イチオ〜、フライスでロッカーアームの加工が出来るだろうとなったわけですが、加工精度を上げるには機械の芯出しが大切なわけで・・・・
ディバイディングヘッドとテールストックの芯出し用に「合わせ芯」を作りました。
構造は単純で10ミリの丸棒にセンタードリルで芯穴を掘り込んだものです。
BS0のディバイディングヘッドは軸をテーブルに対して平行に合わせると高さが100mmになりますので、これにテールストックのセンターを合わせるための小道具です。(笑)
また、ヘッドとテールストックには、フライステーブルのTスロットに合わせるキーが付けられていて、これを溝に合わせるとX軸が合うことになっていますが、大和工機(製造元)のカタログを引っ張り出しますと、軸センターとキーの精度は0.02の許容誤差となっていますですよ。
こりゃ、真剣に加工するにはちょっと辛い数字なので、出来を信頼せずにチェックしておいた方が安全です。(キー溝も緩いし)
で、キー溝頼りにテーブルにセットするとこんな感じで・・・。
センターがズレ取りますなあ。
眼検討で0.2位あるんじゃないかというところ。
これはダメですね。
このくらいに合えばOKなんだと思いますが、合わせるためのキーは頼りにならんので、ダイヤルゲージ頼りに軸合わせをしていく必要があります。
(念の為、3軸チェックしておきましょうかね。)
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Machine and tools | クルマ
Posted at
2021/05/27 08:20:19