コレクションホールでホンダのF1RA272(後期)を見たのですが、コックピットに寝っ転がっているキャラメル色の逸物に目が行きました。
今まで何度か見ている車ですが、何となく場違いなゴツい容姿を見て潜水艦なんかに付いとるバルブみたいだけど気がつかなかったなあ。
なんて思ったり。
多分前後のブレーキ力をコントロールするバルブだと思うのですがね。
キャラメルキャップをグリッと回すとリアのブレーキ力が変わるとか・・・・
ブレーキパイプが繋がっとるポートにRとMのキャストマーク。Rはリアかな?Mは何だ???
なんて事が気になり出し・・・
メーカー名らしきRE?L?SEYなんとかというところから調べて見ました。
ネットを徘徊すると見つかりましたよ。
1965年ごろのフォードムスタングに使われていたKELSEY-HAYES製造のプロポーショニングバルブ、これをベースにして作ったアジャスタブルなバルブじゃないかと思われます。Mはマスターシリンダー側ですね。
フォードのバルブは鋳物製ですが272方はブロンズの様です。
ケルシーヘイズのブレーキパーツはコブラやムスタングに採用されていたことから
思うに。
このパーツもリッチーギンサーさんあたりから情報を得て(当時はレース部品と言えばエゲレスという感じだったけど)アメリカ製の部品を組み込んだのでは??なんて・・・
(そう言えばタイヤもグッドイヤーにしたよねえ。)
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Posted at
2022/07/25 15:33:09