今年のグッドウッドFOSヒルクライムレースで1位を獲得したマクマーティ スピーリング(雷雨の意味)について・・・・
ウダウダとYoutubeを鑑賞していてFOSで一番とったマクマーティーって確かEV、去年も出ていたよなあと見とったのですが、ものすごい煙を吐いとる。
写真はコース終盤「The wall」にフルで突っ込むマクマーティ。
すごい煙って、冷却用の水スプレーか何かかな??と思ったのですが、この車ってファンカーだったのですねえ。
1m角の吸盤を2個の吸引ファンで静的最大で2トンのダウンフォース?が得られるとのこと。
で、吸引したエアを後方に排気するので、空気と共に吸い込んだ砂塵も出るので煙を舞い上げている様に見えたというところですね。
車のスペックを少し調べてみますと、2基のモーターでトン当たり1000Hp(セブン的に言えばR1000ですよ)を出し、最高速は320Km/h以上。容量60kWhのバッテリー(台湾Molicel)で1時間ぐらいレースができる様です。
ギアアクスルはヒューランド製作のe-axle。軽自動車サイズのボディはフルカーボンモノコック。
McMurtry Automotive
創設者の
David McMurtryはエゲレスの大手計測器サプライヤーの創設者で飛行機のエンジニアだった経歴の持ち主。小さく、速く、遠くまで走れるレース向けのEV開発に2016年から取り組んでいる様です。EVレーサーの開発でもイギリスのパワーは凄いですね。
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くるま雑記帳 | クルマ
Posted at
2022/07/02 13:53:40