旋盤でリーマを味わってみました。
14mmドリルで開けた穴をリーマ加工します。リーマ先端のブレード10mmぐらいが案内のためか径が細くなる様に加工されているので、その部分が穴に入り込む様に調整して削ってみました。
多少キキッという音を出しながら削る事ができました。
穴の仕上がりも悪くはない様です。(良くもないけど)
円筒度は15mmで0.005〜0.01ぐらいです。これも微妙なところ(笑)
しか〜し。削ったテストピースにリーマを通すと穴が緩い(ガタを感じるほどではないのですが)のですよ。
どうも、ブレードの高さがバラついていて切子を出さない背の低いブレードもある様で、この為かリーマの刃直径よりも穴が大きくなっている様です。
これはリーマで加工寸法を設定しても大きくなっちゃうわけでちょっと問題ですね。(加工しながら寸法を追い込むことはできますけどねえ)
また、この影響だと思うのですが、手加工でリーマを通す事が出来ませんでした。リーマの噛み込みが生じてスムースにハンドルを回せないとですよ。加工面も縦の波ができてしまいます。
さてさてどうしましょうかねえ。
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Machine and tools | クルマ
Posted at
2021/09/06 21:02:19