寒いので、講釈先行でいかせて下さい。(笑)
3点セットなんて何の事か?なんて思う方も多いと思います。
上の様なユニットの事を3点セットなんて呼んでいます。エアツールを使うショップには付いていると思うのですが、エア供給側から、フィルター(水セパレーター)→レギュレーター→ルブリケーターでF,R,L の3点セットってわけです。SMCってメーカーさんがメジャーですかね。
最近の工場ではコンプレッサー自体がオイルフリーになっている場合が多いので、こういうモノ付けていないのかもしれません。
古い機種の断面図です。
左側からエアが入り、先ず焼結金属のフィルター(5ミクロンくらい)で水やゴミを取ります。次が圧力を調整するレギュレーター、最後がエア中にオイルフォグを供給するルブリケーターです。
ルブリケーターは、エア駆動のシリンダーやツールの潤滑用にオイルの霧を混ぜる装置です。下の容器にタービン油を入れておきエア圧で上に持ち上げ、ニードルバルブで流量をコントロールしてラインにオイルミストを出す仕組みです。キャブのアイドルジェットみたいな感じかしら?
塗装用のラインは、ドライでクリーンにする必要がありますので、御法度ですね。
フィルターの構造
レギュレーターの構造
ルブリケーターの構造
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Posted at
2014/02/23 10:23:23