加工公差的な話です。(笑)
ローラーロッカー外側の加工が終わり、いよいよニードルベアリングを組み込む穴加工という段階になり、にわか勉強。
使うベアリングはシェル型と言って、どちらかというと外側のアウターケース(シェル)が柔いベアリング。
なので、嵌め込む穴径で軸との精度を出すのだそうな。
ベアリングの圧入がキツければシェルも縮まり軸とのクリアランスが狭くなる。ということで、加工公差をメーカーがリコメンドしているのですねえ。
しかし、クリアランスの方は使う方の都合もあり、色々となる訳と思うのですが、相場的には0.02〜0.03ぐらいになるんじゃないかと思います。(ロッカー軸15mm程度で)ライラックLS18の場合は0.006〜0.045となっとりました。
で、ベアリングメーカーの扱いは、シェル型ニードルの方は軸がh7をベースにしとる様で、これに対し穴をJ~N7ぐらいで締めている様です。
OD14mmのベアリングなら13.995〜13.977ぐらい。締め代的には0.005〜0.023ぐらいになるわけで・・・・
この範囲で軸とのクリアランスは・・・・
シェル型の場合はシェルケースが薄いので、圧入後に客先が己の狙い値になっとるのか測ってねということらしい。
ということで、穴加工の方はどうすべえかと考えてみたのですが、0.01以下の締め代ぐらいかなあと・・・・
ちょっと締まりのない話になりましたが、13.99狙いで頑張ってみたいと思います。
なんのこっちゃ、締まらない話になっちゃいましたが、
公差について以下復讐になるかもしれません。
しかしここら辺の話って、製品ごとでノウハウが有るわけで場数踏まないとア〜ダコ〜ダは難しいですね。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe1986/71/3/71_3_327/_pdf
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Moto and Bicycles | クルマ
Posted at
2021/06/27 10:42:50