我が12SR、銀ガエル号の電格ミラーの動きがちょっとおかしくなっちゃったのですよ。
ウイィ〜ンウイィ〜ンと、なんかギアが回ってる音が大きくなり、時折りバキッとがググッみたいな、ギアの山飛ばしたか空回りしたかという危険な音もし出したのですよ。
まあ、お年でありますから寿命が近いか??中古を揃えんといかんかなあと考えたのですが、部品を買い込む前にどうなっちょるのかバラしてから判断することにしました。
で、ちょっと話が長くなりそうなので・・・・
ア〜ダコ〜ダは、作業やった時のコツみたいなことを書いてみました。
そのほかは先人の方やり方を参考にしてくださいね。(笑)
ミラーの取り外し方であります。
一般的にはバキッと外すらしいのですが、小心な私としてはチョットおっかないのでヘアドライアーでミラーベースの裏面を温めてからパキッと外しました。
ミラーベースはPP樹脂製なので、まあ、100℃ぐらいの耐熱はあるのですがヘアドライアーで40~50℃ってところです。平らな棒で優しくはずしました。(笑)
エプトシーラー(ゴムのスポンジ)の外し方。
ビリビリとはがっしゃってもいいのですが・・・
ブレーキクリーナーを裏側の糊面にスプレーしてしてから優しく引き剥がしました。
エプトが破れないので達成感はアップするかも?
コネクターです。
ミラーの角度を調整する乳白色の部品には四角なコネクターが2個ついとります。外側にあるタブの下にドライバーを優しく入れ全体を平行に引き上げれば抜けます。
ケースはABS樹脂製なので結構脆いので無理せんほうがよろしいですね。
(油脂類もシリコン以外は使わんほうが良いと思います)
ギアボックスに刺さっているモーター用のコネクターです。
左右に爪がありロックされているのですが、爪を押し込む手立てがなく、チョット無理してはずっしちゃいました。マイナスドライバーで穴を広げて・・・なんてやり方。ちょっとムズイです。
ギアボックスの蓋はクリップ4箇所で嵌め込まれています。シールはブチルです。クリップを持ち上げる為に綿棒の軸を切った棒を挟み込み、ペーパーナイフを合口に入れ蓋を持ち上げました。
で、ブチル、これはシリコンを薄く(接着力に影響がない様に)塗ったカッターの刃で切りました。
ブチルとの格闘に勝利しますと、この様にバラせると思います。
・下左からマブチモーター(懐かしい形ですねえ 笑)モーターの軸には樹脂製の
カップリングが差し込まれていて、これでウォームギアを駆動します。モーター、
ギア共に軸が平らでカプラーが刺さるという感じ。赤線はモーターのセット位置
決め用かな?
・下右が基盤でモーターには平端子が横から刺さります。
(ので、組み立て時は予めモーターに刺しておく)
・中白い樹脂部品がギアケースの中蓋、ウォームギアの軸受とモーターの支えに
なっています。
・上がギアケース下
ウォーム2段で格納動作をします。ギアを見たところ問題になる様な処も無く
一安心ではありますがどこから音が出ていたのか???であります。
ただ、左側の丸部分が回転軸となっていて、スプリングを爪付きワッシャーで
押さえ込んでおり回転角を規制している構造の様です。
しかし、この動きが妙に渋いのですよ。
ソコで、ちょっと無理筋でありますが、スプリングを縮めて軸とケースの間に隙間を作ってチェックしてみました。
ギアケースはミネラル入りナイロン、軸は亜鉛ダイキャストの様です。
隙間を除くと、鋼球が2つケースに嵌め込まれ、軸のベース面には溝が作られていてボールが滑る様な形になっとりました。溝の範囲で回転角度を規制する様です。
しかし泥や砂が入り込んで回転しづらくなっているかんじですねえ。
エアブローやクリーナーで掃除し、シリコンオイルを差すと軽く動く様になりました。
ギアにシリコングリスを付け直し、組み立て後動作チェックをしてみますとウイィ〜ンウイィ〜ンとかバキッとがググッみたいな音はしなくなったので、回転軸周りの動きが悪く音が出ていたのだろうと考えました。
(部品を買い込まず修正できましたので、めでたしめでたしであります。)
Posted at 2023/04/21 11:01:22 | |
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