fr 755EH 320/270(アイレット伸び/縮み寸法mm) Rr 776EJ 444/331(伸び/縮みmm)というものでした。
コレに相当する長さのダンパーを選べば良いのですが、どうせ選ぶならスフェリカルベアリングタイプの物の方がシュアであろうと、太い方がストロークに対するコントロール油量が増えるので、とか、軽い方が良いかとか、モノチューブは高いよなあとかとか、考えて選んだ記憶が有ります。
で、選んだのがツインチューブの Fr DAAWD130/090、Rr 160/105 というもの。(倒立はダメなタイプ)
2インチ径のアルミケーシング、ダブルアジャストタイプです。数字は伸び/縮みのアイレット寸法をインチで示した物ですから、Frは330/229mmぐらいになります。リアはアッパーマウントを作り替える必要が有るのでその分短くして有ります。
アイレットはスフェリカルベアリングでカッコいいっす。ラバーブッシュの様に荷重によって撓まないので応答は少し良くなると考えました。ベアリングの内径は1/2インチなので薄いカラーをガタ防止に入れました。
リアのアッパーは、こんなブラケットを自作しました。
ダンパーが多少ハの字に設置されますのでスラスト荷重で倒れない様に座面は広く撮った方が良いと思います。取り付け部が揺動すると何の為のベアリングか判らなくなると思います。
横に渡してある角パイプは、ショルダーベルトの固定にも使っています。
一応、フルバンプ状態までサスを動かし作動上問題ないか確認しておきました。
バンプラバーの嵩を増やして当りを柔らかにしてあげると良いかもしれません。(この高さではフルバンプさせるとオイルパンが擦るかもしれません)
ROEHRIGのダイノで測定したForce/Velocityカーブです。
下側がリバウンドでアジャスターのハード、ソフトの違いも示されています。
そうそう忘れていました。
スプリングレートは、フロント250lb/in(4.5Kg/mmくらい). Rr160lb/in(2.7kg/mm)です。フロントはケータの緑色のスプリングと同じだと思いました。フィーリングはワタス的にはチョット固め(お山なら良いか)の印象です。(フレームの補強してから余計に感じました。)AVOのスプリングです。(どこのスプリングでも、レートが同じなら変わりはないと思います。へたったら高さ調整すればOK 笑)
こんな感じであります。ご参考まで。
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Seven DIY | 日記
Posted at
2012/03/31 22:45:35