73°のバルブアングルを持ったエンジンは有ったのか?とりとめもなく妄想。
半球形(ドーム)型燃焼室のバルブは燃焼室に沿ってバルブの傘が位置するのでバルブステムに角度を持ち、これがバルブ角度ってわけでありますが、古い設計なんでありますが、当時はでかいバルブがつくとかを優先しバルブの角度を決めていた様に思います。
で、73°なエンジンが気になったのですが、ググるとBMWのRS54 type253cが73°だったそうです。
ライラックはべェルグマイスターV35を範としていますのでどのくらいだったのか?こちらは判らず。いずれもドイツなのでこの辺りの角度で設計されていたのでしょうかね。
これは、サイドカー用のエンジンだと思います。キャブのワイヤが低くなる様になっとりますねえ。
1960年代のバイクエンジンも半球形が多いように思います。650ccはいらねえと言って出したホンダのヨンハン、調べてみたら85°くらい(INT43°、EXH42°)でかいバルブと回転でパワーを出したってところでしょうかね。ちなみにCRは9.0:1
ジャガーXK3.5l(初期)では70° SSでCRは9:1だったようです。
2バルブでは、でかいバルブがつけられる半球形燃焼室ですが、圧縮比を上げていくと燃焼室が薄いお椀型になってしまい燃焼速度が稼げないとか、S/V比が悪くなるとかで使われなくなって来たのが70年末ぐらいからでしょうか?
まだこれにしがみついているところは、ツインプラグにしてみたり、バスタブをくっつけてみたりしているわけなんでしょうね。
我がエンジンもここら辺に落ち着かせたいと苦労しております。
Posted at 2019/06/26 10:59:48 | |
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