Chronometricって英語で書くのですが、Chronoがギリシャ語の時間を表す意味chronosからきているのだそうです。
で、metricですから、測定の基準みたいな意味になるんだと思います。時間を計るもの→正確に時間を測る時計みたいな使い方になってきたのだと思います。
ここに上げたのは、時計式手持ち回転計のスケルトン。
英語的に言えば handheld chronometric tachometer ですかね。時計のムーブメントが一定の測定時間を決め、その間に切り出した回転数をダイレクトに表示する仕組みの回転計になります。
写真の回転計は、ストップウォッチの様に12時のボタンを押して内蔵のムーブメントをチクタク動かし、チクタク中に9時のシャフトを測定物に押し付けて回転を測定する仕組みになっています。つまり、一定のチクタクの時間で回転を切り出し、ギアメカニズムで毎分の回転数を表示する訳です。
マグネットを利用し渦流電流を発生させて回転を測定するエディカレント式や、ガバナーの遠心力を使ったメカニズム(ま、機械式では有るのですけど)と比べるとダイレクトさは一枚上になる感じの計器です。(測定時の押しつけ力でチョット回転に影響が出るかもしれませんけど)
まあ、手持ちのタコメーターに付いてオタクな事を書き連ねておりますが、クロノってなってくるとチョット興味をもたれる方も増えてくるのでは?なんて思います。
そう、Smithsの機械式メーターは、このクロノメトリックを使っていることで垂涎の的になっていますよね。
タコメーターのあのクロノです。(笑)
クロノって何がクロノなのかもう少しオタクなお勉強をして行きます。
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Posted at
2014/02/01 10:06:57