ガソリン酸化防止剤が到着。
エタノール添加のガソリンが広まっている欧州製でありますから、まあ効果は有るのだろうと思います。最近の車はエタノール添加ガソリンへの対応は出来ている?と言われますが、旧車は備えがなく問題が起こるわけ。
ガソリンの劣化は、エタノールの添加や分解ガソリンに依るものと言え、熱や水分(湿度)の影響でガソリンが酸化劣化しガム質の劣化物を生成したりガソリンタンクや配管を腐食させてしまう不具合なのだそうな。
そこで、酸化防止剤とはどの様な成分が使われているのか気になり、
SDSを探し出し、調べてみました。
SDSを公開しているところはさすがであります。
ケミカルな所は自信がないのですが、グッと堪えて調べますと、CAS No 125643-61-0の3,5-di-tert-butyl-4-hydroxyphenylのようです。抗酸化剤として使用される薬剤で、これにより分解ガソリンやアルコールの酸化を抑えてくれるのだろうと理解しました。
効能はありそうな印象ですね。
そのほか、酸化劣化させる因子を考えますと「熱」「空気酸素」「湿気水分」「光」が挙げられ、この影響を避けられればガス劣化が抑えられるか?という所ですが、
因子対策として出来そうな所は・・・
「湿気水分」:タンクの中に湿度のある空気が入らない様にガレージ環境を整える。
「空気酸素」:なるべく満タンにしておく。
「熱」: 屋外日ざらし駐車はさける(ってバイクぐらいか?)
でしょうかねえ。
半年ぐらいでタンクのガソリンが入れ替わる程度の運用をしていくことが現実的かなあというところが現実的ですかね。
それから関連する?余談なのですが、
長期不動の場合、シリンダの油膜が乾燥してしまう心配も考えられ、始動前に良質なオイルを希釈しスプレーしてみたらどうかと考えています。
え?何使うのかって。
農機やチェインソーに使う無煙のオイル。これを50:1ぐらいでスプレーしたらどうかと考えています。(これは、全くの私見であります 笑)
Posted at 2025/04/18 10:22:45 | |
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