クランクピンの潤滑方法に付いてオベンキョ中です。
多くの(って昔の)バイクエンジンはボールベアリングをクランクまわりにも使っていて、ポンプから送り出されたオイルは、いわゆる油圧を伴わないでベアリングを潤滑していると言えます。
クランクピンもクランクベアリングを潤滑したオイルにより潤滑されているわけです。
ライラックの様にオイルシールでオイル経路を形成する事も有りますが、遠心フィルターを兼ねた円板でクランクの側面を閉じてオイルをピンまで導いている例も多い様です。
写真はBMWのR69Sのフロント側クランクベアリングを外したところ。
何やら丸い板がクランクに取付けられています。これは、スリンガーと言う部品で、クランクベアリングを潤滑したオイルを受けてピンに流す役目を持っています。
丸い板の外周は、内側に折り曲げられてU断面となっていて、この溝がオイルをクランクピンに導くと言う仕組み。また、クランクの回転でオイル中のゴミを遠心分離する役目も有る様です。
さてさて,ライラックはどのように作り直そうかなあ。
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Moto and Bicycles | クルマ
Posted at
2016/02/15 23:34:51