田舎への行き帰りが増えたこの頃であります。
銀ガエル号にムチを打ちながら3Krpmで1時間ぐらい高速を走るのでオイル管理はちゃんとやっておこうと考えるこの頃でもあります。(笑)
で、濃ゆいオイルも入れたし、なんてところなのですが・・・・
ガレージの棚にLiqiMolyのオイル添加剤があるのを発見、入れてみました。
名前の通り、MoS₂(2硫化モリブデン)が入った添加剤であります。
多分この手の添加剤(モリスピードとか)の元祖じゃないかしら?フィルターを通り抜ける様に微粉末(平均粒径0.5μm以下だとか)とした個体の2硫化モリブデンをオイルに混ぜたものです。
製品情報を見るとオイル中にモリブデンを3%ぐらい混ぜ込んでいる様です。エンジンオイルへの混合率は5%、面白い事に湿式クラッチのバイクにも使える様で2%ぐらいにしておけというところです。(って入れん方が良いとは思いますが・・)
カンカンには3〜5Lのオイルに1本(300cc)入れるとありますので結構濃いめの入れ方になるかんじですねえ。
入っているモリブデンはごく小さな個体でありますから、摺動面で擦られ圧着し摩擦を軽減する様になると言われています。モリブデンはミルフィーユみたいに薄く層状になった柔らかい金属でよく滑るので低摩擦という性質で摩擦改質(極圧剤)として使われているというところですね。
それから有機モリブデンっていうのがありますが、こちらはMoS₂を焙焼したMoO₃(3酸化モリブデン)をリン酸エステル系の還元剤で油溶化した深緑色の液体で、摩擦面の熱で無機化して金属モリブデンを生成して減摩作用を発揮するものの様です。(受け売りです)
こちらはオイル等に最近よく使われる様になっとりますね。
で、力盛どんな感じになったのか?
10Kmぐらいしか走ってないので何ともわかりませんが、気持ちエンジン音がちいさくなったかな?(濃ゆいオイルにしたときの方が静かになる感は有り)
高速で頑張ってくれると良いなあ。(笑)
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Posted at
2022/07/20 13:14:17