キャブのインシュレーターは、ベークの厚板をガスケットでサンドイッチする形になるのですが、ベーク表面の凸凹がちょいと気になり修正しました。
紙ベークかと考えていたのですが、1990年代ごろのベーク材、粉塵を立てて削るのも気持ち悪いので、灯油を使って湿式研磨。
研磨状況を眺めますと、ベークの成形方法は射出プレス成形かなと思われます。
製品中央上部の白っぽくなった部分からフェノール樹脂を金型に注入しプレス加圧して加熱成形されたようです。なのでフィラー(アスベストかな??)の配向や成形内圧の影響でゲート部や流動端末部が(成形収縮せず)厚くなったような印象であります。丸穴周囲にある小さな丸部は突き出しピン後ですね。
でゴシゴシ削るとこんな模様になったと言う印象。
片面づつの研磨ですから並行面とは成らん訳ですが、0.02〜3ぐらいに治りました。キャブやインテークのばらつきもありますので貼り付けるガスケットで頑張れないかと思っております。(本当かねえ?)
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carburettors | クルマ
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2025/05/24 10:52:54