マーチ12SRフロントサス周りのギシギシ音対策をやっております。
だんだん分かってきたのがフロントサスを支えているサスペンションメンバー(サブフレームとか言っとるやつ)はボディモノコックにラバーブッシュで取り付けられていて路面の振動等でそもそも揺れる構造になっているということ。
なので、車体のどこかに触れていると擦れて音が出ちゃうし、ブッシュがヘタってれば下のステイと擦れるぞっと言う事です。
そもそも、サスメンバーをラバーで車体から浮かす目的は音振(NVH)対策を考えてのことだとは思うのですが、経時的な変化を見切れなかった印象ですねえ。
構造はルノーと一緒に設計したと思われ、ルノーのClioもほとんど同じサスメンバーを使っとる様です。
ついでに脱線ですが、車体構造を見るとエンジンもこのメンバーには取り付いていなく、ボディのサイドメンバーで吊られているといえる感じ。
部品をサブで組み、車体前からガサっと取り付けるのはルノーの文化ですかね?。(笑)
で、我が銀ガエル号、サスメンバーのゴムブッシュのヘタリか?下に取り付くステイとの間隔が詰まって音が出ていたという見立てであります。(ご老体ですからねえ 笑)
対処としてブッシュの周りにラバーのスペーサーを入れてみたわけですが、今度はゴム音が出てラバーが切れてしまうのでは?とかグリスで音が消えるか??
なんて事が気になってきました。
とりあえずスペーサーを外してみると擦れもなく、しばらくは持ちそうであります。シリコングリスを塗ると音は少なくなりました。
こんなことから、方向性が見えてきましたので、応急的ではないゴムスペーサーを考えたいと思います。(物から教わるエンジニアリングであります。笑)
ブログ一覧 |
くるま雑記帳 | 日記
Posted at
2023/01/20 10:34:20