高圧洗浄機のポンプについてチョットお勉強。
(基本的には今のプラスチッキーなポンプと構造は同じだと思うのですが、アルミボディはワタス的には好きでねえ。笑)
水の流れ的に説明しますと、右上の黒いカプラーが水道に繋ぐ供給側で左下アルミネジ部が吐出側になります。
で、真ん中上に並んでいるのがチェックバルブが入るところで、これにつながる様に下側にも3箇所バルブが収まる穴があります。
チェックバルブが入る6つの部屋は、全て連通していてアルミのスクリューで蓋がされています。チェックバルブは水の流れ方向に開く(逆流しない)様にセットされています。
で、部屋に満たされた水は、3本あるプランジャーピストンの上昇で昇圧されます。
水圧を高めるプランジャーピストンは3本あり、上側の穴中央の上にドーム形状の位置と(ここを12時とすると)120°振り分けで4時、8時の位置にあります。(ボルトの近くになんと無く丸い出っ張りが有る)
傾斜した円盤をモーターで回転させプランジャーを順に押すので、まず12時のプランジャ上昇で圧が高まるとすると、次に4時のプランジャーが上がって更に圧を高め、更に8時のプランジャーが更に高めるという3ステップで圧を高めていくようになるってわけです。
水圧は8〜10MPaぐらいまで上げられるようです。(当然ながら圧はプレッシャーSWの特性やノズルの径による)
こんな感じで分かりますでしょうかねえ。
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Machine and tools | クルマ
Posted at
2021/04/17 12:57:10