ギアケースの構造について整理。
刈払機に装着されているギアケース、基本構造はほとんど同じで操作稈(棒)の外径とドライブシャフトのスプラインサイズが同じであれば使い回しは可能で、純正以外にも交換部品は出ているようです。
内部の構造は写真のようで、分解する場合Cリングを抜き、ケースを100度ぐらいに温めてベアリングを抜くのが簡単なようです。抜く順番はドライブ側のギア(右)をケースをプラハン等で叩いて誘き出す。その後ドリブン側を抜くという順番。
べべルギアの噛み合い調整は部品図にはドライブ側のギアにシム設定があるようですが、わが機には何もなし、ギアケースの寸法だけで合うような設定になっているようです。ギアレシオは14/19で1.36ぐらいに減速しています。
ベアリングはドライブ側が6900の2丁がけで後ろ側がZシール、ドリブン側は天側に626、下(カッタ)側が6000DDU(ラバーシール)となっていました。
グリスアップはケース脇のボルトから行うようになっており、ドライブ側のベアリングからはみ出るぐらいまでが良いようです。
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Day by day | クルマ
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2022/12/28 11:19:38